Kameyama Kenichiro

Kameyama Kenichiroさんの My best 2015

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静岡県

旅館

Kameyama Kenichiro

丁度腰の手術後の湯治を兼ねて記念すべき400投稿目は私の大好きな  東伊豆河津・峰温泉の玉峰館からお伝えします この大正15年から続く老舗高級旅館は2013年に玄関と櫓から噴煙を上げる源泉と趣のある門構えや建物、一部の大浴場のみ残して、新しく離れや浴場棟、日本庭園を新設して大改装 古きよきものとモダンなエッセンスをコンセプトにリニュアルオープンしました また、こちらは全く異業種のGMOクリック証券グループが初めて温泉旅館の再生事業に手を付けたことでも当時話題になりました ターゲットは女性客! リニューアルされた年の初秋の2013年、さらに翌年と毎年の再逗留ですが-先ずは夕食編からお伝えしていきます こちらの楽しみの大きな部分を占めるのが素晴らしいお食事! 日本料理の「なだ万」などで腕を磨き、神楽坂「來経」で料理長を務めた、立石真平シェフが従来の旅館の食事の常識を破り工夫を凝らしたコース料理で迎えてくれます 宿泊客自身が好みの魚料理や肉料理を予約時ではなく、その場で各一品ずつ選べるプリフィックス方式を採用 好みに応じて調理法も変え、自分だけのおもてなしを味わえると言ったら言い過ぎか?   先付けは秋野菜のMEGUMI柔らか葛豆腐 トマトソースの味わいに秋野菜とカニに葛豆腐のコラボが絶妙   前菜は六感で楽しむ初秋のART まぐろやヒラメを使った前菜 ソースが抜群 それにサイドにはワイングラスに入った淡い酸味のあるジュレに貝とキャビアが不思議な甘みと旨味を添えてくれます これらに合うお酒は?迷いましたが 最近はパリの三ツ星レストランでも大人気の【醸し人九平次】の大吟醸 錫の容器に入ってワイングラスで香りと一緒に賞味します お椀は静岡名物の黒はんぺんを使ったオマージュ 焼きネギがお出汁に染みていいお味 お造りは新鮮な秋鯖とハタに戻りかつおをこちらの名物:チーズ風味の少しする特別な刺身醤油で味わいますがこれがお刺身に合いお魚の味を引き立ててくれ とっても旨いのです!もちろん普通の刺身醤油でもいただけます 次のメインの魚料理は3種類から選択しますが、私は稲取産の金目鯛 相方は伊東産の新鮮なカマスを使ったもの 金目鯛はイタリアンでもいただいたようなソースでコクがあります またカマスはお野菜たっぷりの餡がかかってあっさりした中に魚の旨みが味わえます メインのお肉料理も3種類から選択 柔らかい和牛ひれ肉は焼き野菜がサイドに添えられレモンと岩塩でいただきます 京鴨はキノコソースに焼き野菜がサイドでそえられています 一緒に味わうトリュフ入りのオカラの和えものは初めて味わう不思議なお料理です お食事はつや姫で炊かれた焼き秋刀魚ごはんを、赤出汁となす・胡瓜・蕪などのお新香とともに 残ったご飯はおにぎりにしてくれ熱いお出汁と共にお部屋に夜食でお茶漬けも デザートは巨峰とゆずのゼリー かなりのお料理やその味付けが今まで味わったことのない新鮮な感じがします また素材の持つ旨みや甘みが堪能でき、器もそれぞれのお料理にあった素朴で斬新なものが使われます これを味わう為ににわざわざ河津まで来ているとも言えますが、立石シェフのお料理には一品々々が感動と驚きの連続です!! 食後はお隣の蔵作りのバーで持参したジョン・ピッツエアリのボーカルとケニーバレルのギターのCDを掛けてもらいながら更けゆく秋の夜を楽しみます # 古きものと新しき居心地の空間 素晴らしい温泉 感動の食事

