satoshi yamao

satoshi yamaoさんのMy best 2020

シェアする

  • facebook
1

東京都

懐石料理

satoshi yamao

このお店を挙げないことには。練達の技と無二のアイデアで奏でる百花繚乱の ごときコースは、何度来ても感嘆するばかり。 神楽坂 虎白。 10月末の来店なんですが、今年屈指の“神回”ゆえに。 最初の2品といくらが、激烈に凄かった。 どうしたらこの並びでこれ出そうと思うかな~???驚天動地とはこれ如何に。 “態々ここに来るだけの価値がある” ハイっ!その通りでございます。 ということで、、、 本日の嚆矢は、キャビアの旨み から。なんとこれが日本料理のオープニングとは。 キャビアをお出汁と一緒に、まあ食前酒的な発想ですが。 そこは瑚佑慈さん、いきなり度肝を抜きますね。 と、思ったら、、次でまた、ひっくり返った。。。 シャトーブリアン 焦がし茄子 木の芽あん  なんという美しい姿形、あまりに美味しい餡 ほんのり焦がした茄子と肉の旨味 絶句。もうね、ここですら世界が違う。なんちゅう組み立て。 松茸 飯蒸し これで、一旦王道に回帰 車海老真丈 もうね。何度食べても、虎白の真丈は忘れられん。言葉不要。 平目肝和え 秘伝ジュレ まあ、出るわな。奥義一の型。 クエ 冷やしものが並ぶって珍しいような。。 松茸 白甘鯛 新銀杏 白甘鯛の身と皮目のちょっと炙った加減が、なかなか難しいらしいです。甘鯛って食感といいおいしいよね~。 いくら紹興酒漬け  これは、ぶっとんだ!!!臭みどころか、透き通った味わいと山椒とフルーツがほんのり香、手間の掛かった逸品。どうやったらこれ思いつくのかね~。 もちろん、我が生涯に一度も食べたこと無し。 目をつぶって食べたら、いくらって判らないかも。。極美味。 鼈 新牛蒡 蕪 いんげん チーム石かわの十八番でしょ、鼈は。ここで優しいながら食べ応えを出してますね。 虎白麺 白トリュフ トリュフソース う玉 虎白だけの麺に、奥義弐の型トリュフソース 日本料理の品を覆す業物だわさ。瑚佑慈さん、なぜか“虎白麺”を連呼!? 舞茸の炊き込みご飯 旬の舞茸は柔和な香が際立つ、これぞ炊き込みご飯。 栗のアイスクリーム ラム酒ソース ラム酒ゼリー 揚げ湯葉 最後まで和・洋 MIXですが、揚げ湯葉で食感を出すなんて、、、 そうそう、お酒も十四代攻めで、これまた撃沈。赤盤雄町と酒未来大吟醸。激うまです。 山口県のOhmineは、純米大吟醸1grain。ありがたいレア酒攻撃です。 虎白の愉しみの一つ。ここで、日本酒を勉強させてもらってまっす。 日本料理の既定概念(先付けからお凌ぎ~お椀~というカテゴリーはそのままに)すら ガラガラと崩したと思いきや、まだ王道をいれて、また崩す、そして戻す。が、本筋はぶれない。 蓋し、天才を欲しい侭。ほんと恐ろしい。芸術作品ですね。 6年連続★★★ なんか当たり前のようでおっかね~。 ご馳走様でした。

