Noriyuki.H

Noriyuki.Hさんの My best 2023

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東京都

かに料理

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日本料理を基礎にフレンチのエスプリ効く 南青山の創作料理屋。2011年創業。 筍、鱧、蟹、虎フグなどの 季節に応じた"◯◯尽くし"コースが楽しい一軒。 今回は蟹尽くし。 お腹いっぱいに良質な蟹を頂きました。 場所は外苑前と青山霊園の間くらい。 アットホームな入りやすい雰囲気で 暖色照明で店内明るくすっきり。 オススメは店内奥のカウンターですが、 今回はTPO的に白木格子の半個室利用。 個室料は"食べ◯グ"だと3,000円/室ですが、 "◯etty"だと2,000円/室の記載。 少しお得なのかもしれない Re◯ty予約にて週末コース利用。 ちなみにアラカルトやドリンクはタブレット注文。 声を上げずにスマートに過ごせますね。 <発注内容> 蟹尽くしコース(20,000円/人) 前菜から土鍋ご飯まで 毛蟹、タラバ、ズワイガニを ふんだんに使った料理が続きます。 今宵のお酒は、神泡モルツ後に終始日本酒。 大きなワイングラスで頂く日本酒も良いですね。 ①前菜盛り合わせ ・毛蟹と完熟トマトのサラダ仕立て ・じっくり甘味を引き出した葉山人参のムース ・ムチッと練り立ての胡麻豆腐 美味出汁 本山葵 ・ゴボウと田楽味噌 もうこの時点で毛蟹。 きめ細かくてしっかりした味の毛蟹は この後のコース内容の期待が高まります。 ②お造り盛り合わせ ・毛蟹のほぐし身  ・熊本の本鮪の赤身とトロ 土佐醤油と本山葵 ・勝浦の金目鯛の昆布締め 煎り酒で ・新潟の甘海老 土佐酢ジュレ 蟹以外も強い。 お酒の進む良質が魚達と こだわりの調味料と薬味が良いですね。 ③タラバカニのトリュフバターステーキ パンパンに身が詰まった太いカニ足を、 トリュフとバターにより更に風味豊かに頂く。 これを口いっぱいに頬張ると、すんごい多幸感。 このコース料理のなかで最も心踊った瞬間でした。 ④ズワイカニ鍋 西京味噌仕立ての濃厚スープのコクと、 ズワイの細くて長い足から取れる出汁が至福。 ⑤ズワイカニの土鍋ご飯 そろそろ蟹も・・となるかと思いきや、 蟹ってすごいですね。まだまだ飽きません。 ズワイ身がどっさり。 そして三つ葉と蟹汁が効いたご飯は美味しいですね。   ⑦デザート リンゴ、パインやブルーベリーの 果実を白ワインゼリーで固め、濃厚なカスタードソースで頂く。 抜かりなしのクオリティ。 季節が巡れば、 また、他の"◯尽くし"コースを食べてみたい。 非常に良い店でした。 後半は店主のお子さんかな。 お皿を運んでくれたりと和む。 少し早い到着もご調整頂き、 親切なお店です。 最後に些細な注意点ですが、 店舗前はそれほど広くない二車線。 タクシーを呼んで到着した時は 迅速に出発しましょう。 2022.12 #南青山 #外苑前 #創作料理 #日本料理