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北海道

フランス料理

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さて、300投稿目は北海道 富良野の郊外にあるオーベルジュ&リゾート:フラノ寳亭留(ホテル) から投稿します。 このシーズンは富良野は早咲きのラベンダー始めいたる所のお花畑が最高な季節で、また遥か十勝岳連峰を望む最高のロケーションのここフラノ寳亭留 敷地35000坪に全室25しかない贅沢な空間。 そのお部屋のバルコニーからほぼ満開のラベンダーが望めます。 夕食は19時からでしたので温泉にゆっくり浸かってから館内やレストランでも着衣OKの作務衣に着替えて、先ずはGLASS Barで食前酒 富良野ラベンダーの夢で乾杯! Barは宿泊者にはなんとほとんどのドリンクがフリーです。 カウンターとBOXシートにはMacintoshのアンプとJBLのスピーカーが奏でるjazzが心地良く、食後にも利用させてもらいました。 さて、ディナーは全部で8品の本格フレンチ、料理長は小松直輝シェフ。 洞爺湖サミットで一躍有名になったウインザーホテルのミシェルブラスに師事してフランスで修行後、洞爺湖の副料理長やいくつかの料理長を経て今年からこのホテルの調理長に就任。 お料理はメニューを写真で紹介しますが、富良野や北海道の地産地消の素材を使ったオリジナリティ溢れる数々です。 ◇特に蝦夷アワビとホテルの自家菜園で採れた夏野菜や海老と富良野アスパラガスのソテー ◇豆乳のフランとトリュフ ◇地元の美瑛牛のフィレ肉のローストとジャガイモと行者ニンニクのソース など、視覚的にも絵画の様で素材のお味を活かした素敵なお料理でした。 また、さらに素晴らしかったのは朝食! 富良野の濃厚な牛乳とまろやかなヨーグルトに始まり、何故かお粥と味噌汁が前菜の様に供されます。 一緒に南高梅の梅干しと富良野チーズ工房のカマンベール、脂の乗った甘塩のシャケの炙り また、ラタトゥイユの茶碗蒸し風がこれが美味しい! メインに富良野ポークの出来立ての様な厚切りベーコンとソーセージがこれまた美味しいこと。 新鮮なお野菜と一緒に味わいます。 久々に充実した和洋折中の朝食をいただきました。 2-3泊滞在したいホテルですが、また今度は秋や雪のある寒い時期にでも再訪したい贅沢で最高に素敵なオーベルジュ&リゾートでした‼︎ 尚、お店情報に記した予算はレストランの食事のみの金額ですので宿泊代は別に掛かります。 #フレンチ オーベルジュ Bar

