【ベーコンチーズバーガー】 三軒茶屋にてスーパースター的な存在感を放つ、人気と実力を兼ね備えたアメリカンダイナー。2002年 OPEN。 代官山「BLACOWS」とか、表参道「FELLOWS」とか、両国「シェイクツリー」とか。この手のハンバーガーって挙げたらキリがないし、どれも旨いんですけど…。 断言します。自分の中ではココが1番。 「ハウスメイドベーコンチーズバーガー」は、ホームフライ・コールスロー・1ドリンクつきのセットで1,080円。 「ベーコンチーズバーガー」は、“完全無欠”を地でいくココの看板メニュー。 肉汁あふれる「パティ」は、肉がみっちり詰まっていてボリューム満点。確かな噛みごたえはありつつも、ストレスを感じるかたさはありません。 「バンズ」は、強からず弱からずの味・香りがいい。絶妙な“しなやかさ”があり、中央の具材にしっかりフィットしてくれます。 正直、パティ・バンズ・チーズの3点だけでも充分すぎるほど旨いんですけど、まだまだ序の口。 カリッと焼かれた「自家製ベーコン」は、もはやベーコンの域を超越した肉々しさ。ハンバーガー全体のパワーを着実に底上げしてくれます。 さらに、野菜を2日間かけて煮込んだ「特製ケチャップ」。市販のケチャップより旨口です。量をイけばイっただけ旨くなる。 フレッシュな野菜に具材として最低限の存在感はあるんですけど、それをねじ伏せんばかりに“肉”の主張が強烈。 味もさることながら、量的な満足感もバッチリです。 ドレッシングがしっかりなじんだ「コールスロー」も旨いし、見るからにホクホクな「ホームフライ」もアゲてくれます。 ただ。自分は“旨さ”だけでココを1番だと言っているワケじゃないんです。 理由は他にあります。アレですね。ルカワが田岡監督の誘いを蹴って、湘北への進学を決めた理由と同じ。そう。 「近いから」 ココまで徒歩数分なので。ディナーとか週末とか、混み合う時間帯を完全に避けても、自分には入店チャンスがいくらでもあるんです。 並ぶことなく、行列に急かされることなく、このクオリティをゆったりと味わえる。最高。 しかも。同じ内容のセットは夜だと1,550円。“ランチ”なだけで、約500円も安くなるんです。コレを活用できる環境にいるのは、デカい。 基本、旨い店は好きなんですけど。“並ばなきゃいけない店”とか“自分のタイミングで予約がとれない店”は、どれだけ旨くても嫌い。 つまり、自分の中では“旨いのに並ぶ必要も予約とる必要もない店”が最強なんですよね。そういう店のひとつがココ。 アクセスは。三軒茶屋駅から茶沢通りを下北沢方面へまっすぐ⇒デカいゴリラがいるビルの前の小さな交差点を左折⇒しばらく歩けば右手に見えてきます。 グルメじゃないブログ「しょくいんしつ」 http://eaters-room.blog.jp/archives/25639728.html