田中 克典

田中 克典さんの My best 2022

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1

宮崎県

うどん

田中 克典

幼少の時からずっと食べてきた天領うどん。 今でも昔と変わらない味。 ちょっと塩っ気の強いつゆと細く滑らかな麺。 うどん以外にもおでんがおすすめ。 一品110円均一で種類も多い。 〆はソフトクリーム。

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東京都

懐石料理

田中 克典

知人から紹介されて行ってみました。 自分的には初めてかもしれない懐石料理。 敷居が高く不相応感もあるのですが思い切って予約し訪問。 ビルの1Fを外観から装飾し、雰囲気のある佇まいがなんとも味がある。 この日はカウンターにて料理を堪能。 乾杯はクラフトビール。 伊勢角屋麦酒。 深いコクと味わい深い感じが食欲をそそられるビール。 おしぼりは檜の香りがリラックスさせてくれます! 1品目は サクラマス ほたるイカ真珠貝 春の食材 ジュレ 白味噌 などを和えたもの。 小さな器の中に見事な世界観が体現されていて一品目にして感動! シラウオの天ぷら カラスミをまぶして。 カラスミが塩気とコクを出してサクッと揚げられたシラウオとバランスがよい。 赤貝と胡瓜の巻き寿司 こちらも鮮度の良い赤貝と刻んだ胡瓜がパリッとした海苔で絶妙な仕上がり。 基本どの料理も最低限の味付けで食材の旨味を存分に味わうことができます。 三重県のタイと明石の蛤のお椀。 蛤とタイの出汁だけでできていて、添えてある柚子胡椒をすこしとかしながらいただきます。 素材だけでここまで出汁が出るのかと思うくらい奥深い味。 つゆまで全部飲んでしまった! ここでもう一つのクラフトビールに。 ボタンエビと タイの子と筍とタラノメ。 季節を感じさせてくれる食材が使われていて食べていて春を感じます。 千葉勝浦マグロ と山菜を ぎょうじゃにんにくで和えたもの。 ここで白ワイン。 油を最後にかけて火を通すのですがその際にニンニクの香ばしさが徐々に伝わる感じがまた楽しませてくれました。味も抜群です! 筍の唐揚げ。鰹節がふんだんにかじぇられて シンプルですがこれも春らしい一品。 対馬のアナゴとウニ 有馬山椒を和えたもの。 アナゴといえば東京湾のイメージですが対馬のアナゴは磯の香りが強く肉厚。 薄味のアナゴにウニが添えられ、山椒もきかせて最高に仕上がった一品。 フカヒレの旨煮 手長海老と帆立貝 国産のフカヒレでトロトロのコラーゲンたっぷりのスープでそこに貝柱と手長海老がアクセントとなり、極上のスープに仕上がっています。 熱々ですが、香ばしさが際立って濃厚なスープが胃の中まで伝わってきます。 ここで赤ワイン。 栃木牛のシャトーブリアン。 塩昆布をのせた卵の黄身の漬物。 焼き魚が添えられた御膳で窯で炊き上げた白米と共にいただきます。 牛でご飯を食べた後に、牛を卵につけて一杯、そして卵をかけて卵がけご飯でいっぱいと3回楽しめる至福の瞬間。 タンメン 桜海老と貝柱で出汁を取っていて〆のラーメンがここで出てきた感じ。 そして カレー。 普段は出さないそうですがこの日は特別に出していただきました。 ご飯は先ほどのご飯。 米粒ひとつひとつにカレーが馴染んで贅沢なカレーライス。 シフォンケーキ 蕗のとうのアイス そしてその場でお茶を立てていただき〆は黒砂糖と抹茶で終わり。 稲葉様のやさしく語りかけてくれる感じも心地よく、極上かつ至福のひと時を味わった席。 印象深い食事でした。 外国の方からの接待には絶対おすすめで、そのほかの接待などにも良いと思います。 またいつか行きたいです。

