Akihiko Matsuda

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佐原秋生さんの2冊の本,”フランスレストラン紀行”,”ヨーロッパ美食巡り”が大好きで,何回も読み返していました。そしていつかは自分も車を運転して,ミシュランの星付きレストランを巡ってみたい,そう夢見ていたものでした。いつか,自分で好きなレストランを自由に訪れて料理を楽しみたい,いつもそう思っていました。

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Akihiko Matsuda

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山形駅

バー

通勤経路上にあるこちらのお店。いつも前を通っては,とても気になっていました。ただ,お店が20:00からですので,いつも閉まっています。雰囲気が分からなかったのですが,きっと素敵なおみせのはずです。思い切って,この日はドアを押し開けてみました。 まだ21時前でしたので,ちょっとお客さんは少なめです。なるべく少ない方が好ましかったので,ちょっとほっとしました。カウンターは流線型を描いています。直線のカウンターよりもこちらの方が落ち着きます。最初の印象はとても良いものです。ケースには沢山の知らないお酒が所狭しと並んでいます。これがどんなカクテルに化けてくれるのでしょうか。 最初は,雪国を頼んでみます。マスターは当然のごとく今年で91歳になる酒田の井山さんのことはご存じでした。その井山さんのレシピ通りに作ったと言う「雪国」。確かにカクテルの味は同じかもしれませんが,グラスの形状やお店の雰囲気で受ける印象は違うものになります。僕はこちらのお店の方が好きですね。 もう1杯は,カウンターに並んだフルーツを使った1杯。苺を目の前ですりおろして仕上げていきます。 こちらのお店で使っている氷は,自分が昔,アルバイトをいていた氷店から購入しているようです。そして,それを削って球状にした氷がグラスに入っています。手作り感満載でしたので,訊いたところやはり手作りでした。1日20~30個使うようで,大変な労力なのではと思ってしまいます。 最後にいただいたのが,やはりカウンターに並んでいた柚子をつかった1杯。これが見た目も味も素敵なカクテルに仕上がっています。初めて来たお店でしたが,とても良かったです。井山さんのお店でも感じたのですが,絶妙な距離感。つかず離れず。そして,いつの間にか会話に入り込んでくる。ここら辺の感覚が優れたものがあるようです。そんなにお酒には強くないのですが,これからリピートしていきたいお店です。 in my blog https://ristorante-favorito.com/2016/12/18/bar-%E9%87%8E%E6%9D%91%EF%BC%8C2016-%E5%86%AC%EF%BC%8C%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E5%B8%82%EF%BC%8C%E2%98%86/ #山形市 #Bar

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山形駅

フランス料理

街おこし活動を一緒に始めて,早4年。そんな仲間が,2店舗目を open しました。ただ開いただけでなく,内装関係を芸術大学の仲間と自分達でおこないました。ちょっと時間が掛かったけど,凝りに凝った素敵なお店に仕上がっています。そして、お店の外から見られることを,完全に意識していますね。こんな風景を見せられたら,絶対に中に入りたくなりますね。 お店にいるときは気が付かなかったけど,カウンターの下のタイルがとてもおしゃれ。こういった所にタイルを使うセンスが,大好きです。テーブルセッティングも,雰囲気十分。そして,この椅子が優れもの。ちょっと見は硬そうだけど,長時間座っても腰が痛くなりません。流石だね,淳樹。 このプレートの食材,テリーヌ以外は全てスモークしてあります。カマンベールのスモークは見掛けるけど,ブロッコリーは初めてでした。 クリームのパスタの上に乗っかっているのはロマネスコ。海外では良く見掛けたけど,食べるのは初めて。クリームのパスタには,よく合いますね。 タジン鍋に入ってきたのは,ラムチョップ。一緒に行っていた畜産食品のお店のラムチョップを使っています。これも桜の木でスモークしてあります。 この日に出されたプレートで一番のお気に入りが,このチョコレートフォンダン。中のしっとり加減が最高です。これは,特筆すべき出来映えです。 ワインについては写真がありませんが,ぶどう酒食堂を標榜するだけあって,ワインのセレクト,よいものがあります。特に,最初に出されたプロセッコの赤が,自分は好きでした。 in my blog https://ristorante-favorito.com/2015/12/19/1808/ #山形市 #エノテカ

