耕田川
(2025.02.03) 福岡市中央区渡辺通1-1-1 ホテルニューオータニ博多にも隣接する一等地にある商業ビル“SUN SELCO” その地下一階にある昭和レトロな飲食のれん街に昨年夏に開業された『やけ注スパゲッチィ』へお邪魔させていただき、熱々に焼かれた鉄板で提供される「やけ注スパゲッチィ」をいただきました “SUN SELCO”に開業は1979年と天神地下街よりも3年遅いのですが、その佇まいは昭和の雰囲気そのままでありまして… ゴールド免許センターが移転したり、40余年も営業されていた天ぷら店『寵兆』さんや香港料理『龍苑』さんが閉業されたりと寂しさを感じたりもしますが、お邪魔した『やけ注スパゲッチィ』は昨年7月に開業された新しいお店であります 開業間もない頃に伺ったときには限定数である30食を完売されたとのことでお邪魔することができませんでしたので… 12:00前に伺ってみますと、10席ほどのカウンター席と2名掛けのテーブルが5卓ほど並ぶ店内には先客が2組だけでありました 提供されるお料理は店名にもなっている「やけ注スパゲッチィ」一品だけでありまして、麺200gの“並”のほか、300gの“大”や500gの“特大”と用意されています この「やけ注スパゲッチィ」 スパゲッティと言えば「ナポリタン」か「ミートソース」の2択であった50年ほど前に長崎県平戸市 にあった小さな喫茶店サニーが提供してものを復活させたのだそうで… 熱々に焼かれた鉄板で提供されることから、火傷に注意しなければならないことから名付けられたのでしょう 一見するとミートソースのように思えますが、いわゆるトマトソースや赤ワインで煮込んだそれではなく… きつね色になるまでじっくりと炒められたたっぷりな玉ねぎと挽肉が合わせられたソースでありまして、その甘みにおいしさが感じられますし、一晩寝かされたという太麺のモチモチ感と合わさることでの満足度は他で体験できないものでありました さらに、注射器に入れられた辛みオイル“やけ注ソース”を注入することでピリッとした辛さが加わって… ただの話題性だけではない旨みを感じることができました 次回は超お得な“特大”かな… https://synapse-gourmet.blog.jp/archives/43623631.html