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東京都

焼き鳥

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甲州赤毛鶏、比内、名古屋コーチン、 様々なブランド鶏を使いこなす 十番の隠れ家な焼き鳥屋。 味も雰囲気も値段も、 全角度でパフォーマンス良好な お気に入りの一軒。 「人生最高のレストラン」で 志村けんさんが紹介されていましたね。 Rettyに記載のある6,600円のコースが超オススメ。 それなりの高級焼鳥屋ですが、 とにかくコスパが良く、お得に感じた。 食べ◯グには掲載していないコースなので、 コースの存在があまり知られていないかも。 *コース提供期間が2023年4月までと あるので念の為ご注意を。 用途としてはデートやちょっと洒落た飲み会。 個室なら多少賑やかな会もありでしょう。 明るさを落とした店内は、空間を贅沢に使ってますね。 手元まで見える焼き場を広く囲うコの字のカウンターは、 開放感とライブ感がある楽しい情景。 初訪問者を連れて行くと、 しっかりテンション上がってくれると思います。 高校同級生での年末、忘年会で利用。 3名でカウンター指定。3名でも話しやすい角席利用。 <発注内容>+サ料金5% 6,600円のコース(税込) 追加:地鶏卵の出汁巻き(650円)    長芋のたまり漬け生ワサビ添え(500円) 寒い日なのでお湯でも後に水割りもいける 芋焼酎"佐藤"ボトルをお供に。 ①京とろ湯葉 山芋千切り雲丹のせ  湯葉の雲丹のまったりした舌触りと、  味わいの濃淡の一皿は期待が高まる。 ②香箱蟹  え、本当に6600円のコース?という流れ。  蟹の身もしっかり。玉子も味わい深く贅沢な一品。 ③刺身3点 鮪、真鯛、鰆。  "旬はいつでも"といっていい鰆は  皮を炙った焼霜造り。 脂は乗り良し、焼鶏屋なのに隙の無さを感じる。   ④焼鶏  一本一本食べるペースで登場。  砂肝、ささみに大葉と梅肉、もも、  トマト巻き、うずら、豚バラ。  塩で頂くラインナップ。  ささみの火入れも軽めで好み。 ⑤彩り野菜と葉物のサラダ  このタイミングで野菜。  箸休め口直しの意味もあるのでしょう。  スッキリと。そして野菜も新鮮。   ⑥鰆の西京焼き  茗荷におろしにカボス。  瑞々しさもある鰆に良い感じの薬味で  楽しく食べれる。 ⑦〆の蕎麦  上質な鰹節とおろしがふんだんに乗った  越前おろし蕎麦。  北海道の北早生種の玄蕎麦を古来の製法で。  これは不味いわけがない。  この焼鶏屋さんこだわりの幅の広さを感じます。 昔話も長くなり、追加メニューも頼みましたが、 上記コースをアラカルトで頼むと 9,000円は超えるでしょう。 量は違えど種類を食べるなら やっぱりコースがお得。 ここは使えそうですね。 店員さんのご対応も丁寧でした。 また来ます。 2022.12 #麻布十番 #焼鳥

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東京都

ラーメン

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整理券から着丼まで結果的に約4時間。 しかし、待ちわびた甲斐もある納得の味わい。 メインは鶏/豚/昆布/煮干し/魚節を使う醤油味の淡麗スープの中華そば。 これ以外、塩、つけ麺、酸辛坦麺など メニューは多いものの、 1つ1つに持ち前のこだわりと バランス感覚を注ぎ込む。 自家製の麺は 海藻または小麦胚芽を混ぜた中細麺、太麺など。 スープに合ったモノを使用。 どのメニューを食べた人でも、 絶賛口コミが多いのは、店側の才能と努力でしょうね。 素晴らしい。 <来店から着丼まで> ①店頭の券売機で注文内容の券購入 ②同時に整理券発行機から順番待ち整理券を取得  この整理券にはQRがあり、その場から離れてもスマホで目処が確認可能 ③およその時間にいくと、整理番号を呼ばれ店頭へ並び、ラーメン等の注文券を渡す。 ④着席と着丼 待つ時間はわかるものの、 日によっては進みがすごく遅く、今回も発見時140分と見たのに、 30分経っても一向に進まず。結局、実際は4時間ほど。 なので、待ちの間は、 なにか別の用事を済ませるようなスケジュール立てが良いでしょう。 特に週末などは回転率も下がるので気長に待ちましょう。 GW期間に初訪問。 五反田からランニングウェアで来た私は、 待った4時間を商店街の散策や、ランニング、ドトールで過ごしました。 ■多賀野そばブラック(900円) +ごはん(150円) 10時台に到着するも既に中華そばは売り切れ。 濃い色の醤油が香りたつ。 具材はチャーシューとメンマ、 たっぷりのネギ。そして生姜。 しっかりとした醤油ベース味に、 どことなく淡くて軽い出汁の風味。 海藻が混ざる中細麺はそのモノの歯切れも素晴らしく、 そしてスープの絡み方も抜群。 味だけでなく、 スープの温度や量と麺の硬さや量など、 絶妙なバランス。 この”ブラック”は大盛が頼めないのは、 これで完成というメニューなのでしょう。 次回はもっと待つ時間に工夫し、挑戦してみます。 抜群に美味しかった! 2023.05 #荏原中延 #ラーメン

