Yuta.T

Yuta.Tさんの My best 2023

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東京都

イタリア料理

Yuta.T

19回目のMegrivaさん イタリアンで一番好きなお店です 雲丹のカッペリーニ、冬トリュフのオムレツは相変わらず抜群の安定感   初めて食べたカルボナーラは、濃厚な美味しさがあるのにしつこくない、流石としか言いようのない一品でした 次回も非常に楽しみです!

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東京都

創作料理

Yuta.T

■アクセス 都営大江戸線・牛込神楽坂駅より徒歩6分 ■訪問回数  5回目 ■用途 友人とディナー ■概要 完全予約制の秘密のレストラン「SECRETO」さん。 国内のみならずフランス、スペインなどで経験を積まれた薮中シェフのお料理は単に美味しいだけでなく、エンターテイメントの要素も取り入れられており、劇場型レストランと称されます。 食通を中心に数多くのファンがおり、予約困難店として知られるお店です。 ■メニュー コース料理+ペアリング(アルコール・ノンアルコールを選択可能)で25,000円のプランのみ。 お料理の内容は3ヶ月ごとに変わるようです。 今回頂いたお品書きは下記の通り。 秘密のハート グジェール•チーズ•トリュフ 桜餅•蓮根 能登鯛•有原海恵比寿海苔•タルタル鰹節•ナスタチウム フォアグラフレンチトースト MAKIMONO•ホタルイカ•青パパイヤ•コリアンダー スープビストゥ•能登あおさ•春菊•バジル 能登のど黒•炭火•蕗の薹•タプナード•トマトロティ•福井勝山水菜 シェイク 石黒農場ホロホロ鳥•炭火•西京味噌•ホワイトアスパラガス•マッシュルーム•インカレッド 土鍋ご飯•能登牡蠣•サザエ•菜の花•筍•唐千寿 クロワッサン•デコポン•-196° フレッシュミントティー お楽しみ会 ■感想 「美味しい」と「楽しい」が高次元で両立されている大好きなレストラン、SECRETOさん。 定期的に予約を取らせて頂き、本当に嬉しい限りです。 今回は春のメニューという事で、蕗の薹や春菊、菜の花など春を感じる食材が散りばめられたコースとなります。   この日1番美味しかったのは、コース中盤に登場したタコス。 炭を練り込んだタコス生地に、ホタルイカと青パパイヤ、コリアンダーを合わせたユニークな一品です。 ホタルイカのフレッシュな旨味を、コリアンダーの果実味のある香りと、青パパイヤの酸味が上手く際立てており、感動するほどの美味しさが生まれます。 様々なジャンルのお料理を経験されている藪中シェフだからこそ出来る、唯一無二の一品でした。    毎回お楽しみの〆は、牡蠣とサザエを使った魚介の旨味たっぷりの土鍋ご飯が登場。 牡蠣のミネラル感が非常に強く、磯の香りが全面的に押し出されるかと思いきや、筍と菜の花が上手く中和するお見事なバランス。 お代わりが用意されていますが、シェフの奥さんである冨美枝さんの勧めもあって、なんと4杯も食べてしまうほどの美味しさでした。   アルコールはペアリングスタイルですが、ワインは継ぎ足しで注いでもらえるので、お酒をたくさん飲む人でも満足することが出来ます。   今回も美味しく楽しく、最高の体験を味わうことが出来ました。 次回もとても楽しみにしております。 ご馳走さまでした。

