横田恵理子

横田恵理子さんの My best 2023

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熊本県

イタリア料理

横田恵理子

2月21日(火曜日) 墓参り帰省3日めのディナーは愛してやまない「パザパ」で決まりだ! 友人夫妻と娘との4名で予約した。 ちょうど夕日の沈んだ窓から見える海は、まるで絵のようなコントラストだった。 メニューがシックなブック型に変わっていたが、全てにおいて完璧なテイストは、揺るぎ無かった。 取れ立ての太刀魚で作るカルパッチョは、新鮮な煌めきが冴え渡っている。 野菜のキッシュやレバーペーストを含む、5種類の前菜は細やかな仕事が活きているし、定番のチキンとキノコの温かいサラダは、不動の旨さだ。 ブルスケッタの酸味でワインを楽しんでいると、予約しておいた「芦北牛のステーキ」が運ばれてきた。 柔らかいヒレと噛みしめる度に溢れる肉汁のサーロインは 甲乙付けがたいクオリティなのだ。 そして絶対に頼む「ホウレン草とベーコンのクリームパスタ」と来たら卒倒しそうに旨い❕ ゴルゴンゾーラたっぷりのピザには、芦北で取れたハチミツが添えられて来た。 その濃厚な甘味が青カビチーズと絶妙な出会いを果たす。 締めには、見事なばかりの大海老の乗った「ペスカトーレ」を選んだ! 魚介の旨味とトマトソースの酸味と計ったようなアルデンテのパスタ…。 やはり、この店のシェフは天才かもしれない✨ #海辺のビストロ #迷い無きベスト #裏切らない腕前 #芦北の奇跡

横田恵理子

美食家マダムあきこにお誘い頂き訪れたのは、こちら。 カウンターに繰り広げられる珠玉のイタリアンで来客を魅了する、堂々の三ツ星店舗である。 先ずは、ファルファッレを蝶ネクタイに見立てて、しつら えられたナプキンの憎い演出から始まった。 泡で乾杯したのち最初の一皿は、奈良のブランド苺「古都華のカプレーゼ」だった。 糖度と酸味のバランスを備えた苺のペーストの上にチーズを盛り、カットされた古都華を乗せ、20年熟成のバルサミコがかけてある。最初の先制パンチに驚かされてしまう。 次なる皿は、カルパッチョだった。 甘酢和えのメヒカリ、気仙沼の取れたてホヤ、10日寝かせたクエにヒラメ、そして富山の殻剥きの白海老。 丁寧な仕事が見て取れる! そして、丸い蓋が可愛い陶器に入れて出されたのは、北海道のたらば蟹と気仙沼のフカヒレのフランである。 ふくいくたる蟹のエキスと歯切れ楽しいフカヒレとの贅沢なコラボを堪能出来る幸せな瞬間だ。 自家製の焼き立てパンも素晴らしい香ばしさである。 4番目に供されたのは、兵庫のホタルイカと熊本の筍に鹿児島のグリーンピースをあしらった春爛漫のリングイネだった。素材のチョイスが、いちいち憎い❗(笑) 次なる皿は、ヒラメのセモリナ粉焼きである。 ふっくら仕上がった宮城のヒラメの傍らに、千葉の蛤と菜の花とワラビが添えてある。 コースは、まだまだ続く…。 穴子とジャガイモのバルサミコが渋めの柄の皿で出された。 厚みぷっくりと焼かれた穴子と糖度の高いジャガイモの上に素揚げのごぼうが香り高くまぶしてある。 バルサミコの酸味が計ったようにバランスを保っている。 6番目は、飛騨リーキのスープだった。 それは、小さなジタン鍋のような陶器に入れて出された。 いわゆるポロネギのアンチョビ乗せスープなのだが、抜群の旨味がトスカーナの軽い赤に物凄くマッチする。 トリュフパンとの相性もベストなのだ。 メイン料理は、ひらこ地鶏の丸焼きだった。 名古屋コーチンと同種だという宮崎のひらこ地鶏をじっくり1時間ローストしたものだ。 もも肉よりもしっとりと旨い胸肉がオススメと云われたが、どちらもキッチリと美味だった❕\(^^)/ 最後のドルチェは、リコッタチーズとヘーゼルナッツのケーキにパウダーシュガーがかけられた大好きな味だった。 カウンター貸し切りの楽しい宴は、素敵な余韻を残して終わりを迎えた✨ あきこさん、感謝しかありません‼️ そして、御同席の皆さまありがとうございました。❤️ #めくるめくコース #最適なペアリング #いちいち舌鼓 #選び抜かれた素材の数々

