新潟で人気のお鮨をいただいてきました。 ビールで喉を湿して待っていると、大将が「おいしいお寿司を握りますからね」との言葉、期待が昂まります。 魚は全て地元新潟のはたはた、あいなめ、くえ、さばふぐ白子の唐墨すりおろしかけ、黒鮑、あら、アカイカ、あじ、まぐろかま、桜鱒と枝豆のゼリー寄せ、きす、赤身、中とろ、桜鱒、ぼたんえび、のどぐろ、あなご、そして地元新潟の地酒は鮎政宗純米、無想散憂純米吟醸、蟷螂生純米、越の鶴壱醸21純米大吟醸、鶴齢純米、鄙願大吟醸…と、新潟を堪能させていただきました。 おいしいお寿司を握りますからね…のひとことには、お客さんに美味しい新潟を楽しんでほしいという、大将の本気がこもっていたんだなぁとつくづく感じた素晴らしいひとときでした。 全てのお客さんがとても良い笑顔で過ごしていたのがとても印象的でした。 本当においしかったです、ごちそうさまでした
村上に来たら名産塩引鮭を食べてみたい、それなら松尾芭蕉の泊まった旅籠跡のこちらのお店で…程度の思いで伺いましたが、期待を大きく上回る満足の一食でした。 予約の11:00ぴったりに伺うと、時間に合わせて炊き上がり蒸らし中のごはんの土鍋がテーブルの上に置かれます。蒸れるのを待つ間、鮭の生ハムの手まり寿司と鮭の酒びたしをいただきます。酒びたしは保存中の風の当たり方などによっても味が変わるそうで、土産物店でよく売っている鮭とばと色目は似ていますが、繊維に沿って切り揃えた嚙みごこちと味は上品で、日本酒が欲しくなる逸品です。 土鍋を一旦避けたテーブルに出てきたのは炭火。酒びたしの鮭の皮と塩引鮭を店員さんの手引きで焼きあげます。 そうこうしている間に蒸らし上がったごはん、一杯めはそのまま、二杯目は出汁の入った番茶でお茶漬けでいただくのごおすすめだそうです。 焼き上がった塩引鮭と皮に加えて、鮭の焼漬、はらこの味噌漬、鮭のかぶと煮の小鉢をおかずにいただきます。塩引鮭も小鉢料理も全て一品一品がごはんとベストマッチですが、それ以上に美味しかったのはごはん❗️30年近く前に胎内市の国民宿舎で最後はおかずもなしに食べるほど美味しかった魚沼産コシヒカリ以来の感動の美味しさでした。 ちょっと色物的なお店とお見受けしてしまいましたが、観光客向けの変化球の料理ではなく、鮭を突き詰め、ごはんにこだわった最高の食事でした。 今回は車で移動中だったため、次回はお酒が飲める準備をして伺います❣️ とても美味しかったです、ごちそうさまでした