田中 克典

立川に遠征の要件。 探していて食材など気になったお店がここで、予約。 店内は靴を脱ぎお邪魔する形。 割と早い時間でしたが既に活気のある店内が、期待させてくれます。 産地から直送している食材を提供してくれていて、鮮度にもこだわりさまざまな工夫で、食材を調達しているとのこと。 驚いたのがスタッフの数。 少なくとも厨房ホール合わせても10名はゆうに消える数のスタッフが在籍。 それでも忙しそうでした。 まずはビールで乾杯。 サッポロのクラフトビール“ソラチ”をチョイス。 コクとキレが共存するビールですぐおかわりしちゃいました。 お通しがさっそくこだわっていて鮭とばとニシンを炭火で炙っていただきます。 お通しのレベルを超えていてこれだけでもお酒につまみに十分なってる。 そしてオーダー 活きスルメイカのお造り 牡蠣の食べ比べ 長芋たまり醤油漬け いぶりがっこクリームチーズ 根ほっけの塩焼きを注文。 スルメは函館からの直送で鮮度を保つために専用に袋に海水?と共に封をされて配送。 それを捌いていただきます。 身が柔らかく、甘みがあり、絶品! お酒が進みそうな長芋のたまり醤油漬けやいぶりがっこクリームチーズも自家製らしく、絶品! 牡蠣の鮮度も抜群で全く臭みがなく、牡蠣専門店を超えているレベル感。 根ボッケは脂がのって肉厚。 1匹を2人でも食べ切れない量ですがついつい箸が進みます。 途中酎ハイに変えて食の味を楽しみながら会話も弾む。 対象は試行錯誤を重ねて経営してきており、その努力の積み重ねと物腰柔らかい姿勢そして笑顔に癒されつつ楽しい時間を過ごします。 〆はいくら丼とたらこ茶漬け。 お茶漬けは出汁にまでこだわっているのでこれまたかなりのレベル。 いくら丼はテレビで出てきて美味しそうないくら丼のイメージのまま。 まるで北海道に行ったかのような気持ちになる素晴らしいお店でした。 今時食材の調達、ちょうりほう、運営メンバーの充実、これだけこだわっている居酒屋も見たことがなく、ぜひ一度は訪れてほしいおみせでした。 近くに行った際はぜひ活用させていただきたいと思います。

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東京都

天ぷら

田中 克典

15年以上会社を共に成長させてきた戦友との会食。 ちょっとした民家にある天麩羅屋を紹介されて予約して行ってみました! 確かに一瞬 「ここなの?」 という佇まい。 ポストの店名を確認して間違いないとなり入店。 ドアを開けるとお洒落な空間がそこにはありました! まずはビールで乾杯! マスターズドリームです。 そしてまもなくコースでの提供が始まります! まずは 富山県ホタルイカ 自家製の調味料を使って調理されたもの。 この一品目で素晴らしさが伝わってくる感じ。 楽しい会食になる予感。 次は 鹿児島の初鰹 ネギと絡めて食べる。 カツオの臭には一切なく、カツオの身が滑らかでネギとよく合う! 車海老を数種類の食べ方で まずは素揚げ状態で。 塩をつけていただきました。 次は天ぷらにしてご飯と海苔巻きでいただく。 車海老の足の部分の天ぷら。 それぞれの部位で3回楽しめる! 山形のタラノメ 甘さ8:苦味2くらいのバランスが口の中で広がり、春を感じる天麩羅。 鮑の肝のスープの しゃぶしゃぶ これは今までにまず食べたことのない食べ方。 アワビの肝で解いたスープにアワビを30秒くらい入れて食べる。 贅沢な食べ方でアワビを食べ終えたらそこにおむすびを入れてアワビのリゾットに。 それに加えてバフンウニを混ぜていただく! こんなに贅沢な食べ方は初体験! 新潟の蕗のとう これも苦味が鼻をくすぐり心地が良い。 ホタルイカの一夜干しの天ぷら。 肝が甘みがまし食べると口の中でホタルイカの肝の風味と甘みが広がりこれも春を感じる逸品! より豊かな味わい 神奈川県佐島の味をなめろうにして貝殻に乗せて焼いたもの。 生のなめろうにはない味の深みがお酒のおつまみとして際立つ! 茨城県鹿島の 地はまぐりの天ぷら。 身がぷりっぷりのまま揚げられて口の中で貝のスープが広がります。 佐賀のホワイトアスパラ。 揚げられたアスパラガス3等分にカットされて先端の部分から順にいただきます。 甘味が強く落ち着く味わい。 ここで店主おすすめの日本酒。 九平次。 店主にこれから出てくる料理によく合うと薦められて注文。 そして カラスミと蕎麦。 お蕎麦を締めではなくコースの中のお酒の肴として位置づけ提供。 カラスミの珍味がまたそばのシンプルな味を拭きたれ日本酒によく合う。 栃木の椎茸。 肉厚の椎茸は食べると中からジュースのように椎茸汁が吹き出します。 そしてシャートーブリアン。 添えてある山椒をふたつぶ口の中で潰してそこにシャトーブリアンを頬張る。 もう言葉にならないレベル! ウニと大間産本鮪。 これも贅沢な食べ方で。 海苔を天ぷらにしてその上に大間産本鮪とウニをふんだんに乗せていただく。 シャトーブリアンからこの流れはもう、なんと贅沢か! 次はグリーンアスパラ揚げたもの。 アスパラを2種類食べさせてくれるのも嬉しいですね。 お酒も進みだいぶ酔ってきたので進められたお茶を注文。 バジル紅茶。 宮崎の五ヶ瀬から取り寄せた紅茶でたしかにバジルのような香りがする。 天ぷらの油がすっとなくなるような爽快感があるお茶! 千葉県富津のキス。 肉厚で味の濃厚。 かき揚げ天ぷら。 ここでご飯と合わせていただくのですが土鍋で炊いたご飯はなんとトマトご飯。 まずそれだけでいただく。 そして格上げと混ぜる。 味わい豊かなかき揚げなぜご飯です! 赤だしで温まり、〆のデザートは塩羊羹と店主自らたててくれた抹茶。 細かい調理を手際よくこなしてその食材がいちばん美味しく仕上がるタイミングで提供。 時折気を使っていただきながら場を和ませてくれておもてなしをとことん堪能させていただきました! ご馳走様でした。 接待や特別な人とのデートなど。 おススメです。 また行きたいですね!

