Tomohiro Imaizumi

Tomohiro ImaizumiさんのMy best 2021

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大阪府

定食

Tomohiro Imaizumi

以前から気になっていた堺の名物朝食スポット、ゲコ亭さんへ! 真夏の朝に訪問したため入店時は食欲も落ち気味でしたが、テーブルの上に並んだ美味しそうな小皿たちを見て一気に食欲が回復! こちらのお店は並んだ小鉢から好きなものを取って会計するシステム。 お刺身から焼き魚、煮物に焼き物、冷奴、漬物などなど種類も豊富、目の前で調理する風景も見られるので本当に迷いますね。 そして一般的な「小鉢」や「小皿」のサイズよりは一回りくらい全体的に多いような気がしました。 魚の切り身やフライの数、朝食サイズではない気が(汗) 今回は鰹の刺身にナスの煮物、焼き立て卵焼きにしじみ汁をいただきました。 煮物はしっかり味がしゅんでいて、卵焼きも程よい甘さの味付け。 肝心のご飯は、固さもツヤもよくおかずにあわせるには最高のコンディションに炊きあがっておりました。 卓上にはでかいやかんに入った麦茶、両手で持たないといけないくらいデカい。 ちょっと雑な感じもしつつ、こういうところにも町人の風情があって魅力を感じるんですよねー ご飯もおかずも、どれを選んでもアタリですね、次は違う組み合わせを試す楽しみがあるのもよし。 今回この店に期待がために堺に宿を取りましたが、梅田やなんばにいても朝早く起きて来たくなるような素敵なお店だなと思いました! 次回の関西訪問でまたお邪魔したいと思います、ごちそうさまでした!

2

東京都

ラーメン

Tomohiro Imaizumi

ミシュランのガイドブックに載っていることで有名な小池さん。 個人的にはあまりこの手の情報は信用していなかったのですが、食べてみて納得でした。 ラーメンは見た目こそシンプルですが、まず煮干しベースのスープがすごい。 なんというか、勝手にレンゲが進むとはこのことなのだなと初めてわかりました。 普通のラーメンは食べていくうちにしょっぱくてスープを飲もうとしなくなるんですが、ここのスープは出汁の奥深さと、喧嘩しない醤油の塩加減が絶妙なんです。 そこにストレート細麺の食感が良いテンポを作ってくれます、このバランスはすごいですね。 レアチャーシューは薄く柔らかく、スープや麺との相性は抜群。 熱が伝わり着丼からどんどん色が変わっていくので、段階的に食べることで少しずつ硬さが出たりするのがまた楽しいのです。 そしてここに来たら食べたい和え麺、店内のポップにも必ず食べてほしいという触れ込みで書かれておりました。 こちらも正直量がきつくなるだろうしやめておこうと思いました。 しかし食べてみてびっくり、これはもうメインとして出すべきなのではと思うほど、完成された一杯! 少なくとも普通の意味での「替え玉」ではないです。 独特の味付けと油が絡んでいて、スープに浸っていない麺はよりぱつぱつ感が楽しいです。 ラーメンの方のスープも残していましたが、美味しすぎて合わせるための麺を残せなかったですね(汗) 日曜日の夜、開店5分前に行ったのですが、意外にもファーストロットで食べられました。 タイミングにもよりますがガイドブックが出た後は穴場の時間もあるかもなので、一訪の価値ある名店です!

3

神奈川県

おでん

Tomohiro Imaizumi

先日のRettyユーザーOFF会で教えて頂き気になっていたこちらのお店。 なんとなくおでんといえば白だしのイメージですが、こちらは黒いお出汁のおでんで具も全体的に濃い色に染まっています。 しかし味は見た目に反してあっさりかつ旨味があり、醤油ベースでちょっと酸味も効いた感じの独特な味です。 このお店の嬉しいところは、おでんとお刺身が1人前セットで頂けること。 セットにはたまご、さつまあげ、ちくわぶ、つみれ、お豆腐が入っているので、迷う人はとりあえずこれを頼んで、食べながら考えるのが良いでしょう。 どれも美味しかったのですが、特に気に入ったのはイワシのつみれですねー。 とても細かく身がすりつぶされていて、そのぶんきっちり身が詰まっており、軽く一口食べただけで口の中にいわしの風味が行き渡ります。 本当に美味しいおでんはバクバク食べるものではないんですね、ちびちびとゆっくり味わいながら食べるものなんですね... あとはたまごもどこか印象的で、半熟ともゆで卵とも違った食感と出汁の染み具合が絶妙です。 どうやらこの卵は茹でる前から事前に出汁につけ置きしておくようで、この手間が味にしっかりと出ているということなのでしょう。 もちろん足りなって追加オーダー、まずはロールキャベツ。 ロールキャベツはなんとなく肉が主役のイメージがありますが、ここのロールキャベツはキャベツ、そして出汁が主役。 柔らかく煮込まれたキャベツの葉からは、かじるたびじわじわと出汁が溢れ出てきます。 キャベツの甘みが、ちょっと酸味のある出汁にすごくよくあっています。 逆に中の肉はアクセント程度ですね、もちろんこちらも美味です。 また季節物でたけのこをいただきましたが、こちらも新鮮で春の香りがする柔らかい筍を使っておられました。 これにはお酒も進んでしまいます... お店の中も、席が杉のテーブルだったり、食器一つ一つにお店のロゴであるカブが描かれていたりと大変素敵でした。 ちなみにカウンターの上にあるのれんに書れた「成田」「川尻」などの名前は、このお店が古くから三峰講という三峰神社にお参りに行く際の付き人として付き合いのある方のお名前なのだとかで、こうしたお話をご高齢の店主から聞くことができました。 なんでもかなりのバリエーションがあるらしく、しかも数十年使い続けているにもかかわらずかなりきれいに保存されており、毎月変わるらしいのでこういったポイントもぜひ見て楽しんでほしいと思うところです。

