小澤 英樹

小澤 英樹さんの My best 2022

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東京都

スイーツ

  小澤 英樹

・シェフの手によるコッペパン 奥渋谷と呼ばれる地区にある、かき氷ブームを牽引したスペインバルの「セバスチャン」。 2021年の11月の改装後、新たに始めたのがコッペパン。 パンは人気ベーカリー「365日」製を使用し生地は3種類。 この日はブラックカカオのパン生地を使用した「ピスタチオ&ストロベリー」。 マッチングのよい素材同士が合わさり、全てが一体化。口溶けがまとまった「一つの食品」を食べているような感覚。 やはりシェフ作るコッペパンは、一味違う。 #渋谷オススメコッペパン #コッペパン

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東京都

カフェ

  小澤 英樹

北千住駅北口の近くの住宅街に2020年10月オープンしたカフェの路地裏寺子屋(ろじこや)は、築90年越えの2世帯分の木造長屋の壁を取り払い一軒のカフェとしてオープン。 緑茶類をメインに据え、体験イベントも定期的に開催する文化施設でもある。   スイーツメニューは緑茶に合わせた和菓子類。 「茶どら」は北千住の老舗和菓子屋、喜田屋の黒糖を配合した生地を使用。 抹茶アイスとお店で仕上げた餡をサンドし、創作型の皿盛どら焼きだ。 全体的に褐色を帯びた生地からは温かみのある甘みが感じられ、しっかり食感を残した餡と乳と馴染んだお茶の香りと合わさり、通常のテイクアウトのどら焼きとは全く違うカフェスイーツ系。   緑茶類は10種類ほどある中からこの日は上級鹿児島茶。 一杯目は旨味と甘みのみが凝縮したような濃茶で楽しみ、2杯目以降はフレッシュな香りが楽しみに。 日常ではなかなか感じられない緑茶の味わいだ。   立地は駅近くの住宅街から更に奥に入る路地裏。ウェルカムボードがないとカフェの存在にはおそらく気づかない。 現代的な「オシャレカフェ」や昭和風のカフェがオープンしたり、当店のように戦災を免れた 建物が喫茶店になったり、実に個性的なカフェが多いのが北千住の魅力であろう。 #北千住オススメカフェ #北千住オススメ古民家カフェ #古民家カフェ #どら焼き #北千住オススメスイーツ #北千住オススメ和菓子

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東京都

割烹・小料理屋

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・尾久温泉の名残りの割烹料理店   都電荒川線小台駅近くにある「割烹熱海 旬花亭」 何故ここに熱海が・・ここは戦前は「尾久温泉」という大きな観光地。都電が開通して熱海のような温泉観光地にしたいと願いで店名を付与。 戦前は広大な庭園を有し、政治家や著名人の来店もあったほど。 今では温泉も枯れてしまい面影はないが、割烹旅館として営業していた当店が、温泉街であった唯一の名残り。 21年初頭に一度営業を終了したものの、同年末に奥の建物でカウンターを中心にした形で再オープン。   ランチセットは10種。この日はさくら御膳(2200円)という天ぷらのセット。 卵焼き、揚げだし豆腐の小鉢、茶碗蒸し、味噌汁、ごはん、味噌汁。 そして天ぷらは、フキノトウ、タラの芽。海老、まいたけ、サツマイモ等6種。 品数はもちろん、圧巻は天ぷらのボリューム。海老は親指美大の食感に勢いの出るぷりぷり感。 サツマイモは焼き芋用品種の紅あずま。とろとろで甘い天ぷらに。 油脂感を感じさせずさっぱりと大変軽い味わいで、サクサクと重みを全く感じさせなかった。 大変豪華な内容で2200円とは、本当にお店大丈夫かと正直心配になるほど。   一度閉店のニュースをが流れた時は大変残念であったが、何とか尾久地区の歴史を刻むお店としても末長く続いて欲しいものである。     #荒川区オススメランチ #荒川区オススメ天ぷら #割烹熱海

