ふうちひろさんのMy best 2020

町中華欲のボルテージがボルケーノで自作チャーシューやら炒飯やら坦々麺やらを作り、欲望を飼い慣らして凌いでいた自粛期間。自粛が明けて真っ先に向かった町中華はあさひ。夏が目の前で暑くなってきたから四川冷やしそば。あさひの麺類って爆裂にうめえ。四川冷やしそばの肉味噌、想像の3倍くらい辛くて夏がきちゃった。食べ終わって3秒したら食いてえ…食いてえ…と更にじわじわ食欲の波が押し寄せてくるこの感じ。マジ夏すぎる。今年の夏は四川冷やしを何度も何度も啜る、そんな夏にしたい。

優しくて強くて美しいカレーにであって感情ミルフィーユが爆発した。老いも若きも、男も女も、家カレーがだいすきな彼も彼女も、絶対みんなだいすきになっちゃうスパイスカレー。うかがう前日深夜にInstagramで下調べをしていたら自分の作るカレーでポークが1番すきってストーリーズに書かれていたのであしたは絶対ポークを食べなきゃ！ってなっちゃってわくわくしちゃってあまりねむれなかった。今回はポークと週替わりのラムとセロリの2種盛りにした。脂がしっかりのったポークは甘みと酸味のバランスが最高でまるでデッサンのような味の奥行き。米じゃなくてビールを片手にやっても間違いない。肉がほわほわ柔らかくて大感動。クセとクセが調和されたラムとセロリ。ラムもセロリもだいすきだけど中和されていいとこどりの奇跡のコラボレーション。小旅行感覚で向かうトキメキも最高のスパイスにしちゃう素敵なお店。

もくろみでポークを食べてから自宅でバラ肉1日マリネしてみたけど絶対にこの味は出せないことを悟ってまたきてしまった。今回はラムレモンキーマとポークのあいがけ。あーもうこの味！肉はホロホロに仕上がりしっかり旨みも感じて奥行のある世界一おいしいポークビンダルー。パイナップルの副菜と混ぜて食べたら最高of最高。なんなんだこのハーモニーは！他の副菜もどれをとってもおいしいけどポークビンダルーの向こう側がみえて脳味噌から発火した。週替わりを毎週チェックするのが日課になりつつある。今回のラムレモンキーマも最高。レモンの酸味が爽やかでラムの独特な臭み、夏が捗るうまさ。週替わりのカレーをこまめにチェックして残暑もばっちり味方につけてくぞ！！！

だいすきすぎて飲み友達の協力を全面に受けて人員を大幅に増員させてまたいっちゃったやすらぎ。気付いたらいぬとひるねしてて遅刻。宴は既にはじまっちゃってた。最高の刺し盛りは全員集合してからという暗黙の了解。今回のマイフェイバリットはラーメンサラダ。野菜メインの冷やし中華的な感じ。〆にズルッとひとりひと皿いきたいやつ。何を食べてもとにかくおいしくて胃も心も満たされるアットホームなお店。閉店してしまうって知ってから駆け足で2回いったけど少なくともあと2回は絶対いきたい。ほぼ初対面の飲み友達にこんな最高なお店を知ってるなんてちひろちゃんめちゃくちゃ渋いじゃん〜！と褒められて得意げになったけど、積み上げられてきた年月の賜物。閉店間際になってしまったけど出会えてよかった素敵なお店。

ご覧下さい、やすらいでいる場合ではない刺盛りを。これで1500円。利益フルシカト。そして見ての通り至高の刺盛り！最強の脂のノリ具合！殴り合って刺身を取り合った。先日バーで知り合ったお兄様にゴーヤーチャンプルーは絶対に頼めよ！とお達しがあり、暴力的なボリュームに爆笑してしまった。沖縄でたべたゴーヤーチャンプルーとは一体なんだったのか。お兄様から教えてもらわなかったら出会えなかった人生一おいしいゴーヤーチャンプルー。なによりお通しがめちゃくちゃおいしい。お通しがおいしいお店は結局何を頼んでもどれを食べてもおいしいからこのお店に来てよかったって心底思えてしまう。

