Masahito Okawa
潮来駅
弁当屋
行くたびにシャッター閉まって売り切れの貼り紙だった、あらいやオートコーナー。 少し早めの到着を意識して向かった今回、三度目の正直で無事開店していました。 土曜、日曜は15時くらいまでの到着を目処にすると良さそうです。 次々とお客さんが来ては、レトロ自販機の前に立って、小さな包みのお弁当を買って行きます。 代表作やきにく弁当と、もう一つ、ひれかつ弁当を購入。 一個330円。やきにく、ひれかつ、からあげと、メニューはいわゆる茶色いお弁当です。 ノスタルジックな緑色の紙に包まれた弁当は、ちょうど良い具合に温まって、見た目とてもシンプル。 やきにくもひれかつも、若干パサ感のある肉で、おかずだけついばむと、お世辞にもうまーい、という訳じゃないんですが、何故だかご飯がえらくうまいのです。 塩気の効いた味付けのやきにくと、このご飯の相性に、茶碗飯をかっ込む勢いであっという間に完食です。 なんというか、おかずとご飯をひたすら交互に食べては感じる、口内調味のハーモニー。 おいしい白米ガッツリ食べたい、見た目小さなこのお弁当にはそんな気持ちをしっかり満たしてくれるものがありました。 今にも壊れそうな自販機から現れる、妙に手づくり感溢れるお弁当。 ヘリハラな時、ふと思い出しては行きたくなる、名スポットですね!