2

東京都

懐石料理

satoshi yamao

かなり久しぶりに投稿致します。 遠ざかること5年ぶりですかね~ またちょっとづつですが宜しくお願い致します。 ということで、まずは 石かわさんから まあ、今更ですが、日本料理の名店中の名店は言わずもがな。 珠玉の料理だけでなく、佇まいや雰囲気も比類なきこと この上なし。 おやっさんの人柄もありますよね。もう、エンターテイメントばりばり。 この時期ということで、、、 最初の一品は 松葉蟹から。 鳥取県の松葉蟹を、いっかいほぐしてから、戻す手間の入れよう。 お椀は、鱈の白子と甘鯛のみぞれ椀。 お造りの瀬戸内鰆とクエは、鰆の皮目の焼き加減が抜群です。 ボタン海老は、赤酒がとろっとして、ジューシーな海老と綯交ぜになって 食べやすいやさしい味。 対馬のアナゴ~、長崎鼈の煮物ときて、、、 萩鮑と小布施の栗、こかぶが、これが、びっくり仰天のすばらしさ! 栗の甘味がお出しにでて、食べたことない上品で衝撃の美味しさ。。絶句です 鴨とおこわは、中に山椒がこっそり効いてこれまたうなります。 お食事の前に、紫雲丹ととろろ、にゅう麺のちょっと箸休めがきて いよいよ登場。 新米のなんと美しい艶!!!! 得も言われぬとはこのこと。魚沼産コシヒカリ。 新米の季節だけ、この料理だ。。 石かわらしい、デザートが二種類でて、もう満腹です 今回は、年の瀬に相応しい、豪華かつ石かわらしい日本料理の深淵を 魅せてくれたようなコースでした。 瑚佑慈さんのところとは、違う頂きですね~。 緊急事態宣言の時の、お弁当も美味しかったけど、 やっぱり、おやっさんのトークを交えたカウンターが 断然いいよね。 今年も当たり前のようにミシュラン3ですが、いやいや 世界が違いますわ。。。13年連続は。 それにしても、チーム石かわは、今年出店しまくってたな。 ほんと凄い。 料理以外の今話題のネタで盛り上がった今回。 至福の時間。そして満願全席。 有難うございました。また、1月に。

3

東京都

懐石料理

satoshi yamao

9月に来訪した分ですいません。出戻りしてきたばかりなんで、、、ご容赦を あまりに素晴らしかったので、記憶のあるうちに。 まき村さんへ 大森海岸って、失礼ながらまき村さん以外で降りたこと無かった。 なかなかね~。毎回ですが、高架下沿いを仄暗いなかテクテクと10分ほど。 しかも、毎回、なぜか雨。。 んが!すべてを覆す驚嘆がそこにある。 住宅街にひっそりなんで、見逃しそうな佇まい。 白い暖簾を潜って、右側の扉を開けると、静謐な空間が。 6席のカウンターに座ると、ワクワク感がとまらないぜい。 店主まき村さんが、丁寧にご挨拶。帰りのお見送りも毎度欠かさず。 まずは、食前酒の梅酒。くいっとね 銀杏からの先付けは、 とろめんどうふ、雲丹、那須 優しくて奥深いスタート。 栄螺のさわに椀 上品なお出汁と多種の野菜で素朴な味わい。 あったかいな~ マコガレイ 大間の鮪 口で溶けます。お造りは、毎回ほんと絶品です。 付け合わせのノリも最高のものを仕入れているそうです。 まき村さんのお造りは、マジでかなりやばいです。 鮑とずいき?かな。。うわっ、思い出せず・・不覚の極み。 今回の驚天動地は、この鰻。 岡山小島の天然。兎に角、ふっくらで、そっこー溶けます。お出汁との相性がこれまた。。。 もうね、美味しすぎて自然と目をつぶっちゃう。夢心地って言いすぎじゃございません。 但馬牛のイチボ。あっさりとこれがまた超絶美味しい。ここでお肉が憎いね 上品なお出汁に浸かった煮鱧がこれまた、ふっくらで、たまらんワンクッションに。 メインのお食事は、長良川の鮎の炊き込みご飯。 なんでも、一夜干しにして、旨味凝縮。 お焦げとお茶漬けの3段構え。ハイ、ノックアウト。 この最後にかけての盛り上がり方(おなかの具合も)が今回はんぱねー 最後は、シャインマスカットで、〆。 小生が言うのもなんですが、素材の厳選が他を抜きん出ているように 思います。そして、丁寧なお出汁の素晴らしさと合わせた、王道の日本料理。 奇をてらわず、ただいい食材を組み合わせるだけでもなく。 ほんと素材を活かすやさしいバランスが素晴らしいですね。 厳選された美味佳肴。 7年連続★★★は、その査証ですね。 んで、予約取れないのは、これ如何にW ご馳走様でした。また、来年。

