【しろ】 店主の藤井龍成氏は、もつ焼きの殿堂「秋元屋」出身。悶絶レベルのクオリティを激安価格で楽しめる、とにかく素晴らしい店です。 場所は沼袋駅・北口の路地裏。商店街のメインストリートにある八百屋?果物屋?の脇道を入ったところです。2010年3月 OPEN。 もちろん「しろ」からのスタート。見ての通り、この「しろ」がココのクオリティの高さを雄弁に物語っています。 もう…ブリンブリンで、ジューシーで、ピッチピチで。ハンパない。こんなに“ごちそう”オーラを漂わせる「しろ」、そうそう出会えないですね。 しかも、1本たったの110円っていう。パーフェクトでしょ。110円の使い道で、コレ以上のモノってあるのかな? 「もつ煮込み」は、プリプリの“しろ”を中心にモツてんこ盛り。煮汁がスッキリしていてモツを強めに感じるけど、素材がいいので無論おいしい。コレで350円は激安。 「トマト肉巻き」は1本180円。グジュっと広がるトマトの甘さ&サイズ感、豚バラのカリカリ感&適切な塩、完璧なバランスです。 「はらみ」は1本110円。間違いなく旨かったんでしょうけど、飲みすぎてあんまり覚えていません。「ぎんなん」も記憶ナシ。この日のおすすめ? 酒は「赤星(サッポロラガー)」から「梅割り(キンミヤ)」へ。卓上のシロップで、梅以外の味も好き勝手に楽しめます。 ココまでは記憶していますが、「梅割り」を何杯イッたかはまるで覚えていません。だって、超旨くて超安いんだもん。飲むよ、限界まで。 ちなみに、ココが「秋元屋」の流れを汲む店だと知ったのは、今朝。知っていたら、“味噌ダレ”をスルーなんていう暴挙には出なかった。 というワケで、またかならずお邪魔します。正直、2016年の春頃から仕事漬けでして。日常から外れた街で飲む気力がないんですけど。 そんな自分でさえ骨抜きになってしまった、スーパー・ミラクル・もつ焼き屋です。 グルメじゃないブログ「しょくいんしつ」 #名酒場クロニクル