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【関西・中部グルマンツアー第三弾!】  名古屋からJR高山本線特急ひだ号富山行きで2.5時間弱、高山からは約10分程で飛騨古川へ。  飛騨古川へは4年ぶりになりますか?!ここ飛騨市古川町は家族ぐるみで親しくしていましたが若くして病に倒れた後輩の墓参りに来て以来、その時初めてお世話になった老舗の料亭旅館・八ツ三館に再訪です。  この料亭旅館の旧館のお部屋や玄関などは歴史ある国登録有形文化財なのです。  伊豆湯ヶ島の落合楼と同じ様な歴史がある宿、古くは映画「ああ野麦峠」の撮影にも使われた由緒ある旧館など一見の価値ありです。  旧館に展示がありますが、史実としてこの地方の女工さんたちが長野へ出稼ぎに行く時、この旅館に集合し最後の宿泊をした後つらい冬の雪深い野麦峠を越えて行ったそうです。  但し、今はそんな暗い過去の話は感じられない明治後期から大正ロマンを彷彿とさせる宿の雰囲気は素晴らしく、お料理・お部屋・温泉・スタッフ、全てにおいて行き届いておりさすが有形文化財です。  また、さらにこちらの素晴らしい点の一つが、風情ある庭園の温泉露天風呂。 珍しいことにお風呂の入口横に日本酒の小さな樽が置いてあって飲み放題なんですよ。 お風呂に入って酌み交わすお酒もおつなものですが、酔っぱらわない程度にしないといけません  さて、お風呂上がりの夕食は錦織りなす金屏風と郷土の飛騨家具が誂えてあるテーブルの個室で味わいます。  お料理は品の良い贅沢な器に盛り付けられた八寸から始まり、新鮮な日本海の鮮魚のお造りに、解禁になったばかりの天然鮎の塩焼きと続きますがこれがまた感動の一品〃〃なのです。  今が正に旬の山菜の天ぷらをいただいた後には焼き魚や酢の物、お吸い物の後には当地ならではのA5ランクの飛騨牛のステーキと食べきれないほどの郷土色豊かな懐石料理がひと手間もふた手間もかけていると思われる、見た目も味も素晴らしいお料理でした。  特にこちらは富山にも近いのと物流事情が良く、周囲は山々に囲まれた土地ですが日本海の鮮魚が多いに楽しめます。  また、今回はいただけませんでしたが最近地元では飛騨牛だけでなく名産品としてとらふぐの養殖が盛んだそうで味の良い飛騨とらふぐが楽しめるそうです。  お酒は、流石に酒どころ飛騨、銘酒・蓬莱をはじめとした利き酒セットもうれしいですね。 朝、情緒あふれる素晴らしい街並みを散歩しましたが家の周囲に巡らせた疏水(下水の様に見えますが清らかな水が違う!)に鯉が泳いでる風情は今も昔も変わりません。  朝食でも名物の朴葉のみそ焼きなど、地元手造りの竹籠に覆われた趣のある配膳に地元ならではの食材がこれまた目も舌も楽しませてくれるよう調理されて朝から食欲を刺激します。    飛騨に来るときはわざわざ高山を避けてここ飛騨古川に宿を取るくらい気に入っている町ですが、高山にも負けないくらい小京都の趣が素朴の中にたっぷりです。  次回は4月20前後に行われる高山祭りに劣らない豪勢な飛騨古川祭りの時期に合わせて来たいですが、すでに来年の祭りの時期は予約で大方埋まる勢いだそうです。 いつ来ても素晴らしい、是非また宿泊したい料亭宿です!! #懐石料理

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週末の土曜日、京都から新幹線で岡山到着後、駅前で予約していたレンタカーを借りて取り急ぎ用事を倉敷で済ませて、本日の宿泊先である瀬戸内海のリゾート地牛窓へ2号線バイパスとブルーラインを経由して約1時間半で到着。 流石、日本のエーゲ海とも呼ばれるリゾート地。 山側に一面のオリーブ畑を持つ牛窓オリーブ園から見る瀬戸内海は多くの島々が点在し、正にその雰囲気。下に見える白い建物が今夜の宿、牛窓リゾート ホテルリマーニへ到着。 ホテル前には瀬戸内の前島や黒島を望み、ホテル自前のハーバーには専用クルージングヨットが碇泊する素敵なホテルです。 結婚式に人気があるのもうなずける素晴らしい環境とセッティングです。 と言う事で今夜の夕食はこちらの鉄板焼レストラン巴瑠華(バルカ)で鉄板焼 燈台コースをいただきます。 先ずは、牛窓の地クラフトビールで乾杯! 前菜とテールスープをいただいてると、カウンターのシェフが包丁捌きもよろしく地元産の日生(ひなせ)の大粒の牡蠣をさっと鉄板で炙り提供してくれます。これをレモンでいただきますが味が濃いですね! 続いて海鮮の鉄板焼、新鮮な 地の活車海老、ホタテ、ツブ貝、甲いかをナスや特大の地元産のマッシュルームとこれも地元産の塩とレモンでいただきますが これ!またマイウ〜‼︎ お店お勧めの、幻の雄町米で醸造された備前の名酒 桜室町の純米吟醸 備前幻の冷えた甘露が喉を鳴らし杯が進みます。 続いてニンニクチップを丁寧な仕上げで横に置いて、本日のメインである地元の銘和牛 備前黒牛のサーロインが焼かれていきます。 サッとブランデーで炎に包まれフランベされたステーキはミディアムレアでいただきますが、さすがA5ランク、柔らかな事は勿論、肉汁に甘みがあり口の中でとろけていきます。 最後の締めはやはりガーリックライス。お味噌汁とお新香と共に。 デザートは背後のテーブル席でBGMを聴きながらいただきました。大変満足でした! 食後はライトアップされたプールサイドに出て遥か屋島や小豆島の夜景や篝火? を眺めながらコニャックを味わい、リゾート気分に浸った素敵なディナーでした。