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静岡県

日本料理

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■アクセス 東海道本線・菊川駅より車で5分   ■訪問回数 2回目   ■用途 友人とディナー   ■概要 菊川のIC近くにお店を構える日本料理店。 料理長の高木さんによる、温故知新をコンセプトとした「新日本料理」を味わうことができ、遠方からもお客さんが訪れる人気店になります。 臨場感のあるカウンターの他に、テーブル席や個室も用意されており、様々な用途で活用できるお店となっております。   ■メニュー お料理はコースでのオーダーが基本。 6,380円の懐石コースから38,500円の蟹のコースまで、幅広い価格帯のラインナップとなっております。 この日頂いたのは、お店イチオシの最上級コース(27,500円)とアルコールペアリング(5,500円)になります。 コースの内訳は以下の通り。   ・胡麻豆腐と蕗のとう ・フグの白子とフカヒレのお粥 ・筍の土瓶蒸し ・雲丹、金目鯛、鯛のお造り ・虎河豚の白子 ・越前蟹 ・虎河豚の唐揚げ ・牡蠣と菜の花と聖護院蕪 ・お口直し ・静岡名物黒おでん ・和牛ヒレ、特選カルビのトリュフすき焼き ・甘味 ・ペアリング10種類(ワイン、日本酒)   ■感想 前回お伺いした際、お料理の美味しさと温かいサービスに感動し、静岡旅行に合わせて早速再訪しました。 都内からこのお店の為に遠征をしても良いと思えるほど、最高の体験を味わう事が出来ます。   お料理は「新日本料理」をコンセプトとしており、引き算の概念が美学とされる日本料理ですが、旨味を重ね合わせることで未知なる美味しさを楽しませてくれます。   そんなコンセプトを象徴する可能ようなお料理が、2品目に登場した白子のお粥。 骨格のある出汁にクリーミーな河豚白子のコク、トリュフの力強い香りが合わさり、非常にインパクトの強い旨味が押し寄せる逸品です。 大将のセンスと技術により、しっかりした味わいながらも食べ疲れせず、どこか上品さを醸し出すお見事なお料理でした。   そんなお粥とは対照的に、お造りや松葉ガニはシンプルなスタイルで登場し、コース全体にメリハリが感じられる構成。 特に松葉ガニは甘味が素晴らしく、そのまま頂くというアプローチが最適解であると実感させられます。 蟹に合わせることを想定して作られた日本酒「蟹至福」との相性も分かりやすく抜群で、お酒が非常に良く進みました。   締めは地元のブランド牛である遠州夢咲牛を使ったすき焼きが登場。 ヒレと特選カルビを割り下に通し、卵とトリュフで頂くという至高の一品になります。 夢咲牛の特徴である、濃厚な旨味としつこくない脂が両立された味わいを楽しみました。 今回も最高に満足してお店を後にすることが出来ました。 時間さえ許すなら、いつまでもカウンターでくつろぎたいと思えるほど、居心地の良い空間です。 これからもこちらのお店の為に、菊川まで通いたいと思います。 ご馳走様でした。

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東京都

イタリア料理

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■アクセス 京王井の頭線・神泉駅より徒歩7分   ■訪問回数 2回目   ■用途 友人とディナー   ■概要 松見坂の路地裏にお店を構えるイタリアンレストラン。 厳選された食材を使ったお料理と、シックでお洒落な雰囲気が人気の予約困難店です。 お店の公式ホームページはこちら。 http://cignale.jp/   ■メニュー お料理はおまかせのコース(17,000円)一本のみ。 初めに東森シェフ自ら食材を説明して下さり、こちらのお店の名物パフォーマンスとなっています。 この日のお料理は以下の通りです。   ・サクラマスのスモーク 蕎麦粉のガレット ・マグロとマコガレイのお造り ・スターレットキャビア ・鮑のお刺身 ・甘鯛のムニエル ・自家製フォカッチャ ・伊勢海老のソテー ・黒毛和牛ヒレステーキ ・フレッシュトマトと山椒のラザニエッテ ・ラムレーズン最中 ・ハーブティー   ・ホワイトエール ・白ワイングラス×2 ・赤ワイングラス×2   ■感想 3月に初めてお伺いし、レストランとしての総合力の高さに感銘を受け、今回も予約させて頂きました。   この日も物腰柔らかな東森シェフによる、豪華食材の説明からスタート。 和牛のヒレ、アワビ、キャビアなどの豪華食材を筆頭に、野菜や薬味までこだわりの素材が並びます。 この日特に美味しかったのは、序盤で登場した甘鯛のムニエル。 ふわふわの食感の甘鯛に、ガーリックがしっかりと効いたソースを合わせた一品。 明日葉やロメインレタスに加え、甘鯛の鱗もカリカリに仕立て上げて添えられています。 ソースを余すことなくパンで食べられるのも嬉しいです。    豪華な伊勢海老のソテーは、トマトとバジルのソースをたっぷりとかけて頂きます。 千倉の伊勢海老は身驚くほどプリプリで、弾力も素晴らしいです。 ソースは濃いめでクセになる味わい。 食べることに夢中になり、思わず会話を忘れてしまうほどの一品でした。   締めは特製の手打ちパスタを頂きます。 定期的に変わるパスタのレシピですが、この日はフルーツトマトと山椒のパスタです。 ここまでは比較的、高級な食材を使っているお料理となっていて、その点ではパスタはある意味食材のレベルがやや落ちるところ。 しかしながら、フルーツトマトの甘味と山椒の痺れが絶妙に掛け合わされていて、驚くほど美味しいパスタに感動。 本当にシェフのお料理はセンスが素晴らしいです。   ワインのセレクトもセンスが良く、前回同様に好みを伝えるとドンピシャのものを提供頂けました。 総合的に満足度がとても高く、これからもお伺いしたいお店です。 ご馳走様でした。

