予約日に何千回電話しても繋がらないと有名な日本一予約が難しい『鳥しき』さん 実は私が住んでいた目黒駅近隣に歩いていける旨い焼鳥屋が出来たと噂になったのは2008年頃のことだった。未だインスタも無く、口コミサイトはあまり信用できないと思ってた頃である。だから、知り合いの口コミだった。因みにiPhoneが発売された年で、絶望的な当時の携帯電話のカメラの、画質の、悪さもあり、当時レストランで食べ物を撮るのは一般的ではなかったし、グルメ活動している人も稀だった。i-modeのカメラは31万画素程度で画質悪かったし近接撮影不可でフィルムカメラの方が圧倒的に性能が良かった時代。だから当時の写真は何も残っていない。 実に6年ぶりの店主池ちゃんとの再会でした。 今回このような貴重なお席に呼んでくださったのは 5年ほど前に知り合った@kokt_pandaさん 食べログのゴールド店も全店制覇しているSクラスのグルマン。 実は初めてお会いした時は銀座鮨あらいの地下の当時未だ働いていた『鮨めい乃』のメイちゃんのカウンターで隣同士だったのでした。そういったご縁も有り、次に再会したのは2年後で島原のpescecoさんでのリズさん主催の食事会で偶然席がお隣! これは凄い絆みたいなものを感じましたね。 その後、小倉の天寿し京町店に呼んでくださったり本当に感謝です。 今回は全メニュー食べるぞと意気込んで挑んだのですが、2/3も食べていないと思います。2人でボトルワイン2本空けたのもあって腹パンになりました。以下のリストの後半は記憶も薄く、確かでは有りませんし、写真がありません(笑 ・おしんこ ・鶏煮込みバゲット ・かしわ ・砂肝 ・首皮 ・銀杏 ・白玉(半熟) ・かっぱ(やげん) ・ししとう ・煮麺(にゅうめん) 鳥出汁スープの素麺 ・じゃがいも ・はつ ・せせり ・食道 →赤ワインとのマリアージュは格別 ・血肝(レバー) ・厚揚げ ・つくね ・ぼん ・手羽 ・さつまいも ・ソリ ・はつもと ・手羽皮 ・ひざまわり ⚫︎Ladoix 1er Cru La Corvee ( Prent) 2015 ラドワ プルミエクリュ ラ・コルヴェ(バラン) ブルゴーニュ ピノノワール100% これは美味かったな 良いワインは最初から開いた味がするよね 特筆すべき事が多いが、特にシグネチャーとも言える卵黄が半熟のアッツアツの鶉の玉子は開店当初衝撃的だったし、いまだに鳥しきより美味しいお店に遭遇した事が無い。似てても温度が低かったり、同じではないんです。 今回開店から17年経った鳥しきの味の総評として、全体的に『味付けが濃くなった』と感じた。もちろん自分の味覚も17年経てば好みも変わるだろうから、感じ方は十人十色でしょう。少なくとも焼鳥に焼きながら塗るものは以前は日本酒だけでしたが、現在は4種類ほどになった。その辺はYouTubeとかで公表されてるので近年の鳥しきの動画をご覧ください。 塩味は強い方がお酒が進みますよね。だからお酒類飲まない方には味が濃く感じる位が正常な味覚だと思います。 ごちそうさまでした。 鳥しきの雑学 ※店名の『鳥しき』は掛詞になっていて、一つは「四季」という意味。焼鳥には季節感がないので、店内にお花を飾って、季節を感じられるようにされている。あと一つは、「士気高揚」の「士気」。 店主は、お客さんに「美味しかった」と言われるよりも「心地よかった」と言われる方が嬉しいそうで、食べて気持ちが高揚してくるようなお店をつくりたいという意味を込めた。とのこと。 #日本一の焼鳥 #超予約困難