運ばれてくる瞬間にふわりとスパイスのかおり。30分並んでぜんがけにビール。カレー好きの友人みんなからオススメされていた理由がやっとわかった。3種それぞれのカレーがひとりひとりキャラ立ちしているというのに、混ぜ合わせてスープをかけるカレーは三位一体。なんなんだここのカレーは。月1必ず通いたい。

イヌを連れて入れるハンバーガーショップなんて間違いなく最高じゃん。どれにするか10分くらい悩んだ末、クリームオブスパネチにモッツァレラトッピング。写真撮る前に我慢できずに齧っちゃう少女っぽいとことかも実は持ち合わせてる。ケチャップとマスタードをなんにでもぶっかけちまう人種だけどかける気が一切起こらない粗挽きパティの肉の旨み。カリッサクッフワッモチッなバンズ。各々が既に最高なのに相乗効果で最高極まれり。見た目はめちゃくちゃジャンクだけど素材の味が最初から最後までたのしめて2個はペロリと食べれちゃう。ハンバーガーを食べた後の満足感がいつもの感じとなんだかちょっと違って感動した。イヌにおやつを買ってあげていっしょに食事できたのもうれしい。おやつを持ってるだけでめちゃくちゃ懐いてくるので1つ食べたらめちゃくちゃおいしくってイヌもラッキーハッピー。店を後にして車に乗り込んだ瞬間、次はどのバーガーを食うか会議をした。

幼少期の頃の夢みたいなパーフェクトオムライスを食べた。見た目も味も想像通りのオムライス。オムライスのなかのオムライス。王道オムライス。トマトの酸味と玉ねぎの甘み、プリプリチキンにキラキラオレンジごはん。黄色と赤の差し色が美しい。おいおい！ケチャップ入れすぎだろ！ってくらいケチャップの味がするチキンライスがめちゃくちゃいい。国宝です。スープは色が濃いめなのに意外とあっさり味。こりゃ炒飯ですわ。炒飯を食べないとダメなやつっすわ。次回は炒飯+スープ+瓶ビールを昼間からキメたい。今回は親知らずを抜いた帰りだったから麻酔もまだ効いてて、わたしの感じた美味しさってきっと上辺だけ。まだまだ底知れぬ部分があるのかと思うとわくわくしちゃう。しばらくまともにごはんを食べられないだろうけど悔いのない最後の晩餐。昼だけど。

ドルオタのともだちにおすすめされた女子必見のカレー屋さん。衝撃的すぎて言葉がみつからない。田舎のばあちゃんが育てた野菜で東京に住む孫がばあちゃんを思いながらゆるっとつくるスパイスカレーみたいな。力をいい意味で抜いたような、野菜の風味を生かしたやさしいカレー。だけどやさしいだけじゃなく、スパイスも効いてて汗じわり。ひとつひとつ味わってからお皿でまぜまぜしてたべるスタイル。最後に辛味オイルをひとまわし。辛味オイルを掛けるとまた更においしい。受け売りだけど白菜のポタージュはマスト。いままで食べてきたスパイスカレーと全然違うのに間違いなくスパイスカレーで頭の中のハテナが鳴り止まなかった。スパイスカレーという概念を覆された唯一無二のカレー屋さん。ここ最近たべたカレーで1番心を揺さぶられたかも。またすぐいきたい。

ベストオブカレー！だいすきな店で月1は通っている。今回こそはビリヤニを食べるぞ！と意気込んでいくのに毎度ニハリを食べてしまう。とろとろで骨からスルりと羊肉が抜ける。この為にきょうまで生きてきたのだ〜！とひとり心を踊らせ滝汗を流しスパイスを飲む。