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東京都

寿司

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■アクセス 東京メトロ各線・永田町駅直結   ■訪問回数 初めて   ■用途 知人とディナー   ■概要 日本一予約が取れないと称される名店「四谷三谷」の姉妹店として、東京ガーデンテラス紀尾井町にオープンしたお寿司屋さん。 本店同様に寿司とワインのマリアージュをコンセプトにしており、職人の高野氏による珠玉の握りとお酒が楽しめる人気店です。   ■メニュー お料理はお任せコース(32,000円)一本のみ。 コースは初めに摘みが登場し、後半に握りが集中する構成となります。 お店のイチオシはアルコールペアリングですが、単品でのドリンクオーダーも可能。 この日のコースの内訳は以下の通りです。 ・白子のポタージュ風 ・鰆の蛤浅利スープ仕立て ・車海老コーン油揚げ ・初鰹のソテー ・縞鯵のなめろう ・黒むつの唐揚げ ・ホタルイカの焼きご飯 揚げ唐墨 ・あん肝のクリームコロッケ ・真鯛 ・白烏賊 ・赤身 ・トロ ・鰯 ・煮蛤 ・喉黒 ・鉄火巻き ・玉 ・干瓢巻き ・車海老 ・南高梅のシロップ漬け   ■感想 ずっとお伺いしたいと思っていた紀尾井町三谷さんですが、有り難い事に知人のお席にお誘い頂き、初訪問となります。 握りだけでなく摘みも非常に工夫が凝らされており、随所にユニークなアイデアが行きた絶品のお料理ばかりでした。 この日一番印象に残っているのは、中盤に登場した黒むつの唐揚げ。 しっかりと脂が乗った黒むつを、焼きではなく揚げるという独自のアプローチで頂きます。 黒むつ本来の脂の旨味を、衣で逃すことなく閉じ込めており、余韻が残り続ける濃厚な味わいが堪らない逸品です。   握りの中で最も好みだったのは、鰯の握り。 かなり脂が乗った個体に程よく火入れを行い、口の中に入れた瞬間に旨味が最大化されるよう設計された、お見事な握りとなります。 良い意味で味わいが綺麗すぎず、鰯の持つ独自の香りも表現されており、圧倒的な実力が見て取れる作品でした。   今回はペアリングにはせず、単品で辛口の日本酒を色々と頂きましたが、辛すぎないセンスの良いものばかりで大満足。   お店の荘厳な雰囲気やサービスレベルも含め、まさに名店と呼ぶに相応しいお店でした。 是非またお伺いしたいと思います。 ご馳走様でした。