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北海道

懐石料理

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初日は旭川から美瑛・富良野、2日目は富良野から帯広・足寄を経由して 北海道2日目の宿泊は道東 阿寒湖にある【あかん鶴雅別荘 鄙の座】へ草鞋を脱ぎます オンネトーの神秘的な湖面を観賞して車を移動する事20分弱で阿寒湖温泉に到着します こちらは阿寒湖を正面にしたロケーションで北海道でも一・二を争う名旅館&高級リゾートホテル かねてから道東に来たら一度は宿泊したいと思っていました 全室スイートルームで25しかないお部屋に掛け流しの温泉が引かれています 我々の部屋は湖の座スイート・珠日(アケビ)507号室93m2の最高のお部屋でした ひのきの源泉かけ流しの露店部屋風呂や部屋のオーディオ装置のBOSEのスピーカーからJAZZが流れまったりとした空気に浸って、お部屋に常設されているマッサージチェアに揺られながら湖面を眺めては旅の疲れが癒されます 本日の夕食は6:30から2Fの料理茶屋ひな の個室で北の海鮮懐石料理 萌木懐石をいただきます 先ずは、サッポロ北海道クラシックの生ビールで乾杯! 前菜は蓬胡麻豆腐、八寸には蝦夷鹿のローストとアスパラなどの地のお野菜達がご挨拶してくれました! お造りは、活毛蟹やボタンエビ、利尻のバフン雲丹、幻の魚イトウ、地のヒラメなど今が旬の新鮮な魚介の数々 焼き物はこれまた今しか味わえない時不知(トキシラズ)鮭、 それに姫鱒の焼き浸しにじゅん菜の琥珀ジュレ 強旨にはタラバガニの時雨煮と阿寒ポークの赤味噌の煮込み 更に別皿に和牛のたたきが付きます また、更に当館の名物鍋だそうな、めんめ(キンキ)鍋は白味噌仕立ての脂の乗ったキンキがお野菜と相まってとろける美味しさ。 初めて味わったお味でした。旨い! これらのお料理の数々には、地酒の国士無双の磨き4割の大吟醸が進んで困ります 締めには一人一人炊かれた毛ガニ釜飯を赤出汁とお新香でいただきます 最後にはドルチェとエスプレッソ 大変満足して寛いだ食後には睡魔が襲います 漆黒の阿寒湖の天上に満点の星座が輝いているのを部屋の露天風呂から見上げながら心身共にあったまります。至極の時間です‼︎ 明日は最終日、天気が良いようです また、評判のこちらの朝食も楽しみですね それではおやすみなさい!