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東京都

寿司

田中 克典

好きこそものの上手なれ とはよく言ったもので、 こちらの大将は仕事をしているという感じが全くなく楽しそうに料理を提供しているのが印象的でした。 さわやかな笑顔で常に気配り目配りも欠かさず、それでいて料理を仕込んでいる姿には、悲壮感とかそういった感じは全くなく、楽しそうな雰囲気が常に出ています。 大将も行っておられたのがこの仕事ができている喜びを味わいながらお仕事をされていると。 頭が下がります。 そのお気持ちが料理にも出ていて、 派手に目立っているわけではないのですが、一生懸命にこしらえておられるのがよくわかるお鮨の数々。 すっかり堪能させていただきました。 私の拙い表現力では表せないレベルなので、やはり行ってみるのが一番かと思いますがご参考までに。 鮨 こう介 まずはビールで乾杯。 アサヒ厳選 です。 お通しが クラゲとタコのお吸い物 北海道ズワイガニかに味噌和え 富山しろえびの唐揚げ。 それぞれちょうど良い量で味付けも良い。 ガリは2種類。 黒酢と白酢でつけたもの。 これだけでおつまみになるくらいです。 一品名は 宮崎県油津産の 中トロ スジを入れていて口の中で滑らかに広がりながら口に広がる。 油津産を出してくるのが地元だからなのかわからないですが渋い! こち 1日塩じめ ポン酢とゆずで。 上品な仕上がりです。 ミルフィーユ マグロの中うち ウニ 甘エビキャビア を乗せて まるでデザートお菓子のような逸品。 でもお鮨なのです! ひげだら 20キロ分の牡蠣から取ったソース ソースは当然牡蠣エキスがたっぷり出て濃厚で、奥深い。 たらを食べ終えたらソースにシャリを入れてソースをたっぷり絡めていただきます。 ただただ幸せな気分。 鹿児島県いずみアジ。 甘酢で締めていただきます。 マイルドな中にもアジのキレもあります。 鹿児島県産の車海老を1匹使っています。 車海老 甘くて濃い。 北海道 バフンウニ 香りが引き立って磯の雰囲気が漂ってきそう^_^ ドリンクはビールのあと麦焼酎のソーダ割りに行き、さらには日本酒。 初亀をいただきました。 甘くなく程よいキレもあり、バランスの良い日本酒です。 キンキ20キロ しじみ ホタテ カツオ などで出汁を摂った逸品。 絶品です。 カツオ。 これは骨などをピンセットなどで丁寧に取り除き、さらに手を加えてまるでカツオとは思えない柔らかさで仕上がってます。 素晴らしい仕事です。 京都舞鶴鳥貝 アワビのステーキ バターソテー 肝裏漉しし濃厚なアワビの肝ソースに絡めていただきました。 余計な調味料を一切使わず、食材本来の良さを体感できました。 こちらにもシャリを入れていただき、幸せ。 青森県産赤イカ。 甘く濃厚な味わい。^_^ トロタクキャビア どこまで贅沢なんでしょう? ホタテとホタルイカの茶碗蒸し ホタルイカの苦味と甘みをバランスよく上手に引き出した茶碗蒸し。 白エビ。 富山県産の白エビを軍艦でたっぷり! 赤身のヅケ。 赤身の旨さを最大限引き出したヅケ。 あと2ー3枚食べたい気分。 巻物。 ちょっとこの辺りでおしゃべりに夢中で、 おそらくシイラで巻いた巻物。中にかんぴょう、たくあん、卵など巻いて、こんな最後は初めて。 エビの味噌汁 車海老で出汁をとり濃厚なエビ味噌汁。 〆のデザートは女将さん発案。 元パティシエらしく、まるでお鮨屋ではないような完成度の高さ。 ジュレには宮崎の日向夏を入れて細かいこだわりも素晴らしい。 大将の勉強熱心なところやお店の全員からもてなしを受けていて心地もいいし料理も最高。 ぜひ一度 鮨 こう介を訪れてみてください、とお伝えしたいお店!