4

東京都

寿司

satoshi yamao

9月来店の投稿ですいません。またかよ。。今年あまりの衝撃のお店だったので ご容赦頂けますと幸い。 チーム石かわから今年デビューの波濤。 寿司の形態は初。そこは、流石唯のお寿司屋にあらず。 大将熊切さん まだ20代。末恐ろしい。スタッフも皆若手で お店にめっちゃ活気が。 笑いが絶えない、妙なる寿司店。これも、色なんでしょうね。 んが、味は恐ろしく本物です。 既に、お寿司のカテゴリーを超えていますね。いろんな意味で。 小生食が細いので、全体的にボリュームを手加減してもらってます。。 天草の鱧 白芋茎でスタート。 チーム石かわ譲りの繊細かつお出汁の極みが抜群の作品。 これが最初とは! 山口の甘鯛とヤングコーンは、焼き目がもう凄いね。 甘いわ旨いわの、雨霰。 福岡 鮑(ほんのひと切れだけね)ときて 千葉銚子金目鯛 辛子醤油 めちゃくちゃうまい ステーキだわ 今回、飛びぬけて凄かったのがこれ 翡翠那須 もうね比類なき美味しさ 出汁との相性が素晴らしい なんと美しい翠。透き通るような鮮やかな色と艶。ちょっと食べるのを躊躇うぐらい。 日本料理っていいなをしみじみ。 新銀杏もなんて美しい碧。これまた、もったいないわ さあ、握りの始まりです かすご(春子) クエ ときて 鮪の三段攻撃!これも相当やばかった。 ねっとりの赤身のづけ 中トロ 大トロ 旨い。旨い。旨い。  口中でふわっと崩れるシャリとだんだん濃厚な加減になる 鮪のTRILOGY。 シンイカ は すだちで コハダ 車海老ときて バフンウニ。とろけるウニ。なんちゅう濃厚。しかものりを巻きで。 津島の穴子 これも、ふんわり感とシャリの加減がまた素晴らしかった 鹿児島出水の鯵 鱧出汁のにゅうめん 最初に日本料理の流れから、後半握りの展開。交互でなくこの展開にするあたり が、やはり日本料理の延長ですね。 然も、前回よりもますます美味しくなってる。 最後まで、素晴らしい味あり、笑いありの、最高の時間でした。 個人的にこんなフレンドリー(お笑いありの(失礼しました))な寿司屋 好きだなぁ。愉快適悦な一時。 既に、予約が困難。半年待ち。恐ろしい。 まだ、1年もたっていないのに、ミシュラン★。 こりゃ、いくな。

