早狩 俊宏
三ノ輪橋駅
パン屋
土曜の朝、パン好きの妻の要請により車で40分かけて向かってみた。10時頃お店の前に到着してみると、噂通り20人以上の行列が! 妻が車から降りて行列へと向かう。周りを見わたすと、行列の途中でお店の方が注文を取っているようだ。またパンをゲットした後すぐお店の前でかぶりつく男性がいたかと思えば、偶然見かけたのだが、お店から50m以上離れた民家の間の狭い道の途中で急に立ち止まって、かぶりつき始めた女性もいた。まるで中毒症状のようだぞ。約40分くらいでようやく妻もお店の前までたどり着いた。すると比較的すぐに品物を受け取って帰ってきた。あらかじめ注文を聞かれていたからだろう。しかも温かい。さめないうちに早く帰って食べたい衝動に駆られる。 お店では揚げ物を揚げてパンにはさみ、特製のソースをかけて品物が完成する。レタスやキャベツの千切りや、ポテトサラダもなければトマトもアボカドも何もない。パンと揚げ物とソースのみ。なんと潔い。ついついあれこれ挟みたくなるのを抑えシンプルそのもの。商品そのものもコロッケとハムカツとメンチとトンカツの4種類しかないが、1個270~320円と安い。値段だけ聞くとそう安いと感じないかもしれないが、商品を持つとずっしり重い。1個に揚げ物が2個ずつ入っている。つまり普通のお店の2倍の大きさと思えばいい。そう考えると安いと感じるだろう。我が家ではこの日12個を購入したので4千円弱。帰宅途中で知人宅によって2個をあげて、10個を持ち帰った。食べる前に包丁を使って真ん中で半分に切り、いろいろな種類を食べられるようにしてテーブルに並べた。男の子たちは4種類を制覇したが、私などは2分の1を食べただけで、そこそこお腹いっぱいになってしまった。 食べた感想はいたって素朴な味。パンがふかふかで思いのほか美味しい。自家製のコロッケも実によくマッチしてる。この特製?のソースも加減が程よい。このひと味足りないところが、また食べたくなる所以かもしれない。自分でキャベツの千切りかレタスやトマトをはさんで食べても美味しいかもしれないが、青木屋さんのこれはそのまま味わうことをお勧めしたい。 ではでは、今日も美味しくいただいた。ご馳走さま~! ლ(´ڡ`ლ))