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京都府

ホテル

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文殊から2-3分、駅からは斜め左側に見えるアクセス抜群の本日のお宿は阪急阪神第一ホテルグループ加盟の天橋立ホテルへ草鞋を脱ぎました。 本当は文殊荘松露亭に行きたかったのですが予約が取れずこちらになりました。 折角なので事前に予約した6F最上階の3部屋しか無い露天風呂付きの特別室は、露天風呂からの天橋立が目の前で松林が水面に横たわる様なロケーションで正にグレートな中々の景観です。 さて、今回はホテルのかに懐石コース(約二杯半の普通のズワイ蟹を使用したフルコース)をベースに幻の蟹と言われる間人(たいざ)蟹などのタグ付きの高級ブランド蟹を折角なので事前に別にお願いして多いに楽しませていただきました。 場所は折角広い和室が用意されているので部屋食でいただきたいところですが、2Fのはしだてというお食事処の堀炬燵式の個室でいただきました。 ディナーの内容は、まずはブランド松葉蟹のお刺身(洗い)から始まり、蒸篭蒸しでの蒸し蟹一杯、これも蟹みそたっぷりでかぶりつきます。 続いて甲羅焼きでは新鮮なカニ味噌を生から焼いていき香ばしい匂いがたまりません。一緒に網の余ったところで焼いたカニ身をこのカニ味噌に入れて一緒に食すると至福の時が訪れます‼︎ 新鮮なので身がさっとほぐれるのが普段食べているカニと違います。 甲羅焼きは少し残った味噌に燗酒を注ぎ甲羅酒で味わいますがこれも最高。 途中マグロとブリの刺身で箸休めして、まだまだカニの天ぷら、カニの茶わん蒸しと続きますが、カニを食すとどうしても無言になってしまいます その後はかにすき鍋。 もう食べれないと思いつつもまだまだいけました。 そして最後は締めにカニ雑炊がカニの甘いエキスたっぷりで美味しいので感激です! ブランド松葉ガニはこくがあるのですがカニ身自体は非常にさっぱりしていてかつ自然の甘みが上品なのでこれだけの量をいただいても全く飽きが来ないのです。 お値段のことは野暮なので控えますがブランド蟹は東京でいただくことを考えればやはり地元!お安いのでしょうが高級品です。 果たして次回いただけるのはいつになることでしょうか?! とは言え大変満足した奥丹後の一夜のディナーであったことは間違いありません。

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大分県

旅館

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さて、別府から車で高速に乗って15分程度で湯布院へ さすが人気エリア、結構な人出の金鱗湖や軽井沢を想わせる街中を散策して今夜の宿へと 湯布院での宿泊はこちら「御宿ゆふいん亭」 じゃらんや楽天トラベルで九州沖縄エリアお宿ランキング1位、売れた宿3年連続1位の人気宿だそうです さて、駐車場に車を停めてエントランスからフロント・お部屋まで係りの女性に案内されましたが入り口からお部屋のある離れまでまでせせらぎが流れ、周囲は緑の木々に覆われた庭園に離れが点在する落ち着いた雰囲気 まるで敷地内全体が東京・奥高尾のうかい鳥山の敷地内庭園を一回り小さくしたような、山里の鄙びた静かなお宿で先ずは好感度!いいね〜 湯布院の名旅館、亀の井別荘の雰囲気には及びませんがイメージしていた湯布院の宿そのもので大変Goog!です!! 何故かイメージにあった敷地内に地鶏が放飼いにされている事はなかったですが⁈ お部屋は全て独立した離れ様式、我々のお部屋は離れのお庭に鎮座する1枚岩をくり抜いた露天風呂の付いたお部屋、また離れにはそんなに広くは無いが畳部屋が2間あるお部屋で2名ならゆったりと寛げます 男女それぞれの大浴場にはアルカリ単純泉の二つの露天岩風呂が用意されて24時間入れます 嬉しいのは温泉を上がると中庭の東屋にビールサーバーがセットされていて、生ビールと温泉茹で玉子が飲み放題、食べ放題の休息コーナーがあり風呂上がり早速駆けつけ生ビールを3.4杯はいただきましたか? このサービスはとても気に入りました! さて、Rettyですのでお食事の投稿は夕食を! メニューは写真の通り全13品の懐石料理を中庭の見える個室でいただきます メインには豊後牛のサーロインステーキを選択し、特別料理として大分に来たなら食べたかった佐賀ノ関名物の高級魚:関アジを2人前事前に頼んでおきました。 また、お店からは家内が丁度8/19が誕生日なので仏産Gentimonの赤ワインを記念日サービスでいただきました 日本酒は地元・日田の老松酒造の名酒「黒鬼」超辛口淡麗吟醸酒をいただきました 食事は柚子酒の食前酒から始まり、先付は太刀魚の南蛮漬けやクラゲの胡麻和え、前菜も5種の酒の肴が盛られ盃が進みます お造りは刺身湯葉に湯布院の地鶏のたたき、まぐろのねぎと酢味噌和えとこれまたお酒が進むものばかりで困ります 特別料理で頼んでおいた関アジは新鮮なプリプリの食感だけでなく鯵の味が濃い! 鯵の活作りなど何度もいただいていますが、それとはまた異なる初めて食した美味しい鯵でした 焼き物は炭火で焼いた鮎の塩焼き、頭からいただきます 酢の物はさよりと鯵でカボスのジュレが合うさっぱりとした味です 煮物の冷製の冷やし冬瓜は薄味の出汁が中の地鳥つくねとお野菜に沁みてとろけるもの 炊き合わせはぜんまいや地の山菜の湯葉巻きでこれも素朴な珍味です メインのステーキは豊後和牛のミデアムレア、焼き塩とカボスポン酢、大根おろしが入ったステーキソースの3つのソースで味わいます お肉はかなりのボリュームがあって軟らかく、肉汁がたっぷりを焼塩でいただくのが気に入りました お椀は鱧とジュンサイのお吸い物で口直し デザートは柚子のシャーベット 流石におなか一杯になり、ご飯と新香の食事は無理でした! 食後には敷地内に篝火が焚かれ、幻想的な雰囲気がまた素敵です 敷地の外も腹ごなしに散歩してお部屋に戻ると、紫蘇とシラスを混ぜたご飯が握り飯になって「お夜食です!」と一言添えられてお新香と一緒にテーブルに置かれていました 湯布院の街はすでに灯を落としてどこも静かで涼しく、ぐっすりと眠りにつきました 二人で特別料理やお酒を入れても42000円程度で、グレード上のプランでもCPも良く人気の理由がわかりました また、美味しいお料理と落ち着いた湯布院独特の空気が醸し出す宿の空間は満足しました また訪れたいお宿でした # 湯布院 離れの宿 懐石料理 ステーキ