5

東京都

日本料理

satoshi yamao

銀座に移って早2年以上。ミシュラン東京常連であり、優しさと丁寧でストレートな日本料理を堪能できる、蓮。 改め、蓮三四七。 そこは、チーム石かわの大将の一角。流石のメニューアレンジ。 大将の三科さん、神楽坂の頃から変わらず、ひたすらに実直。 ただ、銀座にきてから、少し味を変えたそう。少しお中にたまる感を出すように。 そして、虎白からスペシャリスト金ちゃんも移ってきたしね。 地下に降りて席に座ると、カウンターには、すでに蟹と七輪が。。 おっ、すでに蟹の匂いが立ち込めます 先付け たら白子 かぶら オープニングは、やさしくてあったかい素朴な感じ お造り 鯛 あん肝  いつもながらこのあん肝抜群のバイプレイヤーです 本日のハイライト!? 冷やしもの 松葉蟹&香箱蟹 の雄雌蟹合戦 肝に、内子と外子も入り乱れた大合戦でしたーーー。 この時期だけの贅沢~ 揚げ物 まながつお 海老芋 海老芋大好きなんす。この時期ならでわ 焼き物 鰆 蓮根 菊花 見目麗しい、そんでもって丁寧な仕上がり お椀 松葉蟹真丈 なかに肝の隠し玉が、、なんやかんやで真丈食べるとホッとする 蒸し物 クエ セリ セリがいいアクセントで、餡はちょっとしっかりめ。 食事 新米 新いくら ぴっかぴかでキリっと立った新米にいくらをかける、見た目でも そそる演出ですね。 まあ、恒例のカレーをちょっとだけ。当然です! これ食べるために、他の料理加減してもらってます。。 いやね、これで満足なんす。 ほぼ無水で、フルーツからの水分で作る、蓮三四七 十八番のカレーは、絶品。これ食べないと 終わらない。。気が。。 レトルトもお店で買えるんで、家でも楽しめるマス デザート わらび餅 小豆 抹茶ソース お酒も凄かった。年末ですしね。。 十四代中取り 無濾過 めずらしいフレッシュが強いかな。流石の美味しさ 最後は、梵超吟 しかも封切り。まさか今日の為に? 惇さん“気持ちです”だって。くぅ~ 痺れますね。一緒に一杯。 うぉぉーー、なんですかこれわ!!きりっときれて、後に残らない。 それでいてクリアーで旨味もしっかり。5年氷温熟成。やばいね。 封切りは別格ですわ。これだけで、もう昇天。 今までで、今年が一番通ったな~。その折々の季節を堪能できて、ホント大満足の師走最後でした。 ご馳走様でした。来年もよろしくです、惇さん

6

東京都

ラーメン

satoshi yamao

ここ暫くもっとも熱いラーメン店の一つ。 巷のラーメンランキングで王座に君臨しちょるわ~。 噂にたがわぬ珠玉の作品ですね ののくら 亀有駅南口から五分くらいですかね。 小生車で行ったので、店からちょっと離れた 駐車場に。げっ!10時50分なのに、ほぼ一杯。 (まさか全部、目当てじゃないにしても・・) 店は直ぐわかりますよ。 なにせ、めちゃくちゃ行列が目を引きますから。 しかし、並んどるね~。 店員さんも大変そう。ご苦労様です。 結局、12時半すぎにやっと、やっと自動食券機横の椅子に着座。 否が応でも期待しちゃいますね。 1時間半待って、登場です。 チャーシュー中華そばの醤油。 なんちゅう、美しさ!なんちゅう・・・ 器を覆う、豚チャーシューと鳥チャーシューも凄い存在感だが なによりも、スープの透き通った色と艶。そして香り。 美麗な姿形。 いただきま~す! 鶏の上品な旨味と濃いがしつこくない絶妙の醤油スープ。 まじ、やべっえ。小声が漏れました。。 麺は、謳いでもある手打式超多加水麺。 不揃いな手打特有の見た目がまたいいっす。 なんちゅう、もちもちでいて、つるっと、プリっとしている麺じゃー! これは、絶です。 チャーシューも、ちょっと炙って、中は半レア。激烈に美味。低温調理らしい味と スープがまた滅茶苦茶いいユニゾンですわ。 豚チャーシューは、肉厚で、4枚は、食べ応えあります。 小生には、ちょっと多かった・・・。 もうね、あっという間に完食。 ラーメンでこんな美しい見た目あんまり見たことないな~。 感動! ラーメンでこんなに感動したの、吉左右、こうかいぼう以来かな~?? (いつの話だって、、) 店員さんも、二人でやってるんで、大変だな。 ほんとご苦労様です。こんな美味しい一杯を有難うございました。