Masaru Yoshizawa

Masaru YoshizawaさんのMy best 2017

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1

東京都

フランス料理

Masaru Yoshizawa

「美食の王様」こと来栖けい氏のお店。 一休で予約ができたのでスペシャリテ「ボニュ焼き」を含め料理6品、デザート2品のコースをランチでオーダー。 店のコンセプトが、「できるだけ素材の味を引き出す」と言うことで、ブイヨンや生クリームなどを一切加えることなく、極力水と塩だけを加えて丁寧に調理をする。 今までのレストランが追求している美味しさとは別の定義づけをしている孤高の存在なのではないかと。 オマールエビを一匹焼き上げてそのままミキサーにかけたビスクは塩と水しか加えていないのに、焼いたエビを食べるよりも濃厚にエビを感じる。 ホワイトアスパラやキノコなど、どの料理も、発想と技術でここまで素材の味を引き出せるのかと驚かされたが、みなと牛の肩ロースを6時間掛けて焼き上げた「ボニュ焼き」は今まで食べた肉の中で、一番旨いと思えるほど異次元の味わい。 生クリームを加えず水とカカオだけで作った水チョコや卵白主体のプリンなどの絶妙な配合の技術でギリギリ形を保っているようなデザートも絶品。 料理とメニューのタイトルと料理のコンセプトを表したお皿が三位一体になって物語を紡ぎ出しています。 来栖さんが丁寧に「あえてこの料理を出す理由」をレクチャーしてくださるのも楽しく、@30000円もリーズナブルに思えるほど。 再訪時には別の料理をそれぞれ提案してくれるようなので定期的に通いたいなと。 今までのお店とは違った美味しさを感じたい方にオススメのお店です。

2

京都府

日本料理

Masaru Yoshizawa

祇園の炭火割烹。京都出張際に一人で訪問。 すべての料理に炭火の炙りが入るのが特徴。 京懐石は大体味の予測がつくし東京にも良い店もあるからとあまり期待していなかったが、さにあらず。 スッポン、鮎、アワビ、水ナスの雲丹添え、鱧、伊勢海老のお吸い物、生とり貝、ホタテ、タコ、アスパラ、カニ、車海老とどれも炭火の香りが引き立つ絶妙な火加減。 特にメインの中から選んだスッポンと鮎の炭火焼は、それをチョイスした自分を褒めてあげたいほど美味。 スッポンは雑炊も絶品で今までわざわざカメなんか食う意味あるのかなと思ってたけどこんなに美味いものだったとは。 今回は仕事のついでに来ましたが、次はここに来るために京都に来ようと思うほど、全力でオススメしたいお店です。

3

東京都

フランス料理

Masaru Yoshizawa

神宮前にある予約が最も難しいフレンチの一つと言われるお店。 ランチで訪問しディナーコース11皿を予約しておきました。 料理はエスプーマを上手く使った遊び心の詰まったビジュアルも味も完璧なお皿の数々。 それよりも記憶に残ったのは、オープンキッチンでそれらを作っている光景を見るのがとても楽しいこと。 帰りがけにお客さんたちが次の予約を入れている姿も納得の居心地最高のお店です。

4

東京都

フランス料理

Masaru Yoshizawa

南青山の超人気フレンチ。 姉妹店のラボンヌターブルが好きなので、いつかはこちらにもと思っていたところなんとかランチの予約をゲット。 せっかくの機会だからこのお店の全力を見せていただこうとランチタイムであったがディナーコースをオーダー。 周りを見ると同じようにディナーコースの方がチラホラとおりました。 料理はラボンヌターブル同様、一口口に運んだ瞬間ここは「これは美味しいやつだ」と確信するお味。 どの料理も斬新な調理法に感動すら覚えます。 定点観測と名付けられた、季節ごとに味の変化すると言われるカブのローストは絶品ですね。 最後はフレンチのお店なのに抹茶を立てて下さるのだが、そのためにスタッフ全員毎月お茶のお稽古に行っているとのこと。 フレンチなのに賑やかでホスピタリティも抜群の居心地の良いお店。予約困難な理由がわかりました。

