Yuko Ogihara
神泉駅
イタリア料理
この日がとっても楽しみでした。 【TEATRO ACCA. テアトロアッカ】 グルメな女子で集まって新年会をと 選んだのはここ。イケメン 原シェフのお店。 豪徳寺から移転されたと聞いていてやっと訪問! 神泉駅が最寄りですが、 渋谷駅からも徒歩10分ほど。 エントランスからして遊び心満載。 はじめて見る光景に少し驚きもあり。 店内は本格的なピザ窯が厨房とは離れたところにあり そちらにもカウンター席が設置され、20席。 ディナー15,000円コース ワインはペアリングでお願いしました。 ■寿し仕立ての前菜マグロとイカに見立てて マグロはトマトとビーツ、シャリがリコッタチーズ イカは、淡路島の玉ねぎ岩塩焼き、シャリが仔牛のパテ のっけからユニークな一皿。 しかもマグロの方は想像以上に食感もなめらかで カプレーゼも原シェフの手にかかるとこんな演出になるのかと 感心しちゃう。 ■生ハム仕立てのパンナコッタ 柿のスライス 不思議なんだけれど、 柿のスライスがなぜか生ハムの味に感じ。 ■水牛モッツァレラのマルゲリータ 粉のブレンドからこだわり、 500℃の高熱で一気に焼き上げる1枚。 もっちりしているのに軽やか。 お焦げもとっても美味しくて、 ピッツア専門店より美味しい。 ■蟹と黒トリュフのサラダ仕立て キャビアのせ シチリア産のピスタチオがアクセントに 爽やかな食感でワインが進みます。 ■聖護院蕪で包んだ小槍イカの鮟肝のリピエーノ レンズ豆、柿のバーニャカウダソース、 バランスがよく具材が包まれていて食べるときも バラバラにならず。 ■ローマ風コッパのマリナーラ マリナーラの生地の上にローマ風コッパがど~んと1枚。 口に入れるとほろほろとほどけピッツアと一体化。 これまで食べたことがない食感に感動。 ■土佐のあか牛のロースト ピザ窯で焼き上げたあか牛。 ひよこ豆のピューレ、きのこのマリネ、 黒トリュフをたっぷり!!! ■クアトロフォルマッジ ラフランスの甘さがチーズのコクを引き立てます。 ■真鱈の白子、真蛸とからすみのパスタ 菜の花とフキノトウも入り、春を感じる一皿 手打ちのロングパスタとショートパスタ オレキエッテ。 一皿にロングとショートとパスタが一緒にでてきた経験がないので これまたびっくり。 オレキエッテが肉厚でもちっとしているので まるでひとつの具材のような立ち位置で全く違和感なくいただける。 美味しくてお替わりしたいぐらい! ■鮑、しらす、鮑肝のピッツア 鮑がこれまたど~んと乗っています。 ピッツアは単に食材を口に運ぶためのシートのような役割に 感じるほど具材の調和が素晴らしい。 これまでも散々いろんなピッツアを食べてきたけれど こんなに洗練された味ははじめてかも。 ■ドルチェ ここで思いもしないサプライズ!!!! お誕生日のメッセージプレートで登場!!! クマさんがお雛様のように、りんごのコンポートを マントのように巻き、エディブルフラワーが蝶ネクタイ。 ビジュアルだけでなく味も美味しく。 ■食後のカフェ カフェラテ この日は原シェフ一人で切り盛りしていて、ピッツァイオーロになったり 厨房でフライパンをふるったりと大忙し。 でも常に笑顔も絶やさず、料理が本当にお好きなんだなと 楽しそうなのが伝わってきました。 見た目の美しさだけでなく、味もどれも洗練されていて 一皿食べるごとに感動があり、 天才とはこういうシェフのことをいうのではないかと。 ペアリングでいただいたワインも料理にピッタリだったし、 サービス満点。 居心地良すぎて、なんと5時間も滞在。 帰りには、ピッツアのお土産までいただき 至れり尽くせり。 五感を楽しませてくれる原劇場、 季節折々お邪魔したい!!! ごちそうさまでした!!!