Takuya Hiraoka

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居住する23区内&出身の関西を中心に幅広く食べ歩き。イタリア料理、鮨、ラーメンが多いかも。Rettyで良いお店と出会うことが多いので自分も記録を始めてみました。一度きりの人生、美味しいもの食べねば。シェフの感性や雰囲気その他に惚れ込んだ店は何回も通ってメニューをくまなく食べたいと思っているので、同じ店舗の複数投稿多数。

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好きなジャンル

  • ワイン
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Takuya Hiraoka

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中目黒駅

イタリア料理

蛸のアランチーノ 気仙沼産 戻り鰹のカルパッチョ オレンジのモスタルダ 平目と原木椎茸のストゥファート 北海道産帆立とラディッキオの鳥賊墨スパゲッティ 手打ちパスタパッパルデッレ 和牛のラグービアンコ 茨城県産 つくば美豚のコトレッタ パンナコッタ・クラッシカ ストゥファートはこの日初めていただいた一皿。厚く切られた平目はふわっと仕上げられ、原木椎茸の香り高さと生クリームのコク、ワインが三位一体。 烏賊墨のスパゲッティは帆立、ラディッキオと合わせて。シャキッと苦いラディッキオの食感、解れる帆立の甘味、パスタのベースのトマトソースと烏賊墨のコクをサッサイアがするすると運んでくれる感じ。味も食感も一口ごとに違ってとても楽しい一皿。 手打ちはAudaceでははじめていただくラグー・ビアンコ。赤ワインをしっかり入れたラグーと和牛に、季節ごとに変わる食材を合わせる手打ちをこれまで楽しんできましたが、今回新機軸でビアンコだとか。ソースが少し軽くなった分副食材(松茸でしたかね…)とパスタ、和牛の美味しさが分かりやすく感じられたような。 ハーフペアリング最後の1杯、訪問日の直前に開催されていたメーカーズ・ディナー2DAYSで供されたプレミアムワインがありますけどどうしますか?という甘い囁き。後輩くんはアルトアディジェの名生産者フランツ・ハースのピノ・ネロを美味しそうに召し上がっていました。バリックで12ヶ月、瓶内で24ヶ月の36ヶ月熟成。ふくよかで伸びやか、でも重くない。なんでもイタリア最強のピノ・ネロだとか…。僕はアパッシメント偏愛人間なので通常ペアリングのヴァルポリチェッラ・リパッソで大満足。なんでアパッシメントこんな美味いんですかね。 セコンドはつくば美豚、今回は炭火焼きとは変わって火入れをギリギリまで攻めたコトレッタ(カツレツ)。どシンプルですが不味いわけない。 この夜は追加パスタを。秋刀魚のスパゲッティをRegaloとは違ったスタイルで、ということで焼き葱とドライトマトを合わせて。葱の甘さと秋刀魚の旨味、トマトの酸と甘さが綱引きしてる。美味しい。 ドルチェはゼラチンを使わないパンナコッタ(故にクラッシカ)。さっぱりいただけました。 久々にハイチェアで楽しませていただいた、10月1回目のAudaceでした。ありがとうございました。 #cucinaitaliana #italiancuisine #イタリア料理はムラの美学 #小倉知己のイタリアンプロ養成講座 #audace

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目黒駅

居酒屋

遅くまでやってる目黒近辺の店かつ美味しい所…という縛りで、前から気になっていたそれがし系列の新店へ。1年前くらいに目黒駅至近にオープン。 グラスで飲めるワインにオーストリアワインがあったり、割りもの系も面白いものがあったりとなかなか良い。フードも2人ならあらかじめハーフサイズに盛って提供、量も絶妙に丁度良くていろいろつまめます。名物という〆の太巻は食べ応え充分。カウンターは割とガヤガヤ楽しむ感じですが、たまたま良いタイミングで入れた半個室は割としっぽり飲む感じでした。 一軒目からコースでしっかり、も二軒目でサクッと、も可能でとても使いやすそう。

