素敵なリストランテを展開しているサローネグループの旗艦店・サローネ東京! 東京ミッドタウン日比谷にオープンしてから2年弱。クリスマスランチその2ということで、お邪魔してきました。 前から行きたかったお店なので、期待大。ウキウキ♪ 店内は、このご時世なので全席がグループ単位に衝立で区切られていて、半個室状態になっていました。 消毒、検温、手袋、マスクケース… できる限りの対策が取られています。 アンダープレートの上に置かれた封筒は、男性は白で、女性はピンク色。中には、メニューが入っていました。 全5品で、税・サ込で7260円のコース。 ■茹でタコ 2018 / シチリア 72度で4分、柔らかくも歯切れのよい特徴的な食感に火入れ。 上にはアサリ出汁のエスプーマに、仕上げにオレンジの香りのオリーブオイル。 この店の有名なスペシャリテで、とても気になっていた一品。 エスプーマのふわふわな口触りと、プルプルな蛸の食感がクセになります。 ■甘海老 フォアグラ ブリオッシュ 甘みと旨味を引き立てた甘海老へ、フォアグラとブリオッシュを重ねてケーキの様に仕立て。 苦味のある味わいが特徴のイタリアの冬野菜”ラディッキオプレコーチェ”のサラダ、爽やかな味わいのレモンクリームと共に。 内側が金ピカに輝くボウル状の器で登場。カラフルで華やかなビジュアルですが、どうやっても自分が映り込んでしまうので、モザイク加工しておきましたw もっちりした甘海老を取り巻く、様々な味わいや食感。 ■パン シェフ自らが「シチリアで修業した時に現地で一番トリコになった食材」と紹介しながら注いでくれた、ロレンツォのエキストラヴァージンオリーブオイル№1を付けながら。普段使っているオリーブオイルとは違い、濃厚で、高級感のある香りと風味が際立っていました。 おかわりの際には、今度は№3のオイルを持ってきてくれましたが、こちらはさらっとしていてクセのない味わいでした。 ■浅草開化楼 カラヒグ麺 トンナレッリ・鮟鱇・サフラン サローネグループ総料理長と浅草開花楼のコラボによって産み出された「低加水パスタフレスカ」。ソースとよく絡み、弾力のある食感と歯切れの良さが特徴。 鮟鱇のラグーソースに、ケッパー・イアTリアンパセリ・ドライトマトの組み合わせ。添えたサフランの香りの泡を味の変化に使って。 浅草開花楼がパスタも作っているとは驚きました。 もっちり麺に、複雑な味わいが絡み合って、非常に美味でした♪ ■仔羊のデグスタッツィオーネ 仔羊の色々な部位を様々な調理法で。 ・ロースは、ファンネルシードの香り。 ・肩ロースは、ストウファート(蒸し煮)に。下には、ポレンタゴルゴンゾーラ。 ・フィレ肉は、さっと湯通ししてから、苦みのある野菜ラディッキオと合わせて。バーニャカウダソースで。 ・胸腺は、ソテーしてマスタードと。上には、イタリアンパセリ。 ・バラ肉は、ロール状にして香草と共にローストへ。 部位でこんなにも、味わいや食感が違うとは。添えられた甘酸っぱい紫キャベツで、口の中をリセットしつつ。 ■白いティラミス ティラミス発祥の地、ヴェネト州トレヴィーゾの伝統的なティラミスを再現。 上からは、エスプレッソの香りの白いパウダーをかけている。 新潟県産”ル レクチェ”と洋梨のソテー、ゴルゴンゾーラのジェラート、生ピスタチオとチョコレート。爽やかな酸味にフランボワーズのジャムをアクセントに。 出来立てのマスカルポーネクリームと共に。 今度は、外側が金ピカに輝くボウル状の器でした。 自分の知っているティラミスとは全然違うティラミス。 ■食後のカフェ ■小菓子 ・シチリアの伝統的な焼き菓子ピッツェコッティ。アーモンドパウダーにレモンの香りを加えたソフトな食感のクッキー。 ・サラミチョコレート。中にヘーゼルナッツとフェンネルシードのスパイシーな香りのアクセント。 ・ブルティマボーニ。メレンゲベースにアーモンドとヘーゼルナッツの香りとカリッとしたクッキー。 一品一品に細かく料理法を記載した紙をもらえるので、レビュー書く時に助かります 最後には、サローネグループ恒例?の、写真入りの紙もいただき、シェフがまた挨拶に。 料理はどれも独創的で凝っていて、とても美味しかったです。 器も豪華ですし、サービスも洗練されていて、さすがサローネ!とリッチな気分に浸れました(^^) #イタリアン