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東京都

魚介・海鮮料理

横田恵理子

3月24日(金曜日) 噂の新店「魚熊倶楽部」に並みいる美味しんぼ達が集結した。 訪れる度に、度肝を抜かれるご馳走の数々であるが、この日は、その素材のゴージャスさが群を抜いていた。 先ずは、殻から溢れんばかりの大粒の生牡蠣が気仙沼からやって来ていた。 プルンプルンに震える身から溢れ出る、磯の香りを存分に吸い込みながらビールも流し込んだ。 次に美しい彩りで飾られた「刺し身の盛り合わせ」が登場した。 生で仕入れた甘海老やとろける脂の中トロやフグのタタキ 等が所狭しと並べられて、思わず迷い箸になってしまいそうだ…( ̄0 ̄)/ 迷う暇も無く運ばれて来たのは、下関産天然特Aのお墨付きの「フグ刺し」だった。 すくって食べても叱られない位、たんまりと盛ってある。 それだけではない。 既に身をほぐして盛り付けた「毛ガニ」が「さあ、お食べ」と言わんばかりに目の前に差し出された❗ 感動のあまり、無口になった…。(笑) ジューシーな蟹身を濃厚な蟹味噌でくるんで食べる幸せを 例えるとしたら、自分の手を汚さず宝物をゲットする「漁夫の利」とでも言えようか?素晴らしいの一言だ!✨ とろりと滑らかな「フグの白子入りの茶碗蒸し」に甘い脂の輝くローストビーフ、みんな大好き「フグのから揚げ」 そして締めには長崎産の穴子丼が現れた。 熱々のシジミ汁も有難い。 最後は、フグのコラーゲンでこしらえた、黒蜜掛けの甘いデザートだった。 それは、まるで、緩やかなワラビ餅のような素敵な出来映えだった。 企画隊長のみどりさんに深くこうべを垂れたい! そして投稿がひとつき遅れた事を陳謝したい…(  ̄- ̄) #蔵前の隠れ家 #新鮮海鮮の極み #嬉しい飲み放題 #めくるめく皿数

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神奈川県

広東料理

横田恵理子

5月13日(土曜日) 久しぶりの横浜中華街にて、広東料理のランチコースに闖入させて頂いた。 広東料理と言えば、さっぱりと薄味な南方系中華で、オイスターソースを駆使した海鮮料理とのイメージだが、ここのコースメニューは、本当に全てが素晴らしかった✨ 前菜からして、鶏、焼豚、野菜の甘酢とバランス良く美しく登場したのである。 フカヒレスープも独り占めで味わえる贅沢さだ。 店の看板に堂々と登場していた「焼豚メロンパン」なるメニューに戸惑いを禁じ得なかったが、蔵前隊長みどりさんのオススメだったので、恐る恐る口に入れてみた。 それは、想像を遥かに裏切る旨さだった。(笑) 甘さを控えたビスケット生地の中から、トロリと現れる焼豚の餡との融合は見事と言う他ない! みんな大好き海老チリや、黒酢のパンチの効いた酢豚には、ジャガイモも入っていたが、これが違和感なくすんなり胃に収まって行くのだ。 コース以外にもう一品、クレープ巻きも隊長のオススメで追加注文したのだが、てっきりスィーツの類いと思っていたら、生春巻きの蒸し物だった。 プリプリの海老とツルツルの皮がソースに絡まり、とてつもなく美味なのだ。 名物「海老のクレープ巻き揚げ」も忘れられない味わいだった❕ 熱々の小籠包にパラパラの蟹チャーハン。 最後は小さいながらも、中から温かいカスタードクリームが溢れる極上の胡麻団子でエンディングを迎えた。 コースメニューに飲み放題も付いている。 是非、中華街まで足を伸ばしてみて欲しい✨ #広東料理のランチコース #メニューにハズレ無し #飲み放題がお得 #予約必須

