石巻の食猟師小野寺さんの真鴨が入荷したとのことで、盛岡の『Ristorante SHIKAZAWA』へ。 真鴨をメインに据えた、他のお客さんとは違うコース。そのためメニューは無し。 まずはホワイトアスパラガスのAntipasto(前菜)。岩手県二戸市浄法寺町の馬場園芸で作られた国産としては珍しい冬採りホワイトアスパラガス。独特の苦味は控えめで甘さが強い。生とフリットの両方を味わえた。 生は根元の方と先とで別物のように感じられておもしろい。 甘海老や3種類の大根との相性も楽しめた。 続いてPrimo piatto。シェフがまかない以外では数年ぶりに作ったという「普通の」パスタ。山田町産の牡蠣がたっぷりで全然普通ではない。 そしてSecondo piatto(メイン)の真鴨。 胸肉のソテーは焼き上げるのではなく、南部鉄器の輻射熱を使ってじっくり火入れ。 腿肉のコンフィや、血のソース、砂肝、レバーなど余すところなく使っていて、いろいろ味わえて楽しい。 Dolce(デザート)はティラミス。