6

東京都

イタリア料理

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■アクセス 東京メトロ千代田線・乃木坂駅より徒歩8分   ■訪問回数 初めて   ■用途 友人とディナー   ■概要 西麻布一丁目の閑静なエリアにお店を構えるイタリアンレストラン。 シェフの湯浅一生氏は日本国内のみならず、イタリアのトスカーナ州やエミリア・ロマーニャ州のレストランでも腕を振るった、豊富な経験の持ち主となります。 ウェイティングルームやカウンター、個室などあらゆる空間に妥協が無く、レイアウトにも強いこだわりがあるレストランです。   ■メニュー お料理はコース(22,000円)が基本。 遅い時間になると、アラカルトでもオーダーが可能なようです。 この日のコースの内訳は以下の通りです。 ・平貝のピアディーナ ・渡り蟹のフェデリーニ ・白茄子の炭火焼き ・鯵のフルーツトマトジュレ仕立て ・ホワイトアスパラのソテー 黒トリュフ ・イカ墨のショートパスタ ・ピーチの鴨ラグーソース ・仔羊の炭火焼き ・マンゴーとミルクジェラート +アルコールペアリング(22,000円)   ■感想 食通の友人達からこぞってオススメされ、ずっと気になっていたこちらのレストラン。 イタリアン好きの友人と予約をしてお伺いしてみました。 湯浅シェフのお料理は小手先の誤魔化しが一切無く、食材を本質的に理解したストレートなものばかり。 センスと経験値の両方を兼ね備えたシェフだからこそ出来る、五感に訴えかける素晴らしいお料理でした。 コースはスペシャリテである、平貝のピアディーナからスタート。 驚くほど大きな平貝を炭火で火入れし、ハリッサとラルドを合わせ、タコス状の生地でサンドした一品。 平貝のしなやかな甘みを、ラルドのコクが下支えしつつ、ハリッサでピリッとしたインパクトを据えるお見事な組み合わせです。 複雑なお料理だけでなく、シンプルなお料理も強いのが湯浅シェフ。 高知の白茄子を炭火焼きし、塩とオリーブオイルで仕上げたお料理は、茄子の新しい表情が垣間見える一品です。 ハイグレードなロレンツォオリーブオイルの香りが、茄子の奥底に眠る甘みを引き出しつつも、後味はすっきりと消えていく絶妙な役割を果たしていました。 パスタはなんと目の前で手打ちされて作られます。 この日は2種類頂きましたが、中でも鴨のラグーソースで仕上げたピーチは絶品。 鴨の野生味溢れる香りを活かしたソースに、香り高いトリュフを削り、トマトでほんのりと酸味を効かせる組み合わせは、言葉を失うほどの美味しさを誇ります。 締めのデザートまで、どれも本当に綺麗かつ美味しく、最高の体験を味わうことが出来ました。 ソムリエ厳選のペアリングも素晴らしく、ワインが無くなると注ぎ足しして頂けるホスピタリティも嬉しいです。 何かの記念日やお祝いなどで、またお伺いしたいと思います。 ご馳走様でした。

Yuta.T

■アクセス 東京メトロ日比谷線・人形町駅より徒歩2分   ■訪問回数 10回以上   ■用途 貸し切り会   ■概要 2019年8月に人形町にオープンしたフレンチビストロ。 本場パリで経験を積まれた亀山シェフのお料理は、地元の住民や食通達の間で話題となり、瞬く間に予約の取れないお店となりました。 高級食材ばかりに頼らず、手間暇かけて丁寧な仕込みで「美味しさ」という付加価値を生み出しており、リーズナブルな価格設定も人気の秘訣のようです。   ■メニュー メニューはアラカルトとコースのどちらでもオーダー可能。 この日は10名の貸し切り会でお伺いし、コースメニューでお願いをしました。 頂いたメニューは下記の通りです。   ・切りたて生ハム ・バゲットと豚肉のリエット ・ズワイガニと根セロリのムースと甲殻類のジュレ ・とうもろこしのクリームスープ ・フグ白子とカリフラワーのクリームグラタン ・ホワイトアスパラの温製サラダ ・鴨もも肉のカスレ ・苺のブランマンジェ   ・ボトルワイン×12本   ■感想 定期的にお伺いさせて頂いている人形町のフレンチビストロ。 本場パリを彷彿とさせるような、ボリュームのある絶品フレンチが味わえる、大好きなお店です。 この日は貸切会で予約し、お料理やワインをシェフにお任せする形でお願いしました。   一品目は定番メニューである、切り立て生ハムからスタート。 合わせるフルーツは季節によって変化しますが、この日は赤肉のメロンが登場しました。 メロンの甘味によって生ハムの旨味が際立ち、口の中で溶けるように旨味が広がっていく至高の一品。 スライサーで切り立ての生ハムを、これだけの量で頂けるのは嬉しい限りです。 そしてクリームグラタンは、個人的にこの日1番好みだったお料理。 トロトロのフグの白子に、シャキシャキ感のあるカリフラワーが合わさり、食感のコントラストも生まれている一品となります。 出汁がしっかりと効いた濃厚なグラタンは、白ワインとの相性が抜群で、ボリュームがありながらもあっという間に完食してしまいました。 メインは鴨もも肉を使ったカスレが登場。 優しい甘味のある白インゲン豆を、たっぷりのお肉と煮込んだ、これぞビストロの真骨頂とも言うべき豪快なお料理です。 鴨もも肉はコンフィとして使われ、驚くほどトロトロの食感を味わう事ができ、手間暇かけて作られていることが伝わってきます。 こちらもボリュームが素晴らしく、食べ応えのある最高の一品です。   今回は自分以外が初訪問でしたが、亀山シェフの温かい雰囲気作りもあり、全員がリラックスして美味しいお料理とワインを堪能することが出来ました。 これからも通わせて頂きます。 ご馳走様でした。