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東京都

居酒屋

横田恵理子

6月6日(火曜日) 目黒の「和創作 太」の集まりに加えて頂いた。 コース1択のカウンターを陣取る宴は始まった。 泡で乾杯したのち、先ず出されたのは、まろやかな甘味のとうもろこしのすり流しだった。 贅沢にもウニとチーズが隠されている。 甘味と塩味の見事なマリアージュ…。 次の盆には、初夏らしいハモの梅肉乗せに、ピンと垂直に横たわる車海老。 酸味がジャストなもずく酢に旨味の濃い枝豆等が涼やかに盛られていて見た目も楽しい❕ 最初の刺し身は、キラキラに輝くイワシだった。 全体から醸し出されるドコサヘキサエン酸とエイコタペンタエン酸を慈しみながら口に入れると、甘い脂でうっとりするのだ。 次の刺し身は、マグロとヒラメである。 伊万里焼の色絵なのか、豪華な絵付けの皿に、紅白の身が映える! 新じゃがのシンジョウには、大好きなセロリが軽く茹でて 結んであった。 憎い演出である。 炊き合わせの野菜は、ナス(紫)オクラ(緑)冬瓜(浅黄色)の彩りで、冷たく冷やされて出された。 メインの肉料理は、牛ランプ肉のグリルを選んだ。 絶妙な火入れの鮮やかなミディアムレアの断面を見よ❗ そして旨そうに添えられた野菜達の焼き目も見落とし禁止だ。( ≧∀≦)ノ 絞めには、ふっくらと炊かれた鮎の土鍋ご飯を頂いた。 しっとりと炊き込まれた、柔らかな鮎の身と、キュウリの小さなキューブと散りばめられた針生姜が、初夏の到来を嫌がおうにも知らしめてくれた。 いやはや、再訪間違いなしの素敵な店に出会った! アレンジャーのマダムあきこに乾杯❤️(o^ O^)シ彡☆ #久しぶりの目黒 #素敵なコース料理 #的確なペアリング #コ・ス・パ最高

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東京都

焼肉

横田恵理子

7月6日(木曜日) 行きたくとも行けない人気店。 運良くチャンスを頂き、初の訪問を果たす事が出来た。 駅から遠い白金の一角に、ポツンと佇む小さな店。 狭いテーブルを6名で囲みながら宴は始まった。 ◯上タン ◯味噌タン ◯特上ロース ◯中カルビ ◯しんしん ◯レバー ◯ヒレ ◯ハラミ ◯キムチ盛り ◯焼きビビンバ ビール→サワー→日本酒色々飲んでも1人当たり12,000円の驚愕コスパだ。 黒板に書かれた「オススメメニュー」は制覇した。 どの部位も限り無く新鮮で言葉に尽くせぬくらい旨かった。 出来る事なら、もう一度、この山に登りたい‼️ #超予約困難 #新規予約無し #二回入れ換え制 #連日満席

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東京都

うなぎ

横田恵理子

7月14日(金曜日) 鰻を食べないか?と持ち掛けたら、「良いね」と返事が来た。 電話で予約して、そそくさと出掛けたのは、近所の鰻屋である。 一番近所の鰻屋は、ビルごと外装工事中なので年末まで休みなのだ。 TUのH氏が推奨するこの店は、ずっと気になっていた。 重厚感溢れる店構えだが、中に入ると更に渋さが際立つ。 もずく酢とお新香をツマミにビールをゆっくり飲んだ。 焼き鳥と鰻重を待つ間にビールを追加した。 焼き鳥は、時間を掛けてじっくりと焼かれている。 焦げた部分を丁寧にハサミで除きながら完成した。 差し出されたそれを、ひと口食べた時の驚きを忘れない…。 まるで雲のような柔らかさと、炭の香りを含んだしっとりした肉質のたおやかさ❗ 素材の旨味を寸分も逃す事無く仕上げた、焼きの技術! そして真打ちの鰻重も出来上がってきた。 艶やかに輝く、絵に描いたような蒲焼きが美しく並べてあり、かぐわしい香りが全体から立ち上ってくるのだ。 鰻をこんなにも輝かしく調理するのは、世界的にも日本だけではないかと思う。 とてつもなく幸せな時間をありがとう❤️ #焼きの極意 #ふっくら焼き鳥 #艶やかな蒲焼き #落ち着きのある店内

