●特製キノコノベジソバ:1,000円 ラーメン──と言っていいのか,これは!? ノムさんのレビューに,キノコ好きの私が,いてもたってもいられず,矢も盾もたまらず,レビューのあがったその日に訪問。 「私の運命の相手はキミだ!」みたいな直感。 場所は判りやすい(割に私は迷ったが)東京メトロの麹町駅3番出口をあがってすぐのところ。 パッと見,カヘバー(発音できない)に見えないこともない。 ガラス張りの,そんなオサレ(発音できない)な店の入口を入った右手に券売機がある(券売機があるような店構えではないので,違和感満載)。 私がチケットを買っている間に,キレイなお姉さんが席に水を用意してくれていたので,お姉さんにチケットを渡して着座。 店に着いたのは19時。 その段階での先客は2名。 ワクワクしながら,オーダーした「特製キノコノベジソバ」(玉子が食べたかったのさ)を待つ。 そして供されたのが画像のとおりで,ノムさんや他の方々の画像を観ていたにも関わらず──絶句。 フレンチかと見まがうほどのラーメン。 スープ(見た目からしても“汁”だなんて呼べない)がなく,皿に盛ってあったとしたら,フレンチのサラダだ。 まず,スープをひと口。 月影千草もビックリ!というほど白目を剥く。 「ラーメン──と言っていいのか,これは!?」 やはりラーメンの“汁”ではなく,キノコの“スープ”。 スープもキノコ。 細く切られた平打ちの麺もキノコ。 具の上にかかったピューレもキノコ。 ブラック・ジャックとピノコ。 アッチョンブリケ! これはもうラーメンの域は超越している。 「キノコラーメン」ではなく「マッシュルーム・スープ・ヌードル」だ。 カウンターの中に店員さんがいるんだが,その方と私の,辞去間際の会話。 「ごちそうさまでした。すごく美味しかったです」 「ありがとうございます。こんなにキレイに食べていただいて……」 ──というほど完食(私は腹を空かせた安達祐実か!?というくらい)。 まあ,味覚は千差万別で,人によって合う合わないはあるものの,現段階での私の2014年のラーメン・ランキングのトップは,この『ソラノイロ salt&mushroom』で決まり。 細かい分析も,美辞麗句もなく,ただ──美味い。 ノムさんをはじめ,多くの方々が褒めるのも判る。そして感謝。 ありがとうございました。 麹町『ソラノイロ salt&mushroom』にて(2014/06/09)。 #ラーメン