9月、アルドールさんにおうかがいしました。 同じく沖縄で有名なバカールさんのシェフがやられている、イタリアンのお店。スパニッシュと言われる方もいらっしゃいます。 すべてのお席にひとつひとつ違った絵の描いてあるお皿が。この絵はオーナーシェフが描かれてるそう。お皿以外の器もとっても素敵です。 牛肉を目的にうかがったのでコースはアップグレードになりますがパスタもメインも牛肉のお皿をチョイスしました。 お皿はすべて一工夫凝らされていて楽しい。 牛肉の冷製パスタは絶品でおかわりしたいくらい。メインのお肉は火入れが物凄く良くて、ナイフを入れた瞬間に美味しいのがわかる、ザクッとした感触に感動しました。 ライブキッチンで、ひとつひとつのお皿を違うシェフが仕上げて説明して出してくださいます。 ノンアルコールのペアリングでいただきました。 このお店のためだけに沖縄に通いたいです。何もかも素敵すぎました。
11月、スガラボさんへうかがいました。 まず入口は壁かな?と思う。 内装やテーブルセットはカジュアルで肩肘張らずに過ごせます。カウンターでなくテーブル席でいただきました。 まず予め書かれているメニューの前に何品か。生ハムがめちゃくちゃ美味しい。誇張でなく口の中で溶けます。 この日は須賀シェフが金沢で仕入れた食材が多く使われていました。蟹やさわら、トリュフ、鴨、お野菜と素晴らしい食材でした。随所で白トリュフ、こんなに!いいんですか!てくらいいただきました。 この日の個人的な一番はさわらのお皿。上に乗せた塩気のあるキャビアとクリーミーなソースを絡めていただくことでどれも打ち消し合うことなく味が綺麗にひとつになって感動しました。とっても美味しくて何日か尾を引きました。最後の鴨のパイ包みもクリスマスシーズンにぴったりな華やかなお皿、フォアグラも入って贅沢に美味しい一品でした。 デザートのお写真がないな。焼き立てのマドレーヌを1人1列いただけるので、1つその場でいただきあとはスガラボのお米と一緒にお土産に。 量がしっかりあるのでパンはおいしいけどひとつだけにしておかわりは控えました。充分に満腹。 須賀シェフが一品ずつご説明に来てくださり、ソムリエさんやお店の方の配慮が行き渡り、知識やジョークで場を作ってくださいました。過不足なく素晴らしかったです。 わたしは烏龍茶を何種類か、他の皆さんはワインのハーフペアリングでいただきました。
12月、鴨の名店壽さんへうかがいました。 6人でひとつのお部屋を使いました。 飲み物はわたしは烏龍茶、みなさんは各自持参したワインやシャンパンを。壽さんはお酒の持ち込み自由で持ち込み料はかからないそうです。 鶏わさやハツやレバーのタレ焼き、空豆などテンポよく出してくださいます。かぎ爪のついたままの焼きものがとっても美味しかったです。たかぶというらしい。 メインの鴨の炭火焼。すずりのような鉄板で大将が1枚ずつ異なる焼き方で丁寧に焼いてくださいます。大根おろしにお醤油をたらしたものにつけていただきます。どれも美味しく、鉄板の上で燻した焼き方のものが特に好きでした。 大将がとっても気さくでいろんなことをお話しながら美味しく楽しくいただきました。 他にはないすごく貴重で特別なお食事だと感じました。
沖縄、古宇利島にあるフレンチシスさんへ。 もともと名古屋のフレンチで全国からお客さんが通っていたというイレテテュヌフワのシェフが沖縄にオープンしたお店です。 名古屋ではジビエを扱っていたそうですが、古宇利島では全く異なる新しい形のお料理を!シェフは人と違う新しいことを考えてやるのがお好きとのこと。 店内は海側が全面窓になっていて、古宇利大橋を望めるオーシャンビュー!昼も夕暮れ時もすっごく綺麗でしょう。残念ながらわたしが行った日は雨でした!笑 お料理は25〜30品ほど!ひとつひとつのポーションは小さめですが品数が多すぎて、かなり量食べる方でも満腹間違いなし。まだでてくる?!の連続です。 本来器ではないであろうものもアレンジして器に使われていて、目にも楽しいお料理の数々!お魚のオブジェやサンゴ、石の上にたくさんのアミューズが乗っていたり、ひつじのお料理が羊のモナカの中に入っていたり、小さなガスパチョがトマトのオブジェの上に乗っていたり、何番目のお客様ですと番号のついたチーズ風味のクッキーが出てきたり。お味も大変美味しいものばかりですが、なによりもこの一連の体験が本当に素敵です! シェフの奥様が作られているデザートも盛り沢山。こちらも盛り付け方が可愛い。石に見えるクッキーや、植木の下に置かれたゼリーなど遊び心が楽しいです。満腹だったので、可能なものはお持ち帰りにしていただきました。 沖縄は台湾と同じ海にある島だから台湾のように食文化をもっと発展させたい、食育をしていきたいとお話されていたシェフのお人柄が素敵すぎます。奥様も親しみやすく愛らしく面白く、素敵すぎます。大好きなのでこのお店のために沖縄に通いたい! 外観は小さなおうちのようで、すぐにレストランとはわかりませんでした。那覇から車で1.5時間、名護から30分ほどにある古宇利島。絶賛開発中でシスさんのすぐ近くにもコンドミニアムがいくつか建設途中でした。これからますます人気店になるだろうな。
名古屋の出雲さん! 白子に蟹に鰻に鴨に白トリュフ、にさらに季節外れの花山椒! 怒涛の美味しいお料理に圧巻でした。 蟹のミソと身をたっぷりかけたごはんが最高。 トリュフは匂いを嗅ぎ比べてどれが良いか選ばせてもらって、丸ごと2つを5人で分割。分厚くスライスしていただきました。こんな丸ごといただくことなかなかない、トリュフの食感や歯応えを初めて知りました! 鴨も目の前で捌いていただき、オスとメスの食べ比べ。どちらも美味しかったです。鴨を食べて、そのあと追いかけてトリュフをかじると、口内の香りがすんごいことに。 鴨のお出汁の鍋ては、禁じ手いいですか?!と花山椒を入れていただきました。この時期にこんなに香り高い花山椒がいただけるとは! 素晴らしい食材とお料理のオンパレードで大満足な年末になりました。 大将もすっごく楽しい方で、ワールドワイドなご活躍されている方なので、色々お話うかがいながら素敵なお時間を過ごさせていただきました。