8

東京都

日本料理

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■アクセス 東京メトロ日比谷線・中目黒駅より徒歩5分   ■訪問回数 初めて   ■用途 知人とディナー   ■概要 中目黒駅から少し歩いた住宅街の中にお店を構える日本料理店。 オーナーシェフである伊藤氏は、日本を代表する日本料理店「龍吟」さんで経験を積まれ、2020年10月にこちらのお店をオープンされました。 店名である炎水は、炎が「炭火」水が「出汁」を表しており、どちらも伊藤氏が大事にしている概念のようです。   ■メニュー お料理はお任せコース(27,500円)一本のみ。 旬の食材をベースに、炭火と出汁を掛け合わせながら作られる、渾身のコースを楽しむことが出来ます。 この日の内訳は以下の通りです。 ・鮑の蒸し煮 ・枝豆の飯蒸し 新生姜 湯葉餡掛け ・おこぜ唐揚げ 野菜と柑橘の南蛮漬け ・赤穂のきじはた お造り ・気仙沼の鰹 お造り ・奥井海生堂 蔵囲昆布 坂井商店 本枯本節 ・とり貝 冬瓜 海鼠の卵巣 ・泳がし鮎 備長炭の香りと共に ・茨城県産ひたち蕎麦 じゅんさい 青柚子 ・鴨もも肉 賀茂茄子 クレソン 鴨ガラ出汁 ・銀の鴨 むね肉炭火焼き 三種の味で ・岐阜県産はつしも 鰻 山椒 木の芽 ・宮崎マンゴー 時の雫 薄造り   ■感想 昔からお世話になっている先輩が、行きつけの和食屋さんに連れて行ってくださるという事で、有り難くお誘い頂いた炎水さん。 食通の知人達もこぞって絶賛しているお店であり、期待に胸を膨らませてお伺いしました。 コースは店名の由来にもある通り、こだわりの出汁が根幹に感じられ、随所に炭火も取り入れられた構成。 奇を衒ったお料理はないものの、基礎に忠実に従ったうえでオリジナルのアレンジも見受けられ、伊藤対象の力量の大きさが伺えました。 この日最も印象に残っているのは、終盤に登場した鴨肉の焼き物。 青森県産のブランド銘柄である「銀の鴨」を使用しており、塩と柚子味噌、和辛子の三つのパターンで食べ比べをします。 銀の鴨特有の、いい意味で奇麗過ぎない自然な旨味と、程よく歯ごたえを感じる肉質が完璧に引き出されており、お見事の一言に尽きるお料理。 たまたま別のお店でも銀の鴨を頂いたばかりでしたが、伊藤大将の完璧なアプローチにただただ感動を覚えるばかりでした。 締めではボリュームたっぷりの鰻ご飯が登場。 目の前で炭火で焼き上げられる鰻は突き抜けるような香ばしさがあり、凝縮された旨味も存分に味わえる一品です。 岐阜県のブランド米であるはつしものご飯がお代わり自由となっており、たくさん食べる人でも満足できるシステム。 日本料理屋さんでは満腹にならないことが多いので、個人的にとても嬉しいサービスでした。 ハイエンド日本酒としてごく一部の名店しか取り扱っていない日本酒「MINAKI」も合わせて頂き、お料理もお酒も心行くまで堪能できた幸せなひと時でした。 また機会があればぜひ、お伺いしたいです。 ご馳走様でした。