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神奈川県

フランス料理

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帝国ホテルに19年間いらしたという斎藤厚夫シェフが山中湖に続いてここ箱根仙石原に、以前は企業の保養所だったこの高台にある建物を買い取って改装しオーベルジュに仕立てた 仙石原の奥の高台の静かな環境、自然の中で非日常的感覚を存分に味わえるオーベルジュです 訪れたのは9月末、館内に入った瞬間に感じた木の香り、チェックイン時の冷たいおしぼり、お茶の心遣い いたるところ絵画や調度品、イタリア製の家具類も印象的に置かれ エントランスホールとレストランを一階に配置し、エレベーターで降りて行く階下にある各お部屋は、それぞれが離れの様に独立して森の中にある様な錯覚を覚える変わった造りです 到着するとレストラン横のチェックインカウンターで一服、ラウンジでもあるその場所のカウンター席に置いてある双眼鏡で待ち時間も退屈することなく、眼下の箱根カントリークラブから遠くは箱根連山が望めます 我々が選んだ一番広いというお部屋はダウンライトが各所に置かれたシックで落ち着きのあるスイートルーム 月見台のテラスのある部屋付き露天風呂は陶器製の円形の赤い湯船 シャワールームは別に配置された客室露天風呂では周りの仙石原の森から吹く心地よい風を感じながら何回も入れるのが良いです 食事は今回はこのシックなお部屋で持参した宮之上貴昭のモダンなギターをBGMに、多少の追加料金は掛かりますがルームサービスでいただきました 〜夕食編〜 夕食はとにかく伊豆や相模のお野菜がたっぷり使われて見た目にも色彩りどりのフレンチの趣 先ずはアミューズとして キャトルヴィネーグルの一口に小さなトリュフ団子、小海老のカクテルに自家製のピクルスの盛合せ 次にオードブルとして 箱根西麓と伊豆野菜の出会いの寄せ造りと名付けられた9種類の野菜のテリーヌをサワークリームとミロワールのバラの香りのソースで味わいます スープは地物の人参のクリームスープ 胡桃の入った物などの自家製パンと一緒に 本日の魚料理は 帆立貝を白ワイン蒸しのサフラン風味のクリームソースで 口直しのソルベは桃のクーリー 本日の肉料理は 伊豆牛ヒレ肉のローストをたっぷりの野菜に囲まれて編笠茸のソースと野菜のソース2種類で味わいます デザートは自家製のチョコレートとベリーのタルト それぞれのお料理はフレンチでもしつこくバターを使ってはいないライトな感覚、それでいてメイン料理などはコクのある味わいが楽しめます お勧めされた赤と白の厳選されたブルゴーニュ産のハウスワインも進みます オーミラドーとはまた趣きの違うオーベルジュとして 記念日やお祝いに使うのにも良いレストランホテルです 今度は山中湖の方にも行ってみたい⁉︎です

