博多 西中洲 会員制 1日に4組限定の鴨懐石 馬鸞(ばらん)
博多 西中洲
天神、中洲の少し荒々しいイメージが拭えない方も多いとは思われますが… 西中洲は別格。2004年に制定された西中洲地区建築協定により風俗店、パチンコ店、ゲームセンター、ネオン看板迄規制された。那珂川と国体道路に阻まれた西中洲は静寂で落ち着いた大人の街を確立し、料亭、日本料理、寿司、フレンチ等、食通が厳選し、名店しか生き残れないエリアとなった。
その西中津に会員制 1日に4組限定の鴨懐石 馬鸞(ばらん)が3月にオープンした。オーナーの杉山氏はコンサルティング会社を経営され成功されているが、ワインのソムリエの資格もお持ちでCAVALLO、CAVALLO the Salon、六馬のオーナーでもある多彩な才能の持ち主である。
馬鸞のオープン間も無く たけちゃん(TAKEHIRO SATO氏)に招待されコース料理を頂けることとなった。福岡ツアー最終日を飾るに相応しい店である。この後福岡空港から帰阪する私を送る為 彼のメルセデスで夕刻 西中洲の駐車場に向かった。清々しい那珂川を眺めながら寺埜ビルに向かうと着物姿の博多美人が提灯を持ち出迎えている。美しさと可愛らしさを兼ね備えた 息をのむ程の美人だ。一瞬にして目を奪われる…
二階にある馬鸞に向かう階段が少し薄暗く、足元に明かりをさし向ける姿に上品さを漂わせながらも柔らかな口調で私たちを和ませる事を忘れ無い。
玄関を潜ると長い白木のカウンターが奥の通路迄広がる。この席かと思いきや、更に奥に通され扉が開くと個室のカウンター席が登場した。着物姿のオーナーがカウンターで挨拶をされ本日の料理を紹介される。SATO氏の好みを理解した内容で有るのは言うまでも無い…
美味しい、綺麗、素晴らしい…
そんな事は当たり前過ぎで私のボキャブラでは語る事が出来ない。
料理と酒を堪能し、写真を全て撮った訳ではないが、私も映像のプロの端くれ、写真で感じて頂きたい。
馬鸞の料理を堪能し、空港のロビーで再会を誓い搭乗口へと向かった…
この旅、私達がこの歳で親友と成れたのは奇跡なんだろうと実感し、幸福を感じた…
愛車を飛ばし憧れだった高千穂峡に迄連れて行ってくれ、 福岡を中心として他府県の沢山の店を案内していただいたSATO氏に感謝。
TAKEHIRO SATO
食べることをこよなく愛し、Rettyは半年で投稿数420件、1,100人のフォロワーが証明する福岡のグルメマスターだ。レギュレーションのみクリアすれば次期トップユーザー間違い無し!若しご存知ない方がいらっしゃるのであれば彼の投稿を是非検索頂きたい。 #西中津