5

東京都

イタリア料理

Masaru Yoshizawa

代官山の超人気イタリアン。 薪で肉を焼くというのが売りのお店です。 なかなか予約が取れないという噂の中、facebookで週末のランチにキャンセルが出たとのお店の書き込みを見てその場で予約、翌日に訪問。 前菜2、パスタ2、メイン、デザートという構成のうちメインを牛肉にしたコースをチョイス。 どの皿も美しく美味しいが、特に炭ではなくあえて薪で焼くなど肉へのこだわりが感じられ、ステーキと追加でオーダーした一週間手間隙をかけたというボロネーゼが絶品です。 小さなお店でシェフたちとの距離感も近く居心地のよいお店でまた行くことを決意しました。

6

東京都

焼肉

Masaru Yoshizawa

西麻布にある、うしごろグループの肉割烹。 京都の三芳のようなカウンターで少量多皿の肉料理を出すスタイルは、焼肉だと途中で飽きてしまう私には大好きなスタイル。 肉質はもちろん、お腹一杯と言うとわざわざステーキを切り分けたうえ牛丼の具まで足してくれてお弁当にしてくれるホスピタリティは満点でした。 あまり同じ店には行かないけど、ここは再訪決定です。

7

東京都

割烹・小料理屋

Masaru Yoshizawa

神楽坂の人気割烹石川グループの中では最もカジュアルラインのお店。石かわ、虎白が3つ星で、こちらは2つ星だそう。 お客様に連れられて二人で訪問。 フグの白子やスッポンなどの食材をシンプルな味付けながら素材の旨みを引き出す素晴らしいお店。 土鍋の米がツヤツヤでノドグロ煮付けとマッチ、最後はカレーというのがいい。 決して安くはないですがこの料金は破格だと思います。 頂いた抹茶のババロアのお土産も絶品でした。 若き大将の心遣いも心地よく、何度も通おうと心に決めた良いお店です。

8

東京都

イタリア料理

Masaru Yoshizawa

南青山にあるサローネグループの人気イタリアン。 ランチ二人で訪問。店の装飾のコンセプトは「イタリア人が見た日本」だそうで。 店の名前である「小さな劇場」の通り、月ごとのテーマに即した小さなポーションのお皿が一つのストーリーを紡ぎ出す。 今月のテーマは「イタリアの屋台料理」。イタリアのソウルフードとも言える料理をサローネ風にアレンジして提供される。 その料理はさすがサローネグループ。どの皿も美しく美味しい。 ランチはディナーと同じ料理がリーズナブルに頂けるようで、この料理が8500円(税サ別)はとても満足度が高く、定期的に通いたいお店です。

9

東京都

そば(蕎麦)

Masaru Yoshizawa

元ジョエルロブション総料理長渡辺シェフが下町浅草に構えたフレンチ。 雷おこしを使うなど地元浅草を強く意識した料理は賛否両論あるようだが、私は楽しくて美味しくて大満足。 シェフの応対も素敵で居心地がよく定期的に伺おうと心に決めたお店です。

10

静岡県

ホテル

Masaru Yoshizawa

土肥温泉の隠れ家的ホテル。 食事は、西伊豆産の食材を活用したフレンチ。 「最初の一皿が美味ければ、コース全て美味しいの法則」の通り、新玉ねぎのカクテルがコンソメオマールの香り豊かで玉ねぎの甘さとアイスの冷たさがマッチした絶品。 その後の駿河産の赤座海老を鮑のサラダや「静岡育ち」という名の和牛、赤ムツのお造り、鰆のクルート焼き、鯛飯、デザートの紅ほっぺスープ仕立てなど全てのお皿が地元産の食材の魅力を大いに引き出しています。 ホテルとしてのクオリティも高いですが、グランバッハクレッシェンドと同様ご飯を食べるのを目的に泊まりに来る価値のある宿でした。