7

東京都

焼き鳥

田中 克典

銀座にハイクオリティな焼き鳥屋さんがあるということで行ってみました。 お店の佇まいから見て、高級店であることは一目瞭然。 どんな料理が食べられるか楽しみです。 店内はカウンターとテーブル席(個室)。 木で作られた内装はほっこり落ち着く空間を演出してくれます。 カウンターに座ると赤い杯があり、口の中を清めるということで、日本酒を注がれいただきます。 芋焼酎富乃宝山で有名な 西酒造が作った天武。 スッキリした口当たりが確かに口の中を清めているような感じです。 その後ビールで乾杯。 マスターズドリーム。 大人の苦味の効いたビール。 先付けは 冷静の玉地蒸し 新生姜 もずく ホタテ の入った冷製茶碗蒸しといった感じ。 スッキリキレのある味わい。 じゃこサラダ。 カリカリのじゃこと野菜がオリジナルのドレッシングで味付けされてこれはさっぱり清涼感のある感じ。 ここから串。 まずは せせり。 首の部分ですが肉質がとてもよく舌触りも滑らか。 かつ、肉汁たっぷりで口の中に広がる感じがわかります。 かしわ(もも肉)。 肉厚でこちらもジューシー。 普段食べる鶏肉に比べると、非常に味が濃厚。 レバー。 きめの細かい肉質で、上品な味わい。 きめの細かさは絹の用です。 うざく。 鰻ときゅうりの酢の物で通常は酢を使いますが、こちらは酢を使っていない。鰻と茄子、きゅうりで素材の味を生かした逸品。 夏にぴったりな感じで時節的にもぴったり! 玉ねぎ。 身の詰まった玉ねぎの芯に近い部分だけを贅沢に使った逸品。 味が濃厚で、熱々。火傷に注意(笑) 胸子肉。 希少部位で、なかなか量を取れない部位。 味が濃厚で、さらに奥深くコクのある味わい。 食べながら、唸らされる感じ! つくね(紫蘇入り)。 とても丁寧にあしらわれた逸品。 肉汁のしっかり詰まって、紫蘇の葉がまたアクセントとなり絶妙にハーモニー! 雪化粧南京(かぼちゃ)のクリームコロッケ。 これはちょっと変わった逸品で雪化粧というカボチャを使ったコロッケ。 かぼちゃの甘みが非常に強く、デザートで出してもおかしくないかも。 赤肉 内腿の上あたりでよく動く筋肉の部分なのできめ細かく弾力もあり肉汁たっぷりで、味も濃厚。 これだけ10本くらい食べたくなります。 砂肝。 コリコリサクサク食感が良いですね。 手羽先。 こちらも肉厚で、大きさ以上に肉が詰まった感じ。 串の最後はインゲン豆。 素材自体が甘く、噛めば噛むほど味が深まる。 〆に親子丼と稲庭うどんが選べますが、両方いただきました! 濃厚な卵の親子丼とさっぱり鶏ガラの餡スープの稲庭うどん。 どちらもそれぞれ単品でもかなりな上物。 デザートは卵に作ったカスタードぷりんでカラメルは別添え。 さくらんぼと一緒に素敵なコースを締めくくりました。 素材の良さ。 料理の出てくるタイミング。 スタッフの方の気配りなど、 非常に素敵なお店でした。 接待や大人のデートにおすすめ。 極上の焼鳥コースを堪能できます!

