⚫初【2017.10.14】 京都でのランチによく利用するお店 “はしたて” は、京都の老舗料亭 “和久傳”系列のお店なのですが 本日は、その “和久傳”さんに夕飯を食べにいってきました。 京都に三店舗ある“和久傳”の中でもここ伊勢丹に入っている京都和久傳は、デパートの中という場所柄カジュアルに入れる感じのお店で値段もリーズナブル。肩肘張らずに美味しい和食を食べるにはもってこいのお店ではないでしょうか。 夜のお食事はコースのみ。 蘇芳¥6000 紅花¥9000 茜¥12000 おまかせ ¥15000~ と季節にあわせた松茸コース¥18000の4種類のみ。 今回は、紅花をチョイス。 オーダーの際に、苦手なものアレルギーなどを聞いてくれるのも嬉しい。 席につくとまずは、水出しほうじ茶を出してくれます。水出しのほうじ茶は、初体験かも。お茶の甘味が口一杯に広がります。口の中がリセットされ食事をする準備が整います(笑) そして食前酒に竹筒に入った甘口の日本酒を竹のお猪口でふるまってくれます。甘口の日本酒なら食前酒としてオーケーなんだなとちょっと新鮮な気分♪ 今から出てくる食事にも期待が持てるというもの。 先付けは、春菊などのお野菜の白和え。 野菜の苦味もお豆腐でまろやかに。中々美味しい 向付は、餡の上に漬け鮪 ネットりとした食感の鮪の赤身と野菜の餡が絶妙なバランス。美味しい(^^) お椀は、揚げたハモの入ったお汁 トロッとしたお汁が、本当に美味しかったです。野菜の甘味だと思うのですが、正体が分からず(>_<) サクサクの食感の揚げたハモも脂がのっていて言うことなし!今日のメニューの中で一番のお気に入り♪ 焼き物は、子持ちワカサギの甘露焼き 見た目は甘露煮ですが、焼いてあるそうです。魚は小ぶりでしたが、お腹は、卵で一杯。しっかりとした味付けで頭から尻尾までいただけます。一緒に乗ってる香の物がまた、絶妙です。シャキシャキの食感と甘酸っぱい味が濃いめの味付けの魚とのバランスが素晴らしい。さすが!こういうところもちゃんと考えられています。 *ちなみにお魚は二匹です。写真を撮る前に食べてしまった(>_<) 海老芋と雲丹の焼き物 ねっとりとした食感の京芋と雲丹の甘味が合間ってこれも美味しい。海老芋は、あまり食す機会がありませんが美味しい芋ですねー!ここ最近、自然薯や大和芋は、スーパーなどでも見かけるようになりましたが、愛知では、海老芋はほとんど見かけません。 煮物は、茄子と穴子 茄子は好きなお野菜なのでこれもうれしい献立 出汁をたっぷりと吸った茄子が美味しい。穴子の脂が良いアクセントになります。 ご飯は、鯛の黒酢し、スッポン出汁のにゅうめん、鯛の雑炊の三種頼の中から雑炊を選択。 海苔の風味が立ち上る椀の中は、生姜のアクセントが効いていて、さっぱりと頂けます。 お店オススメの大吟醸を頂きながら終始舌鼓 何を食べても美味しかったです。 どの料理も京料理らしく上品な味付けながらしっかりと出汁を効かせてあり、改めて和食の旨さを感じることができました。そして一つ一つ丁寧に作られています。何よりどの料理も火の通し方が、本当に上手い、絶妙なのです。特にお魚の火加減が素晴らしいのです!だから、美味しいのです(*^^*) 食事が美味しいのでお酒が進んでしまいます。 水菓子は、無花果のゼリー寄せ 久々に無花果をいただいたけど、これは美味しいデザートでした。地元愛知は無花果が名産で、子供の頃は、庭に成っていた白無花果を良く食べたものでしたが久しぶりに美味しい無花果を食べました\(^^)/ 全て食事が終わると目の前で茶筅を使って抹茶をたててくれます。お茶の苦味が口の中をさっぱりとさせてくれます。席についてから二時間弱~素敵な時間を過ごすことができました。 日本料理なので当たり前ですが、季節によって料理の内容がかわります。 今回は、秋のメニューになるのでしょう。 次回は、年明けに冬の献立もいただきたいなぁーと思いました。 #本格的な和食 #とっておきのお店キャンペーン #デートにも使える #季節の美味しい献立を食す♪ #とっておきのお店キャンペーン