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祐天寺駅

イタリア料理

以前からYouTubeでイタリア紀行のvlogを拝見していたtoshimasaさんが帰国されて出店され、それが超ご近所・・・ということでご縁を感じてずっとマークしていたお店Grollaさんへようやく初訪。 シェフのイタリア時代のYouTubeチャンネル↓ https://youtube.com/channel/UCv-GgHuGuhjy9cPynnTAEuw?si=8h-TlGAwyO9Opuyh 目黒通り沿い、目黒消防署のバス停が最寄りです。頑張れば実家から歩けちゃう。 ピエモンテを中心に、シェフが修行された北イタリアの郷土料理を色々といただく。カルパッチョはプンタレッラと赤玉葱でシンプル、続いてピエモンテといえば、のヴィテッロ・トンナート。パスタは自家製タヤリンのマッシュルームソースにトリュフ、という秋ド直球の仕立て。メインは牛の赤身部位(フィレかな)とポレンタ、セルバチコ。生胡椒のスパイシーさ、セルバチコの苦さ、ポレンタの甘さ、牛の赤身の旨味。すべてがシンプルにして力強く、日本にいることを忘れそう。 ドルチェはボネ(アマレッティを使ったピエモンテのドルチェ)とティラミスをシェア。こちらも飾らない仕立てでしみじみ美味しい。 気取らないトラットリアという装いで、シェフと色々お話しながら楽しくいただけました。食器はジノリで統一され美しく、調度品もシェフがイタリアから持ち帰ったものばかり。 またひとつ、近所に素敵なイタリアができてしまいました。(うれしい悲鳴) 今度はグリッシノーポリやアニョロッティ・イン・ブロード、店名のグロッラなどまた色々いただいてみたいです。ごちそうさまでした! ※シェフは「生徒さん」でした(業務連絡) #cucinaitaliana #italiancuisine #grolla

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新橋駅

中華料理

バブル期終焉の頃に日本に上陸した香港の名店『福臨門酒家』に端を発する名店『 家全七福酒家 』へ先月家族で。 お家騒動を経て福臨門酒家は日本から撤退、家全七福酒家(Seventh Son)と名前を変えて2013年から営業中。 コロナ禍で丸の内の店舗は閉店して新橋の第一ホテルへ。ここが日本最後の1店だそうです。と書くと昔の栄華や今いずこ...という感じですが、味は紛れもなく本物。料理長もずっと変わらずだそうです。 点心一つ一つのフォーカスの合った美味さ、上湯の澄みきった味わい、必要最低限の塩なのに波状攻撃のように押し寄せる旨味。 中国野菜のスープ煮や大根餅といったシンプルな料理でこれだけ感動させてくれる店がどれだけあるでしょうか。久々に、10年以上前香港で食べた飲茶の感動を思い出しました。 (余談ですが、死ぬ前に1品だけ好きなものを食べられるなら何がいい?と聞かれたら、自分は香港の中國會の海鮮粥と答えます笑) 広東料理、香港料理は高級食材のオンパレードもいいですが、こうしたベースのスープの旨味で食わせる店はそうないのでは。正直サービスは...でしたが、味は圧巻でした。 #seventhsonrestaurant #家全七福酒家 #福臨門酒家 #飲茶 #点心 #dumplings #香港広東料理

