2020.5.3分 1年前からいつか行きたいと願っていたパン屋に、外出自粛と言われる中、行ってしまった。 思いの外、散歩をしている人は多い。 お店には間隔を空けて並んでいる人が遠くからも目につくほど列をなし、並び始めてから購入してお店を出るまでに20〜30分かかった。 一度にお店に入れるのは4人までとされているので、店内のお客が出て来たタイミングで片開きの扉になるたけ触れないように皆ひじとか腕とかで開いた状態をキープして店内に滑り込む。マスク着用は当然のこと、入り口にある消毒液で手を清め、ショーケース内のパンを店員さんに取ってもらってお会計。 何もかもが美味しそう。 バゲットはクープが7本の正統派。外側はパリパリで固く、内側はもっちり。 クリームホーンは、注文してからカスタードクリームを詰めてくれる。 タルテイーヌやミルクフランス、クリームパン、フランスアンパンのほか、名前を覚えられなかった4点のパンを含め、全11点で3,800円程度。 またすぐにでも行きたい。
2020.7.7分 振休の今日は、朝一で予約を入れていた献血を終えてから、かねてより気になっていたこちらのお店に行ってみました。 マークシティの間にある井の頭線西口の乗り場から道玄坂に向かう、ラーメンを中心に飲食店が軒を連ねる通りを進み、すぐの脇道を左折して道なりに進むと左手側にそのお店はあります。 店構えが、もういい雰囲気です。 店員さんに「一人」と伝えると、店内入ってすぐの4人テーブル席の並ぶ空間をこえ、奥の赤い丸テーブルへと案内してくれました。 そこにはすでに二人のお客さんがいましたが、ソーシャルディスタンスで荷物を置けるだけのスペースを開けて座ることができました。 少し悩んで、でも初めてのお店ではやっぱりそのお店のウリ、定番を頼むのが定石と思い、皿うどんをやめて「ちゃんぽん(900円)」をオーダーしました。 後からきた客が皿うどんの定食を頼み、自分より先に提供されていましたので、時間のない時は皿うどんの方がいいのかもです。 しばらく待って、ちゃんぽんがやってきました。 ピンクの蒲鉾が目に眩しい中、キャベツ、もやしなどの野菜、豚肉、あさり、しじみ、いかなどの魚介を炒めた餡が、食欲をそそります。 麺は太めのストレートでもちもち、野菜と肉と魚介の旨味がぎっしり詰まったスープとの相性はもちろんいうことなく、無限に食べられそうな感じです。 美味しかった! 渋谷に来るたび寄りそうです。 なお、この麺について、ちょっとだけ調べてみました。 「長崎チャンポン」と表示できるのは、長崎県内で製造され、小麦粉(たん白質8.5%以上、灰分0.40%以下)、唐あく水(かんすい)(ポーメ4〜5度)、切刃番手 16番丸刃が使われ、蒸し・ゆでの場合、十分α化されていることを満たしたものに限られるとのことです。 これは、昭和35年に設立された全国製麺組合連合会にて昭和45年に制定された生めん類の公正競争規約にて規定されていました。
2020.3.10分 最近やたら食べたくなるとんかつをランチに。 大森駅「鯖なのに。」の隣のお店。 いつも並んでいるので通り過ぎていたが、その日は雨のせいか閉まっているのかと思うくらい人気がないように感じられた為、飛び込んでみた。 店内はカウンターとテーブル席とで、ほぼ満席。空いていたカウンターに座って、とんかつ定食(ロース)1700円を注文。 店内はとても静か。 待つこと10分足らずで、まず給仕の方からご飯とみそしると漬物を、そして間髪入れずカウンター越しにご主人よりとんかつ皿を提供される。 写真は料理のみ、一声かけて欲しい旨注意書きがあったので、断って写真を撮る。 ソースはキャベツのみにかけ、とんかつは目の前にあった2種類の塩で頂いた。 170gの豚は食べ応えがあるが、脂少なめであっさりしていて食後胃もたれするようなことはなかった。 なにより目の前で揚げられたかつに包丁を入れる際のざくりざくりという音が耳に残っていて、その歯触りと口中に広がる衣と肉の旨味によって、嫌でもご飯がすすむ。 とんかつとご飯を食べ終わるまで手をつけなかった味噌汁は、しっかり温度が保たれていて、丁度飲みごろだった。 大根ときゅうりの漬物はしっかりと漬かった糠漬けで、口中の脂を取り去ってくれた。 大満足だった。 ちなみにランチは13時まで。 時間を越えて訪ねて来られる方が幾人かおり、店員さんが申し訳なさそうにお断りしていた。