8

東京都

焼き鳥

田中 克典

昔のボスが古稀を迎えることに。 そのお祝いを兼ねてこのお店に行ってきました! 雰囲気のよい佇まい。 コースで一番よいのをオーダー。 まずはビールで乾杯。 ビールはアサヒマルエフ生?! 一串一串丁寧に焼いてその都度持ってきてくれます。 基本鮮度もよく上品な味わいでかなり旨い! 鶏団子の鍋もあり、直前に団子を形作りお鍋に投入。 あっさりとした味付けで大根おろしを混ぜながらさっぱりいただけます。 〆はご飯からのうどん。 あっさりベースの出汁の効いたスープはほっこり。 とはいえ元ボスの話に夢中でまた今度ゆっくり行きたい感じ。

9

神奈川県

寿司

田中 克典

今までおそらく過去に一度だけ行ったことがありますが、野毛にはそれ以来久々の訪問でした。 どんな街だったか?もあまり覚えていなかったのですが、行ってみて改めて、味のある街だなと思いました。 この日は最近できたばかり(ただし中目黒に本店がある)お寿司屋さん。 一見一口がどこかわからないくらいひっそりとたたずむ古民家の2F。 入ってみるとこじんまりしているものの、素敵な内装のお店がそこにはありました。 この日はドリンクも含めて任せで。 ドリンクは”ペアリング”という呼び方でまさにその日のコースに合わせたラインナップです。 まずは最初のペアリング。 プレミアムモルツを選択。 お通しのがんも。 からスタート。 一品目は 畳イワシの味噌クリームチーズ添え。 畳イワシの塩気とクリームチーズのマイルドさが絶妙にマッチング。 酒の肴にぴったり。 大将が一人で運営されていますが、 焦ることなく、非常に丁寧な応対で、心地が良いです。 個々のお店のシャリは赤飯。 まずはシャリだけを乗りに巻いて出してくれます! 続いてマグロ巻き。 赤身、中落、大トロを重ねて、大トロは軽くあぶったものを、 シャリと一緒にノリで巻いていただきます。 複雑な味が感じられ、ノリのパリっと感と風味がまた鼻をくすぐる一品です。 続いてその日の白身。 目鯛の昆布締め。 昆布の良い香りと風味をぎゅっと吸収した目鯛がこれまた絶品。 続いて北寄貝。 あえて手入れした北寄貝を裏側を上にして出してくれます。 新鮮な北寄貝の食感を十分に楽しみながら堪能。 にしん。 ネギをひたすら刻んでにらのようなペーストに仕上げた付け添えと一緒に口の中へ。 良いアクセントとなり、これもまた、口の中で豊かに香りが広がる感じ。 金目鯛。 程よく柔らかく、しかし引き締まった身で、甘みがあります。 ここでペアリングの2品目。 クロットロ モンテクッコ ロザートという、ロゼワイン。 きりっとした切れのある飲み口。 お寿司に非常によく合います。 海洋性のミネラルを多く含んでいるそうで、イタリアワインの奥深さを感じます。 甘鯛。 蒸し寿司という手法で、調理されて、 小さな器にシャリ、甘鯛、あんかけという順番で盛られ、スプーンでいただきます。 だしの効いたあんと甘鯛の白身、そしてシャリという絶妙なハーモニーです。 ペアリング3品目はカラニカフラッパート。 ここでカツオをその場でスモーク。 独自の調理器具を使い、目の前で作っていきます。 小肌。 いい塩梅のしけ方です。 そして先ほどのカツオ。 スモークを2回に分けて、 2回目は特に香りづけ。 食べると分かりますが、 なんとも素晴らしく鼻をくすぐり、楽しめるお寿司。 イカ。 細かく刻んだイカを重ねて、いただきます。 イカの甘さが重なり、幸せな気分! エビの天海苔巻き。 天ぷらで揚げたエビをお寿司にして食べます。 中目黒のお店の1Fが著名な天ぷらでそこの技を使った特徴ある一品。 お寿司では一風変わった握りですが、これも素晴らしい。 ペアリングの日本酒は八仙と加賀鳶。ほんのり甘い八仙と切れのある加賀鳶を比べながら、 お寿司と合わせていただきます。 続いてサーモン。 サーモンですが、脂濃さがなく、あっさしていて、それでもって濃厚な味。 初めての体験です。 のどぐろ。 程よく脂がのっていて、コクがある味わい。 最後のペアリングは バルベーラデルモンフェラート。 赤ワインですが、香りが良い一方で、すっきり切れのある感じ。 中とろ。 ここまでの素敵なお寿司を忘れてまた楽しめる、味わい深い中トロ。 穴子。 身が柔らかく、ふわっとした食感。 特性のたれも見事に素材の良さを引き出してくれています。 かっぱ巻き オリジナルの塩コショウでアクセントをつけて、 ただの締めではなく、最後まで楽しませてくれる一品です。 お味噌汁はシジミ汁。 胃の中まで温まる感じ。 非常によくネタの特徴をとらえたお寿司一品一品は、 丁寧に仕上げられたまさに素晴らしい料理で、 物腰柔らかい大将の心遣いも本当に素敵です。 野毛あたりでお寿司に行く際はぜひ一度は訪れてもらいたいお店です!!

