夏休みスタート! 今日は前から行ってみたかったお店、静岡にあるてんぷら成生さんへ。 たまたまキャンセル枠が出たようで滑り込ませていただきました、ラッキー過ぎる。 ちょうど38歳最後の晩餐です! 以下、出てきた順で感想など。 ・トウモロコシのすり流し 物凄く優しい甘さ。 お椀に少し残っちゃう、勿体ない(T ^ T)シクシク ・低温の油(60度くらいだそうです)で油の湯引きみたいに表面だけ油に通したクエ クエの身がもうブリンブリン。 そしてわさびがまた美味しいのなんのって。 たっぷり付けても全く辛くない。 クエの甘さが引き立ちます。 ・太刀魚 大根おろしをたっぷり用意してお待ち下さいとのこと。 揚げて直で天つゆ大根おろしのお椀に入れてくれます。 ジュワーっと食欲唆る音が(;゚д゚)ゴクリ 言われた通り大根おろしをたっぷり乗せていただきます、うんま〜い。 身がもう布団みたいにフカフカ、大葉の香りが立って、大根おろしの水分が太刀魚の甘さを引き立ててます。 もう凄い…。 ・おくら 立派なおくらです。 種が美味いのなんのって。 種が真ん丸だってわかる食感も楽しい。 ・海老 海老の天ぷらってこういうもんでしたっけ?というくらい身が柔らかで香り高い。 ・小さいので折ったという海老 さっき食べた一尾の海老と身の食感がまた全然違う、凄っ! ・丸茄子 横で休ませてた丸茄子。 衝撃的な味でした。 果物食べてるみたいに甘いし、中トロトロホクホク。 水分多いから調整するために休ませてますと仰ってました。 ・海老の足 足まで甘さ感じる。 何個でも食べたい。 ・海老の味噌 すんごい贅沢! 蟹味噌よりクセがなくて美味しい! ・ヤングコーン カウンターに案内されてまず皮を剥くところから見せていただけます。 ひげを少し残して揚げるんですね。 手で持っていただきます。 ひげの食感、身の甘さ、最強のスナックです。 ・トラフグ これまた見事なトラフグ。 こちらも手で持って。 中心に骨があります。 もう最高に美味い! ・平貝とおくらの素麺 ここで箸休め的なさっぱり素麺。 おくらと平貝と鱧の出汁のジュレソースです。 ここまで全然油感感じてなかったと思ったけど、これ食べるとやっぱりさっぱりして、ますます食べたくなりますね。 ・鱧 こちらも身がふわっふわっ。 この前成蔵で食べた鱧フライと同様、骨全然感じない。 むちゃくちゃ美味しい。 ・メイクイーン ここで前半からず〜っと油に浸かって、時折転がされてたメイクイーンが登場。 一個丸々で揚げるんですね。 包丁入れた時の音! こちらも手で持っていただきます。 食べた瞬間衝撃! 皮目がサクサク、中がどうなってるのってくらいホクホクかつトロトロ。 天ぷらでじゃがいもなんて初めて食べました。 ・鮑の頭刺身 めちゃくちゃ立派な鮑キタ━(゚∀゚)━!! 頭の部分だけわさび添えて刺身でいただけました。 コリコリ一切雑味なし。 ・たまねぎ こちらもナスのように横で休ませてありました。 中がトロッとして素晴らしく甘い。 ・トウモロコシonトウモロコシ トウモロコシの天ぷらの上に生のトウモロコシを乗せて。 こちらは手掴みでいただきます。 生の方は冷たいので、温度差で複雑な甘さを醸し出します。 ・鮑の鮑肝ソース乗せ 鮑キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! しかも肝も天ぷらとして揚げた上で、それを最終的に鮑の上に乗せてソースとして供されました。 なんつう贅沢な。 ・鰻 駿河湾の河口付近で取れた鰻だそうです。 鰻の天ぷらなんて初めて。 わさびをたっぷり乗せて。 白焼きの上品さもありつつ、旨味がさらに凝縮されてますね。 最後に相応しい素晴らしい味でした。 ・天ばら ご飯は、天丼、天ばら、天茶から選べます。 いいとこ取りの天ばらをお願いしました。 サッパリしてて美味しい。 途中で出汁を掛けてくれますので勢い余って全部食べないように笑 出汁掛けてあ〜もう至福。 ・葛餅 最後のデザートは葛餅でした。 目の前で作っていただけます。 黒蜜は掛川にあるサトウキビを使って作られたとのこと。 掛川でサトウキビ取れるんだ! 少しサッパリした感じの味わいでした。 葛餅は出来立てでまぁ美味い。 香り高くて甘い煎茶も入れていただきました。 地物を使った素材の素晴らしさ、ご主人の技の見事さ、お店のホスピタリティ、素晴らしいの一言でした。 静岡にこのお店に行くためだけに伺う価値大です。