takashi maeda
谷町四丁目駅
居酒屋
この店の主役は餃子か、はたまた“アレ”か…… ― 聖なる夜に煌々と輝く肉汁の文字 ― 一目それを見れば世の独身男性諸君は肉汁餃子にかぶり付き、「メリークリスマス」と一人で叫びたくなるのはまさに雄の本能と言えよう。 …ってな訳で、ここは“肉汁餃子”を全面に押し出している新鋭店です。 餃子は勿論、唐揚げもボリューム満点かつほんのりカレー風味の隠し味、そして190円で飲める本格的なレモンサワーなど、各々のメニューに一枚も二枚も工夫を凝らしており満足頂けると思います。 しかし、真の主役はその影に潜んでいた…… 【主役(本命)】 その冠に偽り無しで餃子はガチの旨さ。 写真からは分かりにくいかもですが、モチっとした厚めの皮に包まれるはボリューミーな餡。 何よりその肉汁の量がハンパ無く、 かぶり付くと身が6、汁が4かってくらい肉汁が口の中を満たしてきます。 今回頼んだのは名物肉汁餃子と、冬オリジナルらしい“背油こってり炊き餃子”そして190円のしんちゃんレモンサワー。 そして最後にアレ。 炊き餃子はうどんベースのアツアツスープに先ほどの餃子、ネギと白菜がたっぷり入っており、寒い体(と心)を存分に満たしてくれました。 【主役(影番)】 んで、居酒屋と言う業態、そして肉汁餃子と言うそれだけで十分天下を獲れる名物を前面に推されており、注文しにくいモノかも知れませんが、 個人的にここに来て食べないと6割くらい損していると思われるモノがあります。 それこそ “かすうどん” 取手付きのシャレオツな土椀に運ばれてきますが、、 まず、その “かす(牛のホルモン)” のボリュームたるや!! 一般的に“かす”はだいたい薄切りが多いのですが、こちらはまさしく固形。云わばうどんの前に立ちはだかる巨大なるブロック。 うどんが食いたいんじゃねえ、わたしは“かす”が食いたいんだよ!って人にまさにうってつけ。 そして “かす” がでかいだけで記事にゃしません。 このうどん……なんちゅーコシや‼ ここまでもっちモチしたうどんがあったものかと 驚くことウケアイです。 例えるならモチとガムの中間くらい?な感じ? 居酒屋なんでわざわざうどんを注文する人は少ないでしょうし、過去記事にも載っておりませんでしたが、 ホントここのかすうどん、ヤバいです。 是非お試しあれ。