10

東京都

懐石料理

田中 克典

取引先の方で、とても頼りにしてくださる方と久方ぶりに会食。 麻布十番で評判のお店があると聞きここを予約。 ビルに6Fにひっそりとたたずむこのお店。 ビルの外見とは裏腹に非常に雰囲気の良い空間が広がっていました。 カウンターで4席しかなく、おおよそ予約も困難であろうキャパ。 狭いながらも随所に心配りの跡があり、心地よかったです。 着いてすぐトイレを借りたのですが、トイレの香りがお茶。 正確にいうと煎茶の葉が添えられておりとても落ち着く空間になってました。 席に着きまずはビールで乾杯。 エビス瓶。 苦味が食欲をそそる。 基本アラカルト何ですが最初に サラダとお刺身が出てきます。 サラダは季節の旬菜を使った野菜を自家製ドレッシングでいただいます。 野菜のそれぞれが味が濃厚で新鮮。さっぱりしています。 お刺身は 宮城の まつかわがれい 石垣鯛 こちらは食べてすぐ上物とわかる食感。 わさびもその場でおろしてくれて、風味がたまらない。 イワシの握り。 軽く酢で締めている?! 複雑な味わいが口の中で広がり、ずっと噛み続けていたい気持ちになる逸品。 続いてうなぎの蒲焼と白焼。 比較しながら、二つの味で楽しめる一皿。 うなぎの身が肉厚ふわふわで、味付けのちょうど良い塩梅。 この辺りでドリンクを麦焼酎ソーダ割りに。 そしてその後白ワイン。 URLAR。 スッキリとした口当たりがここの料理によく合う! 続いてアジフライ。 こちらの身も肉厚かつ柔らかく濃厚な味わい。 骨も綺麗に処理されていて、さくさく感もあり素晴らしい完成度。 続いてアボガド沢庵。 これはお酒のつまみにはもってこい。 ここから純米吟醸はつかめに変えてまたお酒とのマリアージュがたまりません。 沢庵の塩気のある甘味がアボガドの味と絶妙にマッチング。 ご飯にかけてもよさそうです。 締めはからすみ蕎麦。 そばはこちらでマスター自身が仕込んでおられるそうです。 黄金色に輝くからすみ。 味も抜群で、蕎麦とよくあってて美味。 こちらもいくらでも食べれそうです。 最後にデザートでキウイの大福。 こちらもその場で包んで出していただける逸品。 この日の食事を締めるには最高のデザート。 柿茶だと思いますが、最後はお茶をすすりながらそれぞれのお子さんの話。 たまたま年が近かったようで盛り上がりました。 またぜひ行きたいお店。 おすすめです!