ベルケル社製スライサー 生ハム
富山県産 氷見鰤のカルパッチョ 京カブと金柑のサルサ 伊産ブッラータ
白子と栗のグラティナート フォンドゥータ
駿河湾産桜海老と仙台芹のスパゲッティ カレッティエーラ
手打ちパッパルデッレ 和牛と月光百合根のボロネーゼ
茨城県産 つくば美豚の煮込みナポリ風ジェノヴェーゼ
白いティラミス ル・レクチェとホワイトチョコのジェラート
カッフェ
2024年最後の外食でAudaceへ。ヒロキさんのRegaloグループラストダンスの夜伺ったのでした。(ヒロキさんの新店はこちら @where_shimokita )
まずは導入されたばかりのベルケル社製スライサーの削り立て生ハムでそのふわふわすぎる食感にテンションを上げてから開始。
氷見の脂バチバチの鰤を京カブ、金柑に合わせて酸と甘味、脂のバランスがとられ、ブッラータのミルキーさも土台に。一口食べるごとに色々な味わいに変化し、鰤単体にスポットが当たった一皿というわけではないですが愉しい。
温前菜はアッツアツのグラティナートをスキレットで。白子のクリーミーさと栗の甘さがグラティナートと相性が悪いわけがないです。ヴァッレ・ダオスタ州、行ってみたいな...ワインは北部に合わせて、Köfererhof Sylvaner.
プリモは桜海老と仙台芹のカレッティエーラで、海老の香ばしさと甘さ、芹の苦みと奥にある甘さ、しっかり辛いソースが最高。日本の食材をシンプルな仕立てで。
手打ちは厚み絶妙なパッパルデッレで、ここ最近ラグービアンコが続いていましたがこの日は久々に和牛ボロネーゼ。ほくほくに甘い月光百合根と合わせて、一体感も抜群な一皿でした。
セコンドはこの日、Audaceでは初めていただく煮込み。つくば美豚のジェノヴェーゼ(勿論ナポリの方のです)で、しっかり煮込まれてはいるけど繊維感は感じて「肉食べてるな」という感じも十分。玉ねぎの甘さも感じます。年内最終営業だからか、友人のグラスにはすんごいワインが注がれていました...Il Paradiso di Manfredi Brunello di Montalcino 2012…ペアリング、価格破壊してます(笑)
追加パスタはヒロキさん最後でこれを食べないわけにはいかないでしょう、というアッラビアータ。アツアツで沁みました。西洋梨の甘さも引き立つ白いティラミスは見た目にも美しくクールダウンさせてくれました。この夜もありがとうございました!
#cucinaitaliana #itaiancusine #小倉知巳のイタリアンプロ養成講座 #イタリア料理はムラの美学 #audace