Chikara Takiguchi
榎戸(愛知)駅
うどん
旧道から一本裏に入った、通りがかりでは見つけられない、知る人ぞ知る老舗うどん店。何年か前に火事で消失したそうだが、最近復活したみたいだ。プレハブの小さな店内はカウンターのみ。あまりエアコンが効いていないので、真夏日の来店は覚悟を決めろよ。そんな時こそカレーうどんで仕上がるのだ。出汁の効いたカレー汁にまみれたうどんはコシのないやわらか麺。うどんはコシが正義ではない。カレーの旨みを纏ったやわらか麺を汗をかきかき啜りまくる。合間に口にする油揚げこそ、カレーうどんの醍醐味。最後の一滴まで飲み干してしまうぞ。