柏原光太郎
牛込神楽坂駅
魚介・海鮮料理
つぬけとは、魚釣りの用語。ひとつ、ふたつ、みっつと続き、ここのつの次はつの字がないから、10匹以上の大漁のことをいう。というわけでここは、魚自慢の店。その日の出来るものが並び、大皿のおばんざいを楽しみながら、メニューを点検する。刺身は単品でも盛り合わせでもいいし、その日のおすすめを聞きながら予算をいっておまかせもいい。カウンターもテーブルも小上がりもあるから、家族連れにもひとり客も使える。 実は名物なのがウナギで、頼むと目の前でさばき、関西風の地焼に仕上げる。キモは湯引き、骨はから揚げ、身は白焼きにしても蒲焼きにしても。この日は3人で小丼にしてもらった。最近は元鮨職人も入ったから、握り鮨も楽しめる。魚好きにはたまらない店。