4

東京都

鉄板焼き

Tomohiro Imaizumi

ここの創作料理はどれもアタリ! 知人と定期的に通っているほど。 特にテーブルには載っていない限定メニューがいつも楽しみです。 [馬車に乗ったモッツァレラ] 私や知人の中でのMVP! 名前からは想像しづらいですが、薄いトーストでモッツァレラチーズを挟んで焼いているんですね。 トーストがかなり薄くサクサクに焼かれていて、これがめちゃくちゃ美味いんです! 鉄板焼きをしているはずですが、どちらかというと揚げてるように感じます。 チーズトーストとスナック菓子のいいとこ取りのような感じで、中毒性があります、これはぜひ頼んでみてください。 [お通しの長芋そうめん] だしとトビコでシンプルに味付けされた一皿。 ちょっとピリ辛で大葉の香りが良いアクセント、針しょうがならぬ針長芋という感じです。 [やき焼きサバのポテサラ] 鯖の香ばしい香りに旨味が染みた脂と塩味、それに芋の甘味がよく合います。 なかなか他では食べられない組み合わせではないかなと思います。 ポテトも濃厚ですが後から香ばしさが追いかけてきて独特な味わいを醸し出します。 [ぶりぶり大根] 臭みのない新鮮で脂のったブリと、みずみずしい大根を組み合わせたシンプルな一品。 大根は漬物となっており、塩加減が程よくしょうゆなども要りません。 [春キャベツのアンチョビ炒め] こちらも季節モノの春キャベツソテー。 アンチョビで出る塩味が、キャベツの甘さを引き立てて優しい味です。 シンプルでありながら、柔らかい部分だけを使うなど丁寧に作られていて、本当にお酒が進みます。 [お好み焼き] 小麦粉ではなく長芋でできており、表面はクリーミーかつ中はとてもふわふわ柔らかいです。 でも名前は「長芋焼き」ではなく [お酒] いろいろありますが、クラフトビールが特にイチオシのようで、箕面ビールや宮崎ひでじなどがあります。 日本酒も新政酒造のNo.6が置いてあったりと、お酒にもかなりこだわりがあるようです。 この他にもいろいろ頂いたのですが長くなるのでここまでで(汗) 全体的に、和食の基本である素材の味を活かしつつ独創性のあるものばかりです、これからも通い続けようと思います。

5

千葉県

ラーメン

Tomohiro Imaizumi

4年ぶりに訪問しましたが、のじじ流のガツンとした煮干しラーメンが変わらず健在でした! いわゆるニボ系ラーメンですが、ここのは濃さとパンチが違います。 ラーメンはいくつか種類があるのですが、メニューには「HARD」や「EX-HARD」などの文字があり、さらには「多少エグミがあります」との注意書きまで。 今回はHARDに加え、名物のニボバタご飯をオーダー。 ニボバタご飯とはその名の通り、なんと煮干し入りバターとチャーシューを混ぜ混ぜして食べるオリジナルライス。 温かいご飯から香るまろやかなバターの香りと、ひき締まった煮干しの香りの組み合わせはここでしか食べられません。 肝心のラーメンは、一口すすればこれでもかというほど溶け込んだ煮干しが口の中に押し寄せてきます。 それでいて後味はさっぱりで、どんどんすすりたくなる不思議な味。 レアチャーのレア具合も完璧で、非入荷の煮干しスープにまろやかさを与える大事な役割を果たしています。 極太メンマもスープのパンチに負けない美味しさで、個人的にはトッピングで玉ねぎを加えるとさらに味と香りに刺激が加わるのでおすすめです。 煮干し系で有名な店はいくつかありますが、のじじRさんのは作りが丁寧で一番好きですね。 北柏というやや郊外にありながらこれだけ長く愛され続けているのも納得です。 ちなみに店舗の世界観はまるでNINTENDOのゲームのような感じで、フォントやメニュー名、ハート型のバターなどに感じられます。 こういう遊び心があるのもかなり好きなポイントですね。