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広島県

日本料理

Kameyama Kenichiro

明けましておめでとうございます 新年早々投稿の第2弾は安芸広島の旅③ 広島市内から国道2号バイパスを経て廿日市市の宮島口へ40分程度で到着 車を置いてJR西日本フェリーで宮島へ渡ります 本日の宮島でのお宿は本当は温泉のあるグレードの高い錦水館に宿泊したかったのですが、満室で予約が取れなかったのでフェリー乗り場の桟橋正面にある系列の錦水別荘へ草鞋を脱ぐこととなりました 午後夕方近く、お宿に荷物を置いてひと通り厳島神社周辺を観光してからチェックイン 珍しい畳敷きの展望風呂に入り、夕飯をいただいてからライトアップを見に行くことにします そういう贅沢な設定も宮島側に泊まったからこそです 今回の夕食のコースは『和混洋菜膳』」のグレードアップコース お料理の内容は以下の通り12品 食前酒 柚子の果実酒 生野菜 地産オーガニック野菜のサラダ 前 肴 穴子とナマコ 凌 ぎ 鯖寿司 御造り 旬の魚介盛り合せ 烏賊に赤貝、鯛に縞鯵や鯵、帆立貝に勘八の数々 お 鍋 冬野菜と宮島産牡蠣鍋の瀬戸田レモン風味 強 肴 A5ランク広島牛のフォアグラ添えステーキ 定 番 宮島牡蛎の西京グラタン 焼き肴 銀鱈の西京漬け 酢の物 平貝のカルパッチョ 食 事 牡蠣の釜飯 甘 味 自家製プリンのデザート 合わせるお酒は地元の吟醸純米酒 弥山(みせん)旨い酒です! 中々どれも美味しかったですが特にフォアグラのローストが乗せられたステーキはグレードアップの一つだけにA5ランクの良いお肉とフォアグラのGoodマッチでした 他にはやはりシーズンの宮島牡蠣の鍋と牡蠣の西京焼きグラタンはさすが宮島の旬の海鮮、美味でした そして、5時過ぎからの厳島神社の鳥居のライトアップは干潮から朝方の満潮に移る時間で海に浮かぶ鳥居がライトアップされる姿はさすが日本三景ですね 翌朝は再び今度は満潮の厳島神社にかかる朝日を眺めながら散策して周りました 途中、you tubeで有名になった宮島鹿の自動ドア開け奮闘の姿など珍しい光景にでくわせます⁈ このお宿、高級感は無かったですがお部屋から眺められる対岸の廿日市の夜景も美しく、お宿のスタッフも皆キビキビとして笑顔で対応してくれるのは感じ良く中々普通の旅館にしては良いお宿でした 今日はまたフェリーで宮島口へ戻って車で呉の大和ミュージアムを見学してから瀬戸内海のしまなみ街道の島々を訪ねて尾道へ向かいます

