S. Fukushima

カツ丼大好きな主人と鍋焼きうどん大好きな私。葛飾区内で最高の鍋焼きうどんを食べられた名店「とねや」が閉店してしまってから生きる気力を無くしていた私に、このお店は新たな光明と生きる力をくれました✨ 大抵のカツ丼に「味が薄い」と文句を言う主人が「ここのはすごく旨い！」と言うだけあって、薄味が好みの方には少し甘辛すぎるのかもしれませんが、両親が信州系の主人と東北系の私にはちょうど良い濃さです。カツ丼は肉が分厚くて柔らかく、卵とじの具合も良く、これは高い評価も納得の美味しさでした。 鍋焼きうどんですが、いわゆる讃岐などの硬くてコシのある麺が嫌いな私にとって、さんざん探し回ってやっと再会できた麺です。とろりと蕩ける柔らかさで味が染みているうどんを食べられる店は本当に少ないんです。 たっぷりと汁を含んだ大きな麩、タケノコの薄切りと鶏肉、かまぼこ、このラインナップのうちどれが欠けてもダメなんです。「とねや」の鍋焼きうどんとほぼ同じで、めんつゆの味も懐かしくて泣きそうになりました。 東京でこの鍋焼きうどんが食べられる店はおそらくここだけでしょう。皆さん、カツ丼だけでなく、このお店に来たら一度は鍋焼きうどんをお試しください。 ちなみにお店の方がとても優しくて感じが良くて、お腹のみならず心まで癒されますよ。行列してでもありつく価値のあるお店だと思います。Google Mapでは休業中と書いてありますが、1ヶ月前に行った人もいるみたいです。電話してから行った方が良いかも。