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山形駅

イタリア料理

年末なので、みんなが集まりいつものiL Cotechino へ。今年は5回も通っています。さて来年は何回通えるのでしょうか。 いつもは最初にバーニャカウダが出てくるのだけど、今日は最初にプロシュートの盛り合わせが出てきました。前回からスライサーを導入したiL Cotechino 。手切りには違った良さがあるのかもしれません。しかし、盛り付けた時の印象はスライサーに分がある気がします。 プロシュートに後にバーニャカウダが出てきました。これはいつもながら安定しておいしい。様々な根菜が特にお気に入りです。そして、バーニャカウダと魚に合わせたつもりのa-yuto。今日の1本は特においしく感じます。甘いだけの白ワインとは一線を画します。この飴色がよいです。 そして、これもおなじみになった感があるイタリアのモデナ郊外にあるミシュラン3つ星のダルペスカトーレのスペシャリテ。シェフの修行先です。ただ、今日の魚の組み合わせはいつもとチョッと違っていました。 タラのフリット、ポーチドエッグ、そしてジェノベーゼのようなソース。ポーチドエッグから流れ出た黄身とチーズが混ぜ合わさって、これがとてもよく合います。予想以上においしかった一皿。 今日の赤はAchille。ネットではほとんど品切れですが、なぜかこのお店では切らすことなく置いてあります。相変わらずのバラの香りがすてきです。みなが好きな1本です。 生ハムやスペックなどの盛り合わせ。これもまた、スライサーのおかげでとてもきれいな盛り合わせです。スライサーの導入は正解ですね。 パスタ1皿目は、ラザーニャ。熱々の溶けたチーズがとても良い香りを出しています。 パスタ2皿目はクワトロフォルマッジョのラビオリ。ラビオリの中には、ビーツやジャガイモが入っています。やはりクワトロフォルマッジョのソースはとてもよいです。 そして今日のメイン、すね肉のロースト。下処理にひと手間掛けているのでしょうね。煮込んだように肉が、そして筋が溶けています。もう一皿お代わりしたいくらいのおいしさです。 そしてこちらでは初めて出してもらったティラミス。お店の人も殆ど作ったことがないと言っていました。上に載っている生クリームがとても軽くて、けど味わい深いものがありました。これ、とても上手に仕上がっています。 今日もとても満足いくものばかりでした。これで料理が4,000円の設定です。ワインは5,000円と4,500円くらいかな。4人で26,000円。自分としてとてもCPの良いお店だと思います。 in my blog https://ristorante-favorito.com/2016/12/29/il-cotechino-%EF%BC%8C2016-%E5%86%AC-%EF%BC%8C%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E5%B8%82-%EF%BC%8C%E2%98%86/ #山形市 #イタリア料理