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岡山県

旅館

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岡山再訪シリーズNO.3は二日目の宿泊地、岡山県は北部作州の奥津渓の更に奥の昔から名湯で有名な奥津温泉に初めて訪れました 彼の地は鳥取県との県境の天然ウランで有名な人形峠にも近く、かなり古く私の母の時代ですが吉田喜重監督の名画 秋津温泉の舞台になったそうで素晴らしい主演は岡田まり子さん ちょうど手前の奥津渓は紅葉真っ盛りで紅葉祭り開催にぶつかり紅葉も十分堪能できました 宿泊したのは、以前から訪れたいと願っていた名湯鍵湯 奥津荘 昭和初期の家屋をそのままに近年リニューアルした8部屋にそれぞれ昭和の雰囲気を残した温泉旅館 名画家棟方志功さんも愛した宿だそうで期待してました 離れに露天風呂の付いた吉井川の渓流沿いの清間亭に宿泊 お部屋は6帖に玄関の次の間と3名宿泊は少々きつい古い書院造りの部屋、洗面所やトイレと露天風呂を新しくしたそうです 山間の古い建物の離れは玄関とお部屋を繋ぐ欄間が開いていて冷たい隙間風が入るのには困りました 素晴らしいのは温泉! 鍵湯はゆっくりと吉井川の川底そのままに足下からお湯が湧き出る、また部屋の露天風呂もそうですが他の3つのお風呂もお湯が身体にまとわりつく様なツルツルになる美人の湯 タップリと良泉に浸かった後はお楽しみの夕食 吉井川沿いの食事処で味わいます 前菜は7品に食前酒、お造りは鯛、平目、縞鰺に作州牛の炙り刺しのポン酢仕立て 自然薯の摩り下ろしを源泉で蒸した薯用蒸しに同じく蒸したお強わ アマゴ(こちらではヒラメと呼ぶ)の塩焼き 黒毛作州牛のしゃぶしゃぶ 白子と黄ニラの茶碗蒸し 地元産の蓮根を使った蓮根饅頭 食事は地元 作東コシヒカリにお漬物とお椀 デザートはラフランスの白ワイン漬けに岡山産ピオーネ お酒は地元の吟醸酒 中では作州牛のしゃぶしゃぶがとろける様で印象に残りましたが 温泉の素晴らしさに比してお料理は可も無く不可も無い感じ CP的には田舎の高級旅館を標榜する割には物足りない感じでした 問題は到着時、民宿でも玄関に客が着いたら迎えに出てくるのに、こちらを見てはいるので声をかけても誰も反応無し?うそだろう、どうした⁈ 驚きと同時に不愉快な気持ちで大減点! また、丁度奥津渓の紅葉のライトアップを行っている日だったので車で2-3分の送り迎えを食後で飲酒しているので相談しても無視されました⁈あれ! 宿泊代は決っしてお安くない一人4万円で計8万円をお支払しましたが、これらの応対には呆れたのは勿論の事、宿泊コメントを旅行口コミサイトから掲載依頼されたので正直に良いところ改善すべきところをコメントしたところ ここの経営者は恥さらしにもいちいち言い訳がましく反論してきた挙句に「最初から当館の客では無いと感じた」などと顧客批判をしだしたりする有様には驚きと同時に改めて呆れかえりました 当地は素晴らしい自然と温泉がありますが残念な事に場所的にはアクセスは車以外は困難で、前出の映画秋津温泉の舞台となった某旅館は昨今廃業の憂目を見ているようですので....?? このまだ若い経営者の経営姿勢は、他の客の少しでも批判的なコメントには同様な反論姿勢が見られることからも、名湯を持つ田舎旅館経営におけるホスピタリティの基本や接客に関して目線が違う事に驚きました 最近では地方で努力されている旅館経営者が多い中、旧態然の井の中の蛙経営でプライスだけは高級旅館を真似たやり方には大変残念な思いでした⁈ 残念ながらこれで最初で最後かもしれない素晴らしい紅葉と温泉だけの奥津温泉でした