この日は結婚記念日を祝おうと妻とこちらにお伺いしました。お店の看板が全く出ていないので、最初戸惑いましたがなんとか辿り着く。 カウンター6席とテーブル1つ(4席)のお店で、オープンキッチンでグランメゾン東京のドラマのセットのようです。 シェフとソムリエのお二人の3人でのオペレーション。オープンキッチンで調理されているところを眺めていると、こちらもワクワク感が高まりますね。 料理に合わせて私はアルコールハーフペアリング7杯6000円、ツマはノンアルペアリング7杯4000円をチョイス。アルコールが飲めないツマはノンアルのペアリングがあることに感激。 料理は写真を見ていただければと思いますが、それぞれ食材の組み合わせと味付けに驚きと感動! この一品一品を考えて、食材の組み合わせを試行錯誤し、下拵えを丁寧に行うということを考えると、目の前で調理する時間の100倍近い時間を費やしているんだろうな、と思ってしまった。 料理の盛り付け、プレゼーンテーションも良いし、シェフやソムリエのお二人との会話も楽しくて、料理の味をさらに美味しくしてくれますね。 ツマは料理が好きなので、調理の仕方を尋ねると、とっても丁寧に教えていただき、下拵えしたものも見せていただくなど、調理をしている中で忙しい中、お客さんファーストで接して下さるのが伝わって、とても居心地良かった。 そして色々お話をしている中で、驚いたのが常に2席を予備で開けていること。 お客様の勘違いで予約日を間違えて来店されることが偶にあり、その時に、予約がはいってないとお断りするのではなく、「こちらの手違いかもしれません」とあくまでもお客様をたてて、予備の席で、できる限り対応されるとのこと。2席分の売上を失っても、そのような事態も想定して席をあけておくというのはお客様ファーストを常に考えてないと、中々できないことですね。 料理は14種類も出てきたので、シェフから最後に「印象に残った料理はなんですか?」と言われた時に、正直どれも美味しかったので直ぐには答えられなかったけど、改めて思い返すと、スプーンと呼ばれる料理は印象深かったかな。 スプーンの上に、牛はらみ、背脂、マジョラム、アーモンド、クリームチーズ、マーマレード、赤玉ねぎ酢漬けなどが乗り、食べる際に「20回噛んでください。味の変化を解説します」として、料理を食べ始める。最初にマーマレードの甘み、そして牛の脂の旨み、、、、と舌が感じる味を順番に目の前でライブで解説してくれてびっくり! このように感じる味を解説してくれていただく経験は今までなかった! コーヒーはブルンジ共和国の豆。肥料も中々購入できない国で、オーガニックに育てられたキリマンジャロ豆に近い酸味とすっきりとした味で、とってもおいしかった。 とにかく料理の味も、種類も量も、そして会話も美味しく、楽しく、充実した結婚記念日の食事となりました。ありがとうございました。 ご馳走様でした。
この日はツマとこちらのお店でランチ。ツマのお友達から、お勧めされたお店です。さてどんな感じでしょうか。 カウンターに座り、11,000円(+10%サービス料)7品目の料理をお願いしました。 目の前で調理されていてライブ感がありますね。料理は写真を見ていただければと思いますが、こちらの料理はスパイスの使い方、火の入れ方、プレゼンテーションが素晴らしかった。 シェフやスタッフの方は結構忙しくされていて、あまりお話する時間を持てなかったのは残念だったけど、これだけの料理を出させるというのは、良い修行を積まれてきて、良い食材を選ぶ目と下拵えに時間をかけているのがよく伝わりました。 ランチは3850円からあり、それを頼まれている方の料理を見ると、十分なボリュームと丁寧に作られた料理で、満足行くものでしたね。こちらのお店は直ぐに人気店になって予約を取るのが難しくなりそうな気がしました。 ご馳走様でした。
この日の夜は、出張帰りにツマと駅で待ち合わせして、久しぶりにこちらで焼き鳥を頂く事にしました。 久しぶりの訪問だけど店主さんが覚えていてくれてご挨拶し山3000円くらい(笑)をお願いしました。 突き出しは藤沢産生ハムとオカラ、そして焼き鶏が始まります。 モモ、ハツはとってもジューシー!ナンコツはコリっとしてビールが進みます。 そして、こちらのお店の特徴のおでん! 鵠沼海岸駅の近くのComadoで以前販売されていたもので優しいお出汁にしっかりと味の染みた野菜に癒されます。 そして店主さんがお手伝いされている赤鶏。これが味わい深く、プリっとしてめちゃくちゃ美味い! 手羽先は脂と香ばしさのバランスが抜群。そして極め付けがレバー!トロッとろで全く臭みがなく新鮮さがわかります。 串の最後はレンコンの入ったツクネ。タレを纏ったムチムチのお肉は食べ応えもあって満足ですね〜。 〆は焼きおにぎりと鶏スープ。ホッとする美味さですね。 これで3000円とは驚きのお値段です。 人気になると予約が取れなくなるので、知られて欲しくないけど、知って欲しい〜! ご馳走様でした。
この日は、両親を長野から連れ帰るために、朝5時半に家をツマと出発。8時半に長野の両親のいるところについて、お昼を食べてから、戻るというハードスケジュール。 帰りの中央道は事故渋滞、逃げた東名高速も事故渋滞で、更に足柄峠の裏道を抜けて、何とか19時半に湘南に戻ってきました。 父が「大関のとんかつを食べたい」と言っていたけど、さすがに大関は混雑していて無理だろう、予約もできないし、ということで選択肢にはなかったのだけど、大関の前を通過した時にお店に聞いたらば席があいているとのこと。それならということで飛び込んでみた。 「大関に久しぶりに来たかったんだよぉ。伯父さん元気かなぁ」と父。90歳を超えても食欲は旺盛なので、両親とツマは一口ヒレカツ定食1600円を、自分は折角だからと特ロースかつ定食2600円にしてみた。 19時45分で暖簾をしまい始めたので、ギリギリだったけど、この時間だったから入れたのかな。しばらくするとトンカツ到着。山もりのキャベツに、分厚いトンカツ。かなりのボリュームだ。 まずはソースをつけず肉厚ロースカツにかぶりつく、サクサクの衣に肉厚なのにソフトな食感、そしてジューシー。これは美味い! 人気が出るのがわかる! キャベツの千切りも細かくカットされてトンカツに合うねぇ。自家製のニンジン?ドレッシングがあって、それも良いけど、ちょっと甘めなので、自分は何もかけずにムシャムシャと食べてしまった。 次にトンカツにソースをつけて食らう。これまた美味い。が、こちらのトンカツは、自分としてはソースをつけない方が好みかな。トンカツには下味の塩コショウがついているので、それだけで十分美味しくいただけましたよ。 ご飯、キャベツはお代わり自由。このクオリティで、このお値段は満足ですね。 ご馳走様でした。