時香忘のイカスミ蕎麦(長野県木曽町) 井の中の 蛙が木曽で 思い知る 蕎麦の凄味と 回帰の美学 とんこつ醤太郎 木曽路で蕎麦の真髄を知る。 米も小麦も採れなかった土地柄、つなぎは入れず井戸水だけで打たれた田舎蕎麦。 おやまぼくちという山菜の葉脈のみをつなぎに打たれる十割蕎麦。 先人の知恵、家族のために少しでも美味い蕎麦を食べさせたいという思いから生み出されたこの蕎麦、正直身体の芯が震えるほど美味かった。 日本中で美味い蕎麦を手繰って来たけど、美味過ぎて泣きそうになったのは初めて。 まずはもり蕎麦を手繰る。 十割とは思えない歯応えと喉越し。 擦りたての上等なわさびの白ワインのような香りも素晴らしい。 次に手繰ったイカスミ蕎麦、これがまた凄かった。 イカスミと蕎麦がこんなに合うなんて… わさびと辛味大根を交互に少しづつ混ぜながら、濃いのに臭みが一切ないイカスミをたっぷりと纏った十割蕎麦を手繰る。 一口一口、こんなにゆっくりと蕎麦を楽しんだのは初めて。 蕎麦湯の濃さ、味わいも桁違い。 己が如何に井の中の蛙だったか思い知った。 木曽路にはしゃぶしゃぶだけじゃなく、涙が溢れるほど感動できる蕎麦がありました。 ごちそうさまでした。 #時香忘 #イカスミ蕎麦 #イカスミ #十割蕎麦 #そば #蕎麦 #soba #木曽路 #木曽 #開田高原 #yummy #tasty #delicious #うまい #おいしい #グルメ好きな人と繋がりたい #そばすたぐらむ #そば好き #食いしん坊倶楽部 #食いしん坊短歌 #とんこつ醤太郎