耕田川

耕田川

飲食店コンサルタント・グルメジャーナリスト・グルメライター/年間500軒を超える繁盛店視察から肌で感じた時流の提案や業態開発・メニュー改善を得意とする。メディアへの出演実績も多数。フォロー大歓迎! ブログも! http://synapse-gourmet.blog.jp/

  • 2386投稿
  • 3フォロー
  • 77フォロワー

好きなジャンル

  • とんかつ
  • ピザ
  • 和食
  • 中華
  • 洋食
  • エリア(すべて)
  • />
    ジャンル(すべて)
耕田川

耕田川

good

(2025.02.03) 福岡市中央区渡辺通1-1-1 ホテルニューオータニ博多にも隣接する一等地にある商業ビル“SUN SELCO” その地下一階にある昭和レトロな飲食のれん街に昨年夏に開業された『やけ注スパゲッチィ』へお邪魔させていただき、熱々に焼かれた鉄板で提供される「やけ注スパゲッチィ」をいただきました “SUN SELCO”に開業は1979年と天神地下街よりも3年遅いのですが、その佇まいは昭和の雰囲気そのままでありまして… ゴールド免許センターが移転したり、40余年も営業されていた天ぷら店『寵兆』さんや香港料理『龍苑』さんが閉業されたりと寂しさを感じたりもしますが、お邪魔した『やけ注スパゲッチィ』は昨年7月に開業された新しいお店であります 開業間もない頃に伺ったときには限定数である30食を完売されたとのことでお邪魔することができませんでしたので… 12:00前に伺ってみますと、10席ほどのカウンター席と2名掛けのテーブルが5卓ほど並ぶ店内には先客が2組だけでありました 提供されるお料理は店名にもなっている「やけ注スパゲッチィ」一品だけでありまして、麺200gの“並”のほか、300gの“大”や500gの“特大”と用意されています この「やけ注スパゲッチィ」 スパゲッティと言えば「ナポリタン」か「ミートソース」の2択であった50年ほど前に長崎県平戸市 にあった小さな喫茶店サニーが提供してものを復活させたのだそうで… 熱々に焼かれた鉄板で提供されることから、火傷に注意しなければならないことから名付けられたのでしょう 一見するとミートソースのように思えますが、いわゆるトマトソースや赤ワインで煮込んだそれではなく… きつね色になるまでじっくりと炒められたたっぷりな玉ねぎと挽肉が合わせられたソースでありまして、その甘みにおいしさが感じられますし、一晩寝かされたという太麺のモチモチ感と合わさることでの満足度は他で体験できないものでありました さらに、注射器に入れられた辛みオイル“やけ注ソース”を注入することでピリッとした辛さが加わって… ただの話題性だけではない旨みを感じることができました 次回は超お得な“特大”かな… https://synapse-gourmet.blog.jp/archives/43623631.html

耕田川

耕田川

good

(2025.02.02) 博多バスターミナルの裏手となる承天寺通りにある西鉄ホテルクルーム博多 「ネタが選べる海鮮丼」や「ネタが選べる天ぷら御膳」など映える商品を目的とした観光客にも人気の『博多雑魚屋』で、しっかりと味が染み込んだ地味な色目の「あら炊き御膳」をいただきました 以前お邪魔したときは『嵐山樓』『Giardino』『海山邸 福鈴』とトリプルネームで営業されていましたが… 一昨年の10月に『博多雑魚屋』として生まれ変わり、夜はもつ鍋や活いか、お昼は海鮮丼や天ぷら御膳などが提供されています 中でも映える「ネタが選べる海鮮丼」を目的に予約をされて来られるお客さまも多いようですし、お邪魔したタイミングでは先客が1組だけだったコの字型に並ぶ14席のカウンターもすぐにいっぱいとなりました 海鮮丼にも惹かれますが、今日は煮魚をいただきたい気分にってことで「あら炊き御膳」をお願いいたします 身が締まることはなくふっくらと煮付けられているにもかかわらずしっかりと味が染みていますし、ひじきの煮ものにハムカツ、塩サバと入った椀物もあって… お替わりをお願いしたいほどご飯が進みます ぶりの血合いやイカが入った海鮮サラダやごろっと大きな海老が入った茶碗蒸しもおいしくいただくことができ、見た目の派手さはありませんが満足な御膳でありました https://synapse-gourmet.blog.jp/archives/43623571.html

耕田川

耕田川

good

馬出九大病院前駅

洋食

(2025.02.01) 九大病院正門近くにある『ビストロ オー·バスクー』 お昼に提供されるのは日替わり用意される「ワンプレートランチ」だけなのですが… その一品は使われる食材の数と手間のかけ方に驚かされるものでありましたし、今日のメインであった「若鶏のキエフ風カツレツ」はサクッと揚がった衣としっとりジューシーな鶏肉、そして鶏肉に挟まれる香草バターの塩味と香りがおいしくいただける絶品でありました ガラスウォールが特徴的な博多メディカル専門学校の一階にあって… 今日は雨が降っていたことから感じることはありませんでしたが、天気が良い日には心地好い日差しが降り注ぐ開放感があることでしょう また10卓が並べられる2名掛けのテーブルはお客さまの数に合わせて自由にレイアウトできるようでありますし、いただいた8席が並ぶカウンター席では調理する音が聞こえる臨場感があって… 店主をはじめとする感じが良いスタッフに迎えられたことでの好感度もあっていただくお料理への期待も高まります お昼の時間は日替わりランチのみの提供であるそうで、今日は「若鶏のキエフ風カツレツ」であるとのことですが… キエフ風???ってなってるワタシに“鶏むね肉にパセリやニンニクを混ぜたバターを挟んで揚げたウクライナ料理”であると店主が教えてくださいました そんなメイン料理が埋もれるほどに盛られるのは、葉野菜のほかグリルオニオンやベイクドスイートポテト、オクラ、ブロッコリー、人参、じゃがいもなどなどの野菜だけでなく、キッシュやパテ、ペンネやガーリックトーストなどと前菜もあって、いったいどれだけの食材と手間をかけているのかと驚かされますし… リゾット風のライスの上に載せられたチキンキエフはサクッと揚がっていますし、身はしっとりとジューシーで、そこに挟まれた塩味と風味が心地好いバターがソース代わりになった絶品でありました https://synapse-gourmet.blog.jp/archives/43613440.html