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・他店にはない個性的な食感です団子たち 北千住駅の旧日光街道沿いにある「かどやの槍かけだんご」。 歴史的な由縁のありそうな店名だが、オープンは昭和23年。店名は近くにあるお寺の伝承から名を貰った模様。お店自体が日光街道の歴史に直接かかわったものではないらしい。   さて、団子はみたらしと餡の2種のみ。 一串4個が一般的だが、こちらは3個で、まさにが「だんご3兄弟」。 餡団子は、すっと甘さが引き、キレの良さが特徴。餡は約1週間くらい寝かせてから製品化。 団子の食感も弾力もうるち米らしいテクスチャーがある一方で、変なくっつきもない大変端切れのよい食感だった。   「焼きだんご」は、みたらし団子。どろっとした重みがなく、醤油ぽっさや甘さが強調されるわけでもなく、食べすぎなどを気にする前に、いつの間にか口から消えてしまっている。   どこにでもありそうな和菓子だが、他店にはない個性のある食感だった。 以前は終戦直後?を思わせる古い建物であったが、2012年に改装。 街道筋の街並みに調和した内外装、蒸し器から立ち上る湯気に、食欲をそそる焼き色の匂い。目の前を通ったら立ち寄らないわけにはいかない。 #北千住オススメ和菓子 #北千住オススメスイーツ #北千住オススメ団子

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・風味の豊かさは神田界隈でNo.1 神田駅西口方面にある炭火焼濃厚中華そばの海風道(シーフードウ)。 メニュー表には鯖、あまえび、いわし・・の文字。ここは寿司屋か和食屋か、ラーメン屋とは 思えないメニュー名だが、スープを取った魚介がそのままメニュー名になっているようだ。   大変細長く狭い店内だが、その分香りが滞留しているのか、炭火の香りに、魚や甲殻類等を燻した時の匂い、マスクをしていても味が想像できるくらい香ってくる。   マスクを取ってもっと感じ取りたいところだが、まだカウンター席で待っている時にマスクを取ることを社会はまだ許さないだろう。   熱々の麺の上に冷めた具を乗せるのはお店的には許せないようで、トッピングは別皿でお盆に載せて提供。 スープというよりも鯖の味わいが凝縮したペーストの中に麺が浸っているというのが近そう。   神田駅周辺には相当数のラーメン屋が集結しているが人気の度合いもかなり差が出てきている印象。 その中でも今後注目のお店だろう。         #神田駅オススメラーメン #神田駅オススメランチ #魚介系ラーメン

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2020年7月新たに整備された新宿中央公園内の交流施設「SHUKUNOVA」内にオープンしたすかいらーくグループの「むさしの森Diner」。 ファミレスをベースに居心地と重視した滞在型。公園側には全面ガラスを通して公園が見渡せて、「武蔵野の森」を冠するには実にふさわしい立地だ。   この日はふわとろのパンケーキ。以前にも一斉を風靡したメレンゲの特性を利用したものだが 「咀嚼」という力を使わなくでも口腔に吸収されるようで、疲れも癒されそうな優しい味わいは、以前のパンケーキブームを思い出す。   この一皿でも大きなイスでゆっくりでき、特にこの新宿界隈においてはホテル以外では得られない満足感が楽しめるだろう。   #新宿オススメカフェ #新宿オススメランチ #新宿オシャレカフェ #パンケーキ

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京都府

スイーツ

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・食の都、京都を代表するチーズケーキ 京都の中心部付近に数店展開するチーズケーキの「パパジョンズ」 ニューヨーク出身のチャールズローシュさんが1985年にレストランでの提供からスタート。イートイン併設店は1990年より展開。 今では京都を代表するチーズケーキ専門カフェだ。   メインの「ニューヨークチーズケーキ」は、チーズクリームの酸味を活かし、ふんわりしすぎず、一方でチーズケーキらしい満足感と重量感に生地感。酸味の中から湧き出てくるような甘みが実に楽しく、お店の屋台骨メニューであることを裏付けるような味わい。 ラムレーズンは、ラムの風味がチーズクリームに移行し、味の印象がラムレーズンそのもの。全体的にキレのよい風味が特徴だ。   この日は錦市場に近い六角店。最近の京都は神社仏閣よりもスイーツやカフェ、パンの街になっているような印象。その草分け的存在といえるだろうか。 基本京都から外に積極展開しないところに、行く価値が見出せる。   #チーズケーキ #京都オススメカフェ #京都オススメスイーツ #京都オススメチーズケーキ