2020.8.31分 自分の誕生日が近いということで、恒例になりつつある「江の島でランチして海見てぼんやり」のために妻と今年も出かけました。 いつ前を通っても行列の絶えないこちらのお店を初訪問。 コロナの影響か、行列がなく予約もしてないのにすんなりテラス席に座れたのですが、食事を終えて店を出ると5組程度待っていました。単にタイミングが良かっただけのようです。 さて、自分は生しらす定食、妻はまかない丼、健味鷄の唐揚げ、自家製ジンジャーエールにクランベリーソーダを発注しました。 テラスは、目隠しの植栽の隙間から漁港と海、江の島がのぞめ、張り出されたテントが日陰を作り、ミストが扇風機にあおられ、塩っぽい海風も心地が良いです。 スタッフの方々は皆フェイスシールドを着け、てきぱきと働いており小気味いいです。 何気に生しらすを食べるのは初めてのような気がするのですが、苦手なみょうがもしっかりかけて、醤油を垂らし、ごはんと共にかきこみました。 妻のまかない丼も一口頂きましたが、なめろうとご飯を海苔に包んで手巻き寿司のようにしてかぶりつくと、もうたまりません。 唐揚げは、ほぼ素揚げのように衣が少なく、鳥の旨味がぎゅっと詰まっていてとてもジューシーでした。 自家製ジンジャーエールは、小さな容器に入れられた砂糖漬けのしょうがを、そのシロップを氷にしたものの入ったグラスにそそぎ、炭酸で割ることで、自分好みの濃さに調整することができるシステムでした。 後半、ウィルキンソン以上のしょうがの辛味を味わえました。 クランベリーソーダは、甘酸っぱさが、この暑さにぴったりでした。 非日常の場所に来たことも相まって、総じて満足度の非常に高い食事となりました。 なお、会計時にお口直しとしてカレイかヒラメの皿に盛られたバナナチップを勧められる点もユニークで嬉しいです。
2020.8.1分 溜まりに溜まった仕事を片付けるために出社した土曜日、かねてより大いに気になっていたこちらのお店に同僚らとタクシーで向かいました。 大勝軒と言えば、2015年に惜しまれつつお亡くなりになった創業者山岸一雄氏の風貌と共に、東池袋の元祖つけ麺で有名ですが、今回の目当てはカレーです。 神田カレーグランプリ2019で、準グランプリを受賞しているのです。 期待も高まろうというもの。 復刻版カレーライス大盛+煮玉子 1,130円 美味い!旨い!うまい! としか言葉にならなかったです。 つけ麺のスープが出汁として加えられていて、そこに野菜とスパイス、ほどける牛すじ肉。 そこまで辛くはなく、程よい刺激が優しい感じです。
2020.4.26分 ずっと家にこもりきりでは体が鈍って仕方ないので、マスクしてなるべく人と合わないように散歩に出かけたところ、宝石箱みたいなお店を見つけました。 歩いて行くには駅から少しだけ遠いけれど、何もかも美味しそうで迷ってしまいます。 洋梨のタルト、モンブラン、クレームメランジェピュイサンス、シブストを購入しました。 全体的に甘味が強いように感じました。スイーツだから当然なのですが、最近食べたケーキの中では突出して甘いように思います。特にモンブランの甘さが際立っていました。 全部美味しかったのですが、特に洋梨のタルトが絶品でした。洋梨の美味しさを閉じ込めた煮凝り、ジュレのようなところの甘さと土台のタルト生地の香ばしさとが一体となってもう無限に食べられそうで、ちょっと歩いたくらいでは消費なんて出来ないカロリーになってしまうのでしょうね。
2020.10.28分 仕事では頻繁に訪れているものの、妻とは随分久しぶりとなる二子玉川へ向かうことになったのは、庭に植える植物を探しに、多摩川高島屋のガーデンアイランドのPROTOLEAFへ行くことにしたからでした。「都内最大級の園芸店」というだけあって広い店内に数多くの植物が陳列されていてとても有意義な時間を過ごせましたが、その前にこちらのお店で腹拵えをしました。 ランチセットは、日替わり前菜三種とデザートが付き、メインを七種から選択して1,300円と非常にお得で、かつメインで頼んだトムヤムヌードルも妻の豚肉ヌードルも、前菜もデザートも、めちゃくちゃ美味しかったです。 味に深みがあって旨味が凝縮されていて、重層的な感じがしました。 人気店らしくずっと混んでいました。 何度でも来たいと思いました。