博多のうどんは全般に美味しいが、なかでも「うどん平」は博多に来たら是非行きたい店の筆頭に挙げたい。 麺は店内手打ち。生地を切って、大釜で茹でて、茹で加減は店主が丁寧に手で確認される。一旦冷水でシメて、注文に応じて二度茹でされる。柔らかいのにコシがある店内の打ちたて手打ち麺は、とても美味。ツユは出汁がきいていて、博多のうどんらしいあっさり系だが、出汁の香りと味はしっかり。ツユは鍋でなく大徳利で作られている。 定番のごぼう天も揚げたて。どんどん揚がるが、どんどんはける。衣はやや硬め。 おすすめはエビ天とごぼう天のダブル「エビごぼう」だが、エビはない日もある。 肉うどんや月見うどんは、味が少し変わってしまうので、個人的にはあまり頼みません。 早めのつもりで11:30に行ったけど、すでに行列で、20分待った。韓国などからの外国人客も多かった。 大釜の麺が茹で上がると、注文も客もどんどんはけるが、茹で待ちの間は回転がとまるので、行列の進み方はに波がある(なかなか進まないと思ったら、どっと進む感じ)。 価格は安い、いわゆる大衆店。店内は古くて狭いので、ひとりか、気のおけない仲間内むき。 時間があまりないときは「牧のうどん」ならさほど待たずに入れるけど(博多駅バスターミナルにもある)「うどん平」は心に残る名店でBestをつけました。