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中目黒駅

イタリア料理

天城軍鶏のスープとヴェッキオサンペーリ香る トルテッリ イン ブロード 松茸のスパゲッティ アーリオ オーリオ エ ペペロンチーノ パルミジャーノ・レッジャーノ添え 山梨県 極農園 無花果の冷製フェデリーニ 2種のスパゲッティ プッタネスカ 兵庫県産 白鳥賊とトロフィエ ジェノヴェーゼ スパゲッティアッラビアータ 万願唐辛子とサルシッチャのアーリオ オーリオ エ ペペロンチーノ (これを書いてる途中にAudaceが今年のミシュランでビグブルマン獲得の報が。おめでとうございます!) 先月のAudaceオリジナルイヴェント"Festa Pasta"。ヒロキさん体制になってから初のイヴェントで、即満席になっていましたが1日前にストーリーでキャンセル枠が上がってきて運よく滑り込めました。着席するとお隣はSNSで時折やり取りさせていただいていたメンバーシップの生徒さんで、プチオフ会状態(笑) イヴェントの名に偽り無しで、本当に最初から最後までパスタで軽い前菜やセコンド、ドルチェすら無しという波状攻撃。パンは無いんですね、と尋ねたら「これ以上炭水化物を摂取させてしまうわけにはいきません」と(笑)そりゃ確かにそうか... ヒロキさんのお料理説明を挟みながらパスタの祝祭は進んでいきます。 1皿目は伊豆の天城軍鶏でとったブロードにトルテッリを浮かべた1品で、 ストゥッツィキーノ扱い。トルテッリも軟骨の食感がした記憶があるので、リピエーノも軍鶏で作られていたのかな。(一カ月前で記憶が朧ですみません)ブロードの濃厚さ、奥行きが凄くインパクト大。美味しい鶏でとるブロードはここまで威力が最大化するのか。 続いては季節の松茸のアーリオ・オーリオ。松茸のシャキッとした食感と香りに、パルミジャーノで旨味増強が図られていてシンプルに美味しい。これも温前菜扱い?(笑) 温かいパスタが続いて、続いては無花果の冷製フェデリーニ。極フルーツの無花果の甘さ、乾燥した生ハムの塩気とパリパリとした触感、ミントの爽やかさで完成されたパスタ。 生ハムが乾燥なのと、パスタが気持ち太目を使っているように感じたのはプロ養成講座の動画との違いでしょうか。しっかり塩水で締めてあって麺のコシが素晴らしい。 続いては「2種のプッタネスカ」ということで、イタリアで食べた現地感満載のプッタネスカと小倉流プッタネスカの食べ比べ企画。なので、メニューの数よりも皿数が自動的に増えるw 現地寄りのプッタネスカはしっかり太麺でソースと充分に絡んでいて、オリーブもほとんど崩さずそのまま。細いパスタが続いたのでここで1.9mmの太麺がくることで一気に食感のチェンジとなって愉しいですね。続いての小倉流プッタネスカはバジルもパルミジャーノも入るスタイルで、勿論こちらはキレがあって美味しい。でも、久々に食べた1.9mmのトマトソースのアルデンテ感も忘れられず、甲乙つけがたい。 セコンドの魚料理にあたるのかな、というのはその場でペストを仕込み始めた白烏賊のジェノヴェーゼ。バイタミックスでバジル他の材料を目の前でペストにしていき提供されるという、ライヴ感満載な一品でした。勿論トロフィエとジェノヴェーゼの定番の組み合わせは鉄板で、烏賊の食感と風味も合わないわけがなく。作りたてのソースも香り高い。 肉料理扱い...かはわかりませんが(フルヴィーガン対応だし!)、最後は泣く子も黙るアッラビアータ。この熱々具合、トマソーの水分量、麺のキレ。多分6人ずつくらいで仕上げてらしたんじゃないかと思いますが、何人分も作ってこの着地に出来るのは本当にプロ。尊敬しかありません。 〆にドルチェはなく、メニューの裏に余裕があれば..と追加パスタ候補が。サルシッチャと万願寺のアーリオ・オーリオをいただきましたが、サルシッチャのハーブ感と肉感、万願寺のいい苦みと青さがパルミジャーノでまとめ上げられてこれまた最高でした。 こんなに怒涛のようにパスタを食べ続けた日もこれまでなかったような気がします。それでいてコースの起伏が豊かで全く飽きない。 パスタ文化の奥深さ、Audaceのレヴェルの高さを改めて味わった夜でした。ありがとうございました。 #cucinaitaliana #italiancuisine #イタリア料理はムラの美学 #小倉知己のイタリアンプロ養成講座 #audace