耕田川

耕田川

excellent

(2025.01.31) 福岡・天神の再開発“天神ビッグバン” そのひとつであるヒューリックスクエア福岡天神2階にオープンした『焼肉トラジ』 叙々苑と並び称される高級焼肉店でありますし、開店初日であることから混み合っているかと不安だったのですが… 待つことなく明治通りを見下ろすカップルシートへと促され「焼肉御膳」と「ミニジャン麺」をいただきました 地下鉄天神駅直結する地下2階から地上2階までの低層フロアだけが先行しての開業ではありますが、有楽町や日比谷、京橋、晴海、豊洲などの支店にお邪魔していたお気に入りの『焼肉トラジ』が九州初出店するとのことでこの日を待ち遠しくしていまして、開店日である今日、早速お邪魔させていただきました テーブル席はパーティションで仕切られていることから個室感があって落ち着く雰囲気となっていますし、いただいたカウンターのカップルシートもふた席ごとに仕切られて居心地が好い空間でありました 厳選ランチとある4種の御膳メニューをメインに麺料理3品と石焼きピビンパと並ぶメニューから、“トラジの定番御膳”とある「焼肉御膳」を選びますが、お気に入りの逸品である「ユッケジャン麺」も捨てがたく… 焼肉御膳をSサイズでお願いし、追加メニューにあったミニジャン麺を添えることにいたします 御膳にはお肉が盛られるお皿とは別に、ご飯とスープのほかキムチやナムル、2品の小鉢が載せれたお盆があって… 小鉢にあったピリ辛冷やっこや牛肉と蓮根のしぐれ煮がとてもご飯と合っていて、このお盆だけでも満足できるものでありました お肉のお皿には“熟成漬込み和牛”のほか“トントロ”“中落ちカルビ”“赤身ロース”と盛られていまして… 甘みを感じる優しい味わいのタレで揉まれたお肉を片面だけしっかりと焼き香ばしさを出して、もう片面は軽く焼いたミディアムレアでいただきます そしてミニジャン麺 グランドメニューには「名物 ユッケジャン麺」と同じものであるとのことでいただいたのですが、ナムルや卵などたっぷりの具材が入っていますし、辛みと旨みが効いたスープとモチモチっとした温麺の相性も良く… デザートとして提供されるアイスキャンディもおしゃれな箱に入れられていたりと、最初から最後まで期待を裏切ることのない素敵なお店でありました https://synapse-gourmet.blog.jp/archives/43592759.html

耕田川

耕田川

average

(2025.01.30) 昭和通り、舞鶴一丁目交差点から“親不孝通り”へと入って直ぐにある『スシロー』へお邪魔させていただき… 豊洲の鮪専門仲卸「米彦」が厳選したと言う、天然本鮪の盛り合わせ「豊洲 天然本鮪6貫盛り」をいただきました 平日でありますし、お昼どきを外せば空いているだろうと出かけたのですが… 13:00を過ぎているにもかかわらず8組の先客が待たれているとのことで、30分ほど待って席をいただきます こちらのお店にはカウンター席がないことからひとりでも順番通りにボックス席が空くまで待つことになりますが、ゆったりと食事できることはありがたいです “天下の魚市場 豊洲×スシロー”と称し、鮪専門仲卸である『米彦』が選別した天然本鮪を期間限定で提供するフェアが昨日から開催されているとのことで… 「豊洲 天然本鮪6貫盛り」をいただくことにいたします 赤身は生でないからなのか高級店でいただくものほどねっとりと舌に纏わりつくようなきめ細かさを感じることはありませんでしたが、中トロや大トロはほど良く脂がのっていてとろけるような舌ざわりと、以前ほかのチェーンが開催していた蟹フェアをいただいたときのようながっかり感を味わうことはありませんでした 通常メニューから寒ぶりをいただいてみましたが、身を厚く引かれていますし脂ものっていて… 一皿100円均一を廃止したことで、クオリティーへの満足度が高まったように思えます そして、汁代わりいただいた「かすうどん」 麺は冷凍であろうことから良くも悪くも想像通りのものでありましたが、出汁が効いたお汁にはたっぷり目に載せられた牛ホルモンの甘みが出ていまして… これを目的にお邪魔しても良いほどに満足できる逸品でありました スタッフの顔を見たのは「豊洲 天然本鮪6貫盛り」を提供してくださった一瞬だけでありまして… 入店から退店まで全てセルフになっていたことに驚きであります https://synapse-gourmet.blog.jp/archives/43583041.html