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東京都

和食

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四季を感じる創作和食 そして店主自ら獲った米での絶品土鍋ごはん。 某口コミサイト3.65。 2023年3月OPENから9ヶ月。 評判をしっかり得ている 店名の由来は、 店主の永山慎氏(しんちゃん)と 黒河氏(くろちゃん)による”しんくろ”。 黒と茶の上質ダークな店内と、 輪島塗や有田焼の食器で上質感も抜群。 ペアリングでは和食に 日本酒、料理によりワインを繰り出す。 "型にハマらない感"もちゃんとおもしろい。 カウンターならデートが良いんでしょうね。 テーブルも10席ありますが 6名以上となれば 1組を空間独占でき、 個室的プライベート感だせますよ。 今回は12,000円/人のおまかせコース 及び6,000円/人のペアリング。 冒頭はペアリング外のアラカルトからビールを一杯。 ①黒毛和牛たたき、北海道産生雲丹、  キャビアの最中  一口サイズながら贅沢な味わいでスタート。 ②里芋の湯出し、ずわい蟹のお椀。  とろりとした蟹味ある出汁スープとほっこり里芋。  なんとこれにKAMOSHI KOSYUの  オレンジワインを合わせる。  スッキリ酸味のこれがとても合う不思議体験。 ③兵庫明石の浦鰆炙り 土佐酢ジュレ 菊花  鰆のぷりぷり感と酢ジュレでスッキリ味。  癖の少ない澄んだ風味の日本酒”日日”と。 ④静岡県産 のどぐろと松茸の春巻 淡雪栗。  季節感バッチリの一品。  噛んだ瞬間に松茸を多分に感じます。  山廃純米の”手取川”と。 ⑤北海道産 仙鳳趾 生牡蠣 ポン酢ジュレ  はちみつのような味わいの”MELLOW”。  甘く不思議な味。  この牡蠣に甘い酒のペアリングはかなり斬新。  海洋的な風味を甘い味で  スッキリさせる口の中のグラデーションは  素晴らしい。 ⑥常盤牛ランプステーキ 赤ワイン柚子胡椒ソース  加賀蓮根 揚げ銀杏    "CAVE D'OCCI Merlot 2022"と合わせる常盤牛。  きめ細かい肉質。  銀杏と一緒に口に含むのも楽しい味わい。 ⑦柿といちじくの白和え  季節を感じますね。白ワイン”KERNER”え ⑧魚沼産こしひかり”ゆきしずく”  真鯛の胡麻だれ漬け ちりめん山椒 肉味噌 香の物  ご飯ものとして〆と位置づけるというより、  この店の場合、こればメインかもしれない。  米1粒が立っている。粘度も甘みもあるお米。  真鯛は出汁と合わせて出汁茶漬けにもできる。  付け合わせ肉味噌も美味い。  とても贅沢な気分してくれる定食でした。  残った土鍋ご飯はおにぎりにしてくれます。 ⑨シャインマスカット 店主の永川氏に解説頂きながら、 時に談笑、五反田エリアについての意見交換など 楽しい時間を過ごせました。 いい空間、クオリティの高い丁寧な料理。 今現在は無星ですが、 間違いなく★がつく店でしょう。 2023.10 #西五反田 #和食

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フランス料理

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クラシックとモダンを両立するフレンチ。 シェフの岩田氏は恵比寿"モナリザ"など 複数星付き店で修行後に独立。 某口コミサイト3.74。五反田で指折りのフレンチ。 植物に囲まれたような外観に、 トーンを落とした雰囲気ある空間。 デートにも接待にもOK。 週末ランチはゆったりコース。 滞在時間は2.5時間、 時間に余裕を持って訪問しましょう。 コース、"Lunch Menu déjeuner"(7,700円/人) ドリンク別で1,600-1,900円/グラスの目安。ボトルは12,000円〜 内容は以下のように7品となりますが、 AmuseとメインのPlatはモダンとクラシックの2段階で実質9皿。 店側の表記そのまま列挙すると以下のような感じ。 超シンプルな記載ですが、 実際の皿はその表記からの想像を超えてくる 複雑で多品目のこだわりの逸品達です。 ①Amuse:一口のお楽しみ。 ②Entree froide:ブロッコリー、スミイカ。 ③Entree chaude:野菜。 ④Poisson:平目、白菜。 ⑤Plat:ホホ肉、セップ茸。 ⑥Dessert:リンゴ、キャラメル。 ⑦食後カフェ+小菓子 Amuseのモダン側は素手で頂く。 鶉肉のコンフィに3mm程の鶉の揚げた皮が乗る。 ミクロな舌触りのきめ細かい鶏料理。 追ってスープとフォーク使用のクラシック。①の時点で4つの味わい。 Entree froideはかなりときめきました。 ブロッコリームースにスミイカの身、その上にブロッコリーの葉を散りばめ、 さらにイカ墨を通したパン粉、花びらを置く。 細かい食感の違いを一口に凝縮した楽しさ。 これが一番印象深かったかな。 ”野菜”は18種類の野菜を 揚げる/焼く/茹でたオールスター。 シェフのご実家でとれた茄子も入り、 これらをラビゴットソースで。 ”野菜”の2文字にしてはサプライズに近い体験。 と出だしはこのような感じ。 書ききれないので あとはぜひ足を運んでご体験ください。 11月からはジビエメニューも入ります。 食の玄人をしっかり唸らせる一軒だと思います。 2023.11 #東五反田 #フレンチ