山田太郎

外食は週一と決めていた私が、気付けば10日でここのラーメンを3杯食べている。 まことに恐ろしいラーメン屋である。私は怖くてこの店に迂闊に近寄れない。 以下に私個人の感想をまとめる ・だしや旨味への強い拘りを感じる。どのラーメンも主役が活きており、かつスープがきちんと全部旨い。 ・器やトッピングが素朴なのもいい。見栄えの為だけのものはない。どれもスープにとても合う。 ・レアなチャーシューがこれまた旨い。トロッとモチっとした食感に、魚介とは別ベクトルの肉の旨さが口に広がる。 ・余りに味わい過ぎて、最後の方に麺がゆるふわ系になるのが悔やまれる。これは細麺の宿命なのかもしれぬ。 ・丿貫という名の由来がどうにも気になり調べた。丿貫（へちかん）とは、どうやら伝説的な茶人のことらしい。あの利休とも親交があったが、世間に媚びずに独自の茶道を追求したという。 このラーメンもまた、食べに来たいラーメンである。…というより最早通いたい…いやもう既に通いつつある。

写真は豚大 思ったことをそのまま書くが、これは全て私個人の感想である 鵜呑みにせずあくまでも参考の一部にして頂きたい 以下に印象をまとめる ・あっさりした豚骨醤油ラーメン ・ガツンとくる醤油を、あっさり目の豚骨がいい具合に和らげ纏めている ・僅かに塩味が強め。醤油発祥の地（が近くにある）だけあって意図的にこのような割合になったのか、はたまた昔から醤油に慣れ親しんだが故に濃いめを好いているのか、手元に寿司が置いてあるのでその組み合わせで食えということなのか…などと思いを馳せると、この僅かな塩味の強さに親しみが持てる。 ・チャーシューはペラペラチュルチュル。この食感は気に入ったが、少し物足りぬ。だが旨い。 ・豚大のみの量は私には少し物足りなく感じたが、心配するなかれ。腹を満たしたいなら目の前に寿司があろう。確か150円程だ。世の男性諸君の腹を満たすには十分である。 このラーメンもまた、再び食べに来たいラーメンである 御馳走様