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山形駅

フランス料理

昨年の年末に始めたこちらのお店。ずっと気になっていました。通りからちょっと入ったところにあるため,かなり分かりづらい場所にあります。かなりの確率で迷うと思います。 新しいお店だけあって,とても気持ちのよい空間です。そして,とても建築物としてもとても興味を惹かれる造りになっています。そして,かなり混んでいます。土日の予約は取れなく,月曜日の予約しか取れませんでした。興味を持たれた方は,早めの予約をお勧めします。 アミューズは,コンソメロワイヤル。フォアグラの香りが食欲をそそります。見た目は地味ですが,運ばれてきた際のインパクトは十分あります。 鰤の炙りを見た時に,青山の”ラ・ブランシュ”の「関サバのサラダ」を思い出しました。鰤と柴海農園の野菜自体はとても良いできだと思います。しかし,野菜の火加減がいま一歩,そしてフレンチならもう少しソースを効かせて欲しかったです。 パンはおいしかったです。普通は殆ど手を付けずに終わるのですが,1個きちんと食べ終わりました。バターが発酵バターなのが良かったのかも知れません。 牡蠣のムニエルの火加減,表面はカリッと仕上がっています。ただ,中はもう少しトロッと仕上げて欲しかったです。 このカッペリーニの湯で加減は完璧です。野菜の使い方と言い,このパスタの完璧な火加減。フレンチのお店ではなく,イタリアンなのではないでしょうか。ソルベと言わずにグラニテと表記していますし。 金目鯛の皮,鱗を残しそれをパリパリに仕上げる。火加減は良好です。 下にマッシュポテトを敷いてソースをかけるところ,札幌のメゾンドアッシュ・レリダンの十勝牛のソテーを思い出します。ただ,仕上がりは格段の差が出ています。フレンチの最高峰と比較してはいけません。 ご飯としてのスープカレー,これは辛いのではなくスパイスが良く効いた仕上がりになっています。これはおいしかったです。 デセールは苺のスープ。ちょっと期待が大きかったので,肩透かし。もう少し味にインパクトが欲しかったです。 シェフの経歴は,横浜中華街をスタートに,イタリアン,フレンチ。そして地元に帰ってからは,老舗料亭。出てきた料理は,どちらかというとイタリアンに近い気がします。野菜の焼き方,ソースの使い方。そして,グラニテを出すところが。 比較のために8,000円設定でお願いしましたが,通常の5,500円のコースなら満足感はもっと強かったと思います。初々しさの残るシェフですので,更に研鑽を積んでいただいて,素晴らしい料理を出し続けて欲しいです。 in my blog https://ristorante-favorito.com/2016/04/04/akiyama%EF%BC%8C2016%E3%80%80%E6%98%A5%EF%BC%8C%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E5%B8%82%EF%BC%8C%CF%88%CF%88%CF%88/ #山形 #フランス料理

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北山形駅

日本料理

お正月、おいしいものが食べたくなり、御りょうり屋伊藤へ。年末は一足早く年越し蕎麦をいただくことが出来ましたが、今回はお正月らしい料理が並びました。 まずは、白味噌仕立てのお雑煮。京都のお雑煮は白味噌仕立てとは聞いていましたが、初めてお目にかかりました。白味噌仕立ては、酒粕をつかったお椀を期待していたのですが、それは2月にお目にかかれるそうです。お出汁と白味噌が上手く合わっています。ちょっとだけ甘みを感じるところが好きなんです。そして濃厚な味です。これに酒粕の旨味が加われば最高だと自分は思います。 続いては田作り、黒豆、伊達巻、鴨。全ておせちのメンバーです。改めて食べると黒豆と田作りのレベルが高いです。伊達巻は、もう少し甘みが強いのが、自分の好みでした。鴨の焼き物はおせちでお目にかかれるとは思ってもいませんでした。赤みの部分を少し残しながら上手に焼き上げています 向う付けは〆さば、細魚、アオリイカ、庄内浜の平目のこぶ締めにタラコを塗したもの。このなかでは、ねっとりしたアオリイカも良かったのですが、タラコを身にまとった庄内浜の平目の混布〆が思わぬ組み合わせでそのおいしさに驚いています。 焼き物は真鯛。市場で絶対においしいから買っていけと言われて、連れて帰ってきたと。相変わらずの絶妙の火加減。しっかり火が通っているけど、柔らかな食感。そしてアラも味わいが深いです。 炊き合わせ。蛸の柔らか煮が食べてみたかったのですが、ちょうど出してくれました。蛸のこんな食感は初めてです。柔らかいんですが、しっかりと蛸が残っています。 ご飯はいつものお釜で炊いたご飯。3杯目は塩混布を掛けてお茶漬け。これが、おこげによく合います。 水菓子は苺大福。一年のスタートは御りょうり屋伊藤で切ることができました。よい1年になりそうです。 in my blog https://ristorante-favorito.com/2017/01/10/%E5%BE%A1%E3%82%8A%E3%82%87%E3%81%86%E3%82%8A%E5%B1%8B%E4%BC%8A%E8%97%A4%EF%BC%8C2017-%E3%81%8A%E6%AD%A3%E6%9C%88%EF%BC%8C%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E5%B8%82%EF%BC%8C%E2%98%86%E2%98%86/ #山形 #日本料理