anna_asami
本町駅
カレー
野性を呼び覚ますスパイス。 先輩、私パンチドランカーになりかけました(後日談)。 乗り継ぎで大阪に滞在中、 カレー好きの方のブログを拝見してこのお店の名前があったので突撃。 かなりガツンとしたカレーだと予習してから行きました。 アジアンな店内と、相当音楽が好きそうな空気。 メニューは「三色カレー」にしました。 あまり注文しないマンゴージュースもつい注文しました。 三色の内容は、 チキンカレー マトンカレー(キーマ。具は数種類から選べる) 店頭に示したカレーが無くなったためチャナと野菜が入ったカレー ご飯の中心にはアチャールがありました。 一番辛いといわれたマトンを後まわしにしてチキンから。 ふむ、スパイシーなカレー、 と思ったあたりでピーンと辛さがやってきました。 ち、チキンでこれ?と思ったぐらい辛味におどろく。 そして覆いかぶさってくる苦味。 まさか、と思って順番を変え、マトンを食す。 マトン独特の臭みは上手に処理されている。 そして、辛い。こっちは最初から辛味がこんにちは。 思わず水を飲む。頭がぐらぐらする。 単身でつっこんでくると思ったら、 戦車がつっこんできた!!!レベルの衝撃。 初めてスパイスカレーを食べたとき思ったことを思い出す。 「ああ、インド人はこんな食べ物をたべているから "ゼロの概念"のような独特のことを考えられるのかな」 スパイスで軽く瞑想状態に入ったのは久しぶりでした。 マスター、優しいのにこんなスパイスをくりだすとは・・・。 野菜カレーはそんな私を癒すように私の舌をさすってくれます。 がしかし、スパイスの主張は忘れず。 坂を転がるように、加速度を増してカレーを食べ進める。 その時に美味しいかどうか聞かれてもきっと私は わからない、と言ったと思います。 順調に食べ進めていったが、あとほんの僅かで胃袋がギブアップ。 ギブ寸前で、馬肉カレーの試食をマスターがもってきてくれる。 三色それぞれとはまた違う味わい。 だが、それを楽しむ余白はもうなかった。マスターごめんなさい。 すべてが終わった後、マンゴージュースを飲む。 こんなに水を飲んだのは久しぶりだ。コップ3杯。 そして気づく。美味しかったなーと。 このスパイスは、本能までビリビリ届いてるなあと感じた。 鳥肌の立つような体験を食でできるとは。 個人的にはエクセレントをつけたいです。 スパイスカレー好きもエクセレントと感じる人が多いかなと思います。 ただ、インド系のカレーなどは「うまみ」を加えないカレーが多く、 このスパイスの感じでは脳が「おいしい」と判断しない場合もあると思って、 グッドにとどめました。 スパイスを探求したい、奥深さを垣間見たい方はおすすめです。 思い出してレポートを書いただけで発汗することにびっくりやわ。