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神奈川県

広東料理

横田恵理子

7月}15日(土曜日) 素晴らしい真昼の宴会❕ 候補に出してくれた牧さんと、実際に予約を全うしてくださった蔵前隊長❗ 心より、御礼申し上げます。 ワンオペを全面に出し、小賢しい客を遠ざけるかのような 孤高の店主が繰り広げる料理の全てを知らしめたいと思う。 手始めに。ゴロゴロっと出されたシュウマイに、一抹の不安を抱かなかったと言えば嘘になる。 その形容が、あまりにも艶やかだったので、驚いた❗ ひと口パックンすれば、内容の濃さに気付く。 詰められた中身の老練な旨味の権化…。 凄いとしか言いようがない。 次なるスープにも驚きを隠しようがない。 卵のとろみの中に潜んだフカヒレの繊維の旨さを見逃すわけはないのだ。 殻ごと食べられる海老の旨味を堪能しながら、紹興酒も存分に味わった。 どの料理も穏やかで上品この上無い❗ 最後のトンポーローの柔らかさと麺のマリアージュを存分に堪能した。 こんなにも素敵な真夏の夢をありがとう❤️ 旨いにも程がある…。(笑) #真夏の昼の夢 #ワンオペの奇跡 #有り難き旨さ #おごり無き姿勢

9

東京都

焼き鳥

横田恵理子

7月22日(土曜日) 素敵なゲストと楽しいオフ会! 両国の橋のたもとに出現したきら星「焼鳥ふじ田」に6名が集結した。 前回の訪問で店主の腕とおかみさんの接客には、微塵の不安も無く慣行した会である。 10分前に扉を開けると、既にTUのT氏が鎮座していた。 迷いなく瓶ビールで乾杯して後人を待つ…。(笑) すると、1人の遅れも無く全員到着❕ ささみから始まる素敵なコースが繰り広げられた。 本当に何を食べても迷いなく旨いのだ。 そして出される酒も秀逸である。 最上の状態で焼かれた鶏に、間違いない選択で供される日本酒の数々…。 今回は、珍しいちょうちんも味わう幸甚に恵まれた。 最後まで素晴らしいコースを堪能出来た。 ご一緒頂いた皆様に心から感謝です。 また、宜しく~☺️ #両国橋のたもと #旨すぎる焼き鳥屋 #人気沸騰の予感 #早めの予約オススメ

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東京都

寿司

横田恵理子

7月30日(土曜日) 知る人ぞ知る、下丸子の有名寿司店。 湘南のTU、じゅんちゃんの有難いお誘いで来店を許された❕(実は1年前から楽しみに待っていたのだが…。) 遂にこの日がやって来たのだ。 熱々の玉子焼きからスタートし、モロヘイヤの牛乳豆腐、本鮪のトロ&赤身と来て、蛸の柔らか煮が出された。 夏ヤゴブルーでゆっくりと頂く。 すると青々と茹で上がったホクホク枝豆に、冷たい岩牡蠣がスダチに浮かんで現れた。 つるんと滑らかな喉越しで酒が進む。 真夏の夜の夢は始まったばかりだ…。 サラダは、鮪の油と万願寺唐辛子をあしらったもの。 可愛いご飯の上に乗せたのは、香ばしいつぶ貝のバター醤油である。 特大穴子もパリパリに焼かれて出てきた。 浜辺のイカ焼きは、ワタも相まって、旨味最強! 握りは以下の通りだ。 ◯トロ ◯車エピ ◯ノドグロ ◯シマアジ ◯ホッキ貝 ◯小肌 ◯イワシ ◯アオリイカ ◯ウニ ◯穴子 ◯鮪MAX追いトロタク それぞれに丁寧な仕事が見て取れる、まさに職人技である。 最初から最後まで、飽きることなく海の幸を堪能させて頂いた❗ 予約殺到も無理からぬ事だとつくづく感心させられた真夏の夜だった。 #静かな住宅街 #小さなカウンター #めくるめく品数 #有難いお誘い