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東京都

ケーキ屋

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亀有駅近くにある人気パティスリーの「ラ・ローズ・ジャポネ」。 イートインスペースでいただける夏季限定かき氷は4種類。 マンゴーは大盛の氷にゴロっとマンゴーの果実にピューレをたっぷりと。 水分で薄まってもフルーツ感のあるソースに、満足感が得られるサイズの果実。 かき氷の販売が始まるとお店の夏が到来。そんなシーズン性を感じさせるメニューだ。     「トライフル」は当店人気素材をグラスに集めたミニパフェ型のプチガトー。 トップにチョコブルウニ、マカロン生地、ベリー類で飾り、ジェノワーズ、イチゴのソース、チョコレートクランブルと生地の構成。 豊かなカカオ感を感じつつ、アーモンドの風味からフルーツ、ふわっと食感の生地、そしてサクサク食感の中に感じる重厚なチョコの味わいに、さらにイチゴの酸味。 一つ一つの素材の特徴が楽しめるパティシエさん作らしいパフェである。   #かき氷 #亀有オススメスイーツ #亀有オススメカフェ

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巣鴨駅近くのパティスリー「フレンチパウンドハウス」。 ここに来たらスペシャリテのショートケーキ。品揃えも「ブラン」と「ルージュ」の2種類。さすが看板メニューだ。   この日はアルコールを使用した大人向けのルージュ。 クリームにはイチゴフレーバーのリキュールとキル酒を使用し、高貴な余韻をキレを付与。 クリームからもイチゴの香りが昇り、食べる前からテンションが上がるフレーバーリリース。 クリームにはメレンゲをブレンドし軽さと奥行きを出し、一口目から思わず笑顔溢れるふんわりとした油脂感。 イチゴは酸味の引き立つものを使用し、主役らしい演出。そして米粉を使用したジェノワーズは弾力のある食感。 食べる前の香りから終わった後の余韻までいつまでも記憶に残したい味わいであった。   コロナ渦では平日限定でイートインスペースを再開。一時期は「日本一のショートケーキ」(所説ありでしょうが・・)と言われたスイーツは貴族階級風(?)の食卓のような雰囲気でいただきたいものである。       #ショートケーキ #東京オススメショートケーキ

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池袋駅東口徒歩2分くらいの路地裏2階にある 肉のヒマラヤだしおこ。 出汁につけながら食べる神戸風?のお好み焼きと肉のヒマラヤを両方いただけるコラボ店だ。 1番人気はだしスペシャル。肉,野菜、魚介などのミックス素材を小麦のベースに混ぜて焼き、上から出汁醤油。 ある程度焼き上げで提供され、食べる時は鉄板で温めながらの作法も関西風。 少し塩味の効いた出汁にちょっとつければ、飽きずに食べやすく、あっという間に一枚完食。日本人の味覚は出汁文化共にあるものだと感じる。 関西を中心として様々なお好み焼きがあるが、関東ではあまり見かけないタイプだ。 もう一つの看板、肉のヒマラヤは、他店では七輪だが、ここではお好み焼きの鉄板で。さらに岩塩や付属の付け合わせ共に赤み肉を楽しむのはヒマラヤならではの味わい方。 肉塊から焼くところからスタートし、その隣ではお好み焼きが焼け、鉄板の上が退屈せず、会話が盛り上がる提供方法だ。 鉄板メニューもきのこバター、長芋ステーキ、ヘルシー系も多数。 ワイワイとテーブルが盛り上がること間違いなし。味はもちろんだが、食はコミュニティケーション。改めてそれを実感する。 #池袋オススメお好み焼き #池袋オススメ焼き肉