9

東京都

イタリア料理

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■アクセス 都営新宿線・浜町駅より徒歩2分   ■訪問回数 4回目   ■用途 友人とディナー   ■概要 日本橋浜町の外れにある隠れ家的イタリアンのお店。 素材の良さを活かしたシンプルな素材系イタリアンと、自然派ワインの組み合わせを推しているお店です。 店内は広々としており、個室やカウンター、テーブル席など用途に合わせていろいろな席が利用可能となっております。   ■メニュー お料理はコース・アラカルトどちらでもオーダー可能。 コースは飲み放題込みで4,500円、5,500円のプランが用意されており、リーズナブルな価格設定が魅力的です。 この日は予算指定で、7,000円のコースにアップグレードをお願いしました。 頂いたお料理は以下の通りです。   ・メロンとフルーツトマトのクリームチーズソース ・生ハム&モルタデッラ ・穀物入り自家製パン ・宮城県産カツオのカルパッチョ バーニャソース添え ・ツブ貝と自家製カラスミと焼きなす ・イクラとハーブバターのブルスケッタ ・鮎とその骨と内臓のほろ苦いソース スパゲティ ・牛ランプ肉のロースト 自家製チーズのソース +アルコール飲み放題 ■感想 最近のお気に入りで定期的にお伺いしているこちらのイタリアン。 お料理の美味しさ、ワインの豊富さ、お得なお値段、オーナーさんを始めとしたスタッフさん達の人柄、どれをとっても素晴らしいお店です。   前回は飲み放題込みで5,500円のコースをお願いしましたが、あまりにもお得すぎたため、今回はワガママを言って7,000円にグレードアップしてコースを用意してもらいました。 コースはボリュームもクオリティも素晴らしく、本当にどれも外れがないオールスター級のお料理ばかり。 この日一番印象に残っているのは、鮎を使ったスパゲッティ。 鮎の身だけでなく、骨や内臓を使ってソースを作っており、鮎を丸ごと一匹味わうかのような風味が感じられます。 心地よい苦みがありながらも、キュウリやみょうがを合わせることで臭みを消しており、お見事なバランスのスパゲッティでした。 ランゴロさんのシグネチャーメニューともいえるブルスケッタは、この日はイクラとハーブバターの組み合わせで登場。 見た目も非常に鮮やかで、目でも楽しめるブルスケッタは、口に入れた瞬間の上品な旨味が堪らない一品。 ハーブバターのコクと、イクラのフレッシュな旨味が見事に調和し、突き抜けるような美味しさが生まれます。 白ワインにも非常によく合う一品で、ブルスケッタ一つでグラス一杯が飲めてしまうほどの相性の良さを感じました。 これからも通い続けたい名店です。 ご馳走様でした。

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東京都

イノベーティブ

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■アクセス 東京メトロ千代田線・乃木坂駅より徒歩4分   ■訪問回数 初めて   ■用途 友人とディナー   ■概要 グルメ著名人として知られるビア氏が手掛ける、タイ料理をベースとしたイノベーティブレストラン。 もともとは銀座でオープンし、2022年に六本木に移転しています。 洗練された空間の中で未知の美味しさに出会うことができ、食通を中心に人気を集めている名店です。   ■メニュー お料理はお任せコース(26,500円)の一本のみ。 豪華な食材をふんだんに使った、新しいタイ料理のフルコースが味わえます。 今回はコースと合わせて、ワインペアリング(14,000円)もお願いしました。 頂いたお料理は以下の通りです。 ・毛蟹 あん肝 玉蜀黍 ・キンキ 蛤 オニテナガエビ 松茸 ・オコゼ 朝天辣椒 八角 山椒 ・フカヒレ タイ薬膳 ・黒鮑 オースワン ・鱧 松茸 プラーヌンマナオ ・和牛 キャビア ナムトック ・マグロ サマートリュフ ・カレー2種(世界一美味しいカレー/グリーンカレー) ・カノムピアックプーン ・できたてアイス トリュフ   ・ワインペアリング9種   ■感想 食通の知人が皆絶賛していたため、銀座に店舗を構える頃から気になっていた美会さん。 友人が予約をしてお誘いしてくれたため、遂にお伺いすることができました。 タイ料理と聞くと、スパイスのクセがあり好みが分かれるイメージがありましたが、その固定観念が180°覆される感動の食体験を味わうことが出来ました。 この日1番印象に残っているお料理は、終盤に登場したナムトック。 和牛のヒレとサーロインで作るハンバーグに、これでもかという量のキャビアを載せ、タイのハーブサラダであるナムトックを合わせた一品です。 和牛の力強い旨味と、キャビアの華やかな塩味と香り、そしてナムトックが清涼感を加え、完璧なバランスに仕上がります。 無理にタイ料理のエッセンスを加えるのではなく、美味しさの最適解を導く為の要素としてタイ料理が活用されており、お見事なお料理でした。 ワインのペアリングも素晴らしく、ドメーヌとのコネクションを活かした希少なワインも様々頂くことができ、非常に満足感が高いです。 インパクトのあるお料理にも負けず、相乗効果を生み出す完璧なラインナップでした。 季節が変わる頃にまたお伺いしたいと思います。 ご馳走様でした。