S.Yamamoto
志津駅
カフェ
佐倉市には「佐倉豚」というブランド豚がありまして、佐倉市内の畜産業者が中心になって広めていこうとしていたのですが、現在は畜産農家が減少し、幻の豚となりつつあるそうです。 この佐倉豚を使った料理が、佐倉市のご当地グルメ「佐倉丼」です。 佐倉豚と地元名産の大和芋、さらに佐倉市産の米を使えば完璧だそうですが、それら佐倉の食材を使って作った豚丼が佐倉丼で、佐倉城級グルメコンテストで優勝したご当地グルメです。 一時期は市内各所で食べられたようなのですが、現在は販売店はかなり減少している様子。 2025年2月現在、佐倉市の公式ホームページに唯一提供店として掲載されているのが、今回、訪れたC's cafeさんです。 志津駅徒歩数分のところにある、志津市民プラザ内にあります。 こちらは市の公共施設で、カフェはNPO法人が運営しています。 そのため、土日祝日はお休みで、平日は火曜日から金曜日までの営業です。 しかも、佐倉丼が販売されるランチタイムは11時半から14時半の3時間だけなので、近所に住んでいない場合は食べるのが難しいです。 11時過ぎに到着、建物の外観からは、カフェが入ってることすら気づけないです。 表看板のメニューに扱いがあるのを確認し、まずは一安心しました。 2階の図書館で時間をつぶした後で、入店しました。 一応、佐倉丼には佐倉豚を使うことが決められていますが、供給量が僅少の佐倉豚が実際に使われているかは微妙なところと思っています。 とにかく、とろろのかかった豚丼をいただきましたが、これがかなりおいしかったです。 豚肉にくさみはなく、タレの配合も絶妙でした。 また、付け合せの柚子胡椒のタレもよく合っていて、垂らすと香りが上品になります。 さらに、とろろと混ぜていただくと、これもいい味変になりました。 あっという間に食べきってしまいました。 販売店を増やせば名物になるポテンシャルを感じました。 大和芋が佐倉市で生産が盛んだというのも、佐倉丼を通じて初めて知りました。 このまま消えてしまうのは惜しいところです。 今後もがんばって、広めていって欲しいですね。 #ご当地グルメ #佐倉丼