M.Saito
方南町駅
ラーメン
No.1269【待ち時間は覚悟の上!ここでしか味わうことができない一杯】 「創作麺 ひとすじ」で「特上中華そば」を頂く! ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:12時31分 ◆並び:9番目に接続 ◆並び方:満席時食券を買わずに並ぶ。店の入り口から、店舗に向かって右手に3人までならび、4人目以降は歩道の向かい側(車道側)から反対方向(店舗に向かって左手方向)に列が伸びる。店員さんに促されたタイミングで入店し、食券を購入し入店&着席 ◆オーダー方法:食券制 ◆オーダー:「特上中華そば」1800円 ◆着丼時間:13時24分(53分待ち) 2025年2月に開店し、たちまち話題店になった新店「創作麺 ひとすじ」さんに行って参りました!なんでも店主は独学で自作ラーメンを重ね、最終的にラーメン店開店に至ったのだとか。自作ラーメンと言えば、熟練層はコスト度外視、時間度外視というチート級のバフを得ながら極上の一杯を丹念に作るイメージなのですが、そのせいなのか分かりませんが、このお店の回転率は相当低めのようです。 現着すると並びは8人。開店前待ち20人以上なんて話も聞こえて来ていたので比較的短め?迷わず9番目に接続です。結果的に入店&食券を購入できたのは50分後の13:21。噂に違わない回転率ですね。それを気にしてか店員さんが度々店外に顔を出して、日傘を貸し出したり、待ち時間が長いことをお詫びしたりと、きめ細やかにfollowしていて、回転率の低さに反して雰囲気は温和な感じでした。流石の接客といった感じ。 さて、入店し早速券売機とご対面。麺は「中華そば」と「担々麵」の2本柱。脇を固めるのがご飯物と、焼売と思われる「せいろ」とのセットメニューという構成。私は「特上中華そば」を購入いたしました。後々気付いたのですが、この「せいろ」が回転率をすこぶる低くしている要因のようで、結構提供までに時間を要していましたね。麺の茹で時間はかなり短いため提供時間に差が出るため、急いでいる人は(そもそも急いでいる人はこのお店は向いていませんが)、「せいろ」とのセットを頼む場合はそれなりの覚悟を持った方がいいかもしれません。 食券を渡し、着席から3分、現着から53分後、店主が手慣れた手つきで仕上げの鶏油を注いだら待ちに待った着丼です! ≪着丼後情報≫ 美しい盛りつけですね。特上には味玉と2種のチャーシュー、2種のワンタンが乗ってくる豪華仕様です。早速スープから頂きます。おお!驚く程に口に入れた瞬間広がる香りが非常に豊か!煮干しや節系の魚介の香りと重みのある動物系の香りでしょうか。非常に優しく丸みのあるスープはそれなりに塩味はあるのですが、不思議とマイルドでそして出汁感がかなり強め。飲んだことがない類のスープなのですが、日本人のDNAに刻まれた出汁への肯定感からからか不思議と懐かしい雰囲気も感じます。若干のトロミもあるため舌の上に旨味が居座り続け、一口、また一口とスープを飲み進めてしまいます。 麺はザクっとした細ストレート麺。低加水気味で粉感を残す香りが豊かな麺にはスープに負けない存在感を感じました。 チャーシューは2種類。モモと肩ロースですかね?両方とも厚みがあって大判で、スモーキー!モモは肉の旨味、肩ロースが脂と肉のバランスがを楽しめる逸品でございました。ワンタンはエビと肉の2種類。両方ともワンタン自体が分厚く皮自体を楽しむワンタンで、特にエビワンタンはゴマ油が効いていて中華料理の一品のように感じる非常に好みの味でした。 夢中で啜り続ける終盤、徐々に塩味が増していき魚介の香りが際立っていく変化も楽しく、あっという間に完食してしまいました。 いやぁ、美味しかったです。完食後、本当に名残惜しくなる一杯。これだけ特徴があるスープですと、担々麺もエッジが効いてそうですね…絶対に食べないといけない一杯がまた増えました(笑)また必ず来ます!ご馳走様でした!!!