新年最初の投稿は、銀座を代表するグランメゾンの、銀座レカン! 昨年のクリスマスイブのランチで訪れました。 場所は銀座四丁目交差点からすぐ、銀座三越の前に建つミキモトビルの地下。まさに、銀座のド真ん中です。 ビルは同じですが、入口はこの店専用で別になっています。入口にはドアマンがいて、地下のお店にすかさず連絡を取ってくれました。 店内は思ったよりもこじんまりとしていて、8組分のテーブルがセットされており、他に奥に個室もあるようです。 我々は3人だったので、他のテーブルとは少し離れた半個室的なポジションにセットされたテーブル。なんかちょっと得した気分…(^^) 内装はシャンパンカラーで統一されており、天井に煌めくシャンデリアもシャンパンの泡が集まったような面白い形をしています。 乾杯ドリンクは、車で来ていたので、ノンアルで。ジンジャーエールをいただきます。 妻もジンジャーエール、娘はピーチジュースをチョイス。 ドリンクの写真を撮っていたら、「こうやってスマホを逆にして撮るとシャンデリアがバックに入って映えますよ~」とスタッフの方が教えてくれました(^^) ちなみに、グラスは水のグラスも含め、全てバカラです。さすがですね では、コース(9900円)の始まりです。 ■アミューズブーシュ 小さいながらもいろいろな具材が詰まった、宝石箱のような一品。 お皿の模様は、レカンの「L」を象ったものなんだとか。 ■パン ライ麦パンと、フランスパン風に焼き上げた小さなパン バターが、若干塩気強めながら美味しい! ■前菜 寒鰤と活帆立貝 ビーツのアスピック ケールのサラダ ビーツとベーコンのヴィネグレット ビーツのコンソメをゼリー状に固めてあり、中に埋め込まれているのが寒鰤と帆立貝。もう見た目が美しい! ■魚料理 鮟鱇のカダイフ ジュドブイヤベース カダイフとは、細い麺のこと。この麺で鮟鱇を巻いて揚げているという手の込んだ料理です。 後からブイヤベースを注いでくれるパフォーマンス。 ■パン 全粒粉のパン、赤ワインのパン、クルミのパン この日出されたパンの中では、赤ワインのパンが一番お気に入り。ほんのりと感じる赤ワインの香りが素晴らしい。 ■肉料理 岩手県産いわい鶏のバロティーヌ きのこのカプチーノと赤ワインソース バロティーヌの断面がとても綺麗。そして、もはやキノコが主役を凌ぐほどの存在感を示していました。 ■季節のデザート 目の前でフランベしてくれて、ゆらゆらと揺らめく炎。ここでもしっかりとパフォーマンス。 ■カフェ コーヒーは、無くなるとすぐにおかわりを注いでくれました。 ■ミニャルディーズ 最後に登場した、特注したというミニャルディーズを入れる宝石箱。あちこちの扉が開き、お好きなものをどうぞと。遠慮なく14種類全部いただきました。 最後の最後まで、驚きと遊び心を忘れないお店です。 基本的には正統派のフレンチだと思いますが、いろいろと工夫されていて、とにかく客を驚かせ楽しませてくれます。 味だけでなく、気軽にフランクに接してくれるサービスも、さすが由緒正しき名店と言われるだけのことはあるなぁと感じました。 素敵なクリスマスイブになりました(^^) #フレンチ #グランメゾン