中目黒の目黒川の青葉台の間。3度目の訪問ですっかりファンです。今回はブリフィックスコースということで、メイン1品、前菜とプリモ4品を選ぶ楽しみが加わって、気分盛り上がりました。 夏トリュフのグラタンは、自分史上最高クラスでしたし、ハモのフリットもセモリナ粉を使ったサクッサクッの新食感で驚き。 繊細、複雑な味というのもあるけど、そっち方向よりももっと感じるのは、シンプルで強い食欲中枢への刺激。口と脳がミラクルで楽しんでいるだけでなく、胃袋の方もズバんと決まった感じで、満足度が相当すごくいい感じ。 自分にはぴったりという気がしました。 今回は魚介類をテーマにチョイス ●かぼちゃスープ ●山口萩のハモ フリット仕立て 舞茸添え ●イタリアより夏トリュフ 帆立貝スカンピ キノコのグラタン仕立て →トリュフがすごい 人生最高のグラタン さらに ボルチーニキノコが効いてる ●銚子よりイワシ アーリオオーリオ ズッキーニ ドライトマト パン粉のソース ●大原漁港より伊勢エビ リングイネ 香草トマトクリームソース →ディルと海老ミソとソースが最高 ●ミントの氷菓子 ●神奈川走水より釣タチウオ 松茸 天火焼き すだち添え 焦がしアンチョビソース サルサベルデソース →皮パリフワッフワ 松茸がまた最高 ●デザートはりんごのいろいろ フェリチェリーナはやっぱり凄かった。 という感想です。
アロマフレスカを初体験しました。 いただいたのはランチコース ・オリーブ実 ・カッペリーニ ブッラータ 夏トリュフ ・シマアジ きゅうり ディル サルサヴェルデ ・はまぐり 赤ナス焼き 貝の泡 ・スパゲッティ 日本酒 カラスミ ・ガルガネッリ ホロホロ鳥 とうもろこし ・鰻 くりから焼き 赤ワイン風味 ・柑橘のシャーベット ・仔牛フィレ サルティンボッカ 季節野菜 ・ドルチェ 梅 毎回驚きがあって本当に楽しかったです。 パスタは3種類もありましたね。 特に驚いたのは、日本酒を主役にしてしまったスパゲッティかな。日本酒って飲んでいても味わう感覚ってないけれど、その辛味やなんかも全部ギュッとエッセンスに閉じ込めて、主役級に打ち立てちゃうって、凄い想像力って驚きました。 素材の組み合わせなんかも楽しくて、はまぐりの出汁のムースと焼きなすのジューシーな旨みのコラボって、美しいなと思いました。 創作に溢れたものばかり。天が与えた王道を食材のど真ん中で勝負っていうような感じ?お皿が輝いていました。これが原田シェフの世界なんですね。ごちそうさまでした。
目黒川沿いの明るいフレンチレストラン・クラフタル。ゴエミヨの3トック。超有名店なのにその基礎知識もなく訪問。 でもその前衛的な創作フレンチにびっくり驚き!何も知らなくても笑顔になってしまうような素晴らしい体験をさせていただいた。 特筆すべきは、大土橋シェフ自ら客席をめぐり一品一品熱い説明をするすごい熱量! ひとつ質問したらもの凄い量のお返事ストーリーをいただける。サービスにかける情熱と自信に圧倒されたし、幸せな気持ちをいただいた。 あまり専門的すぎて正確に理解できていないのがバレバレだが、きっとこういう解説をいただいたはずという品々。その一端を。 ・白桃のカプレーゼと生ハム ストラチャテッラチーズのピーナッツ風味のソースで甘味や酸味、塩味を楽しめる ・三河鰻の三種仕立て 「うざく白焼き」 きゅうりを使ったガスパチョだが瓜のような本来の味を引き出したソースでいただくうなぎ 「うまき煮鰻」 ミルクレープのように鰻を重ねてぷりぷりしたコラーゲンの食感を楽しみながら、焦がしナスの苦みや旨みを活かしたアイスと合わせる 「蒲焼てりやき」 ロッシーニスタイルでフォアグラテリーヌとうなぎとナスを重ねて田楽のようにいただく ・コクハンアラ ブイヨン モクズガニビスク 10時間以上かけてたくさんの野菜からとったコンソメとアラという魚、そこにカニ味噌たっぷりのビスクでトロンと仕上げる。さらにマコモタケのおこわを加えるとリゾットに変身 ・仔羊 ブルターニュの田園をイメージ トリュフのコクと苦味をソースに閉じこめハーブのアクセントと一緒にジュワと焼いた仔羊 シェフがかつて修行したジョージアンクラブとロブションの師匠から学んだ技をいいとこ取りして考え抜きあみだした一品 ・モーニングセット三種仕立て 一見モーニングセットに見えるジョークだけど、目玉焼きはマンゴープリンケーキといった風。 コーンフレークやカプチーノもまるで違うデザートになっており、ギャップを楽しめる 今日は参りました。 旅をしているように楽しかった。
外苑前から青山墓地へ行く途中、話題のフレンチL’EAU(ロー)にうかがいました。 ランチ7500円税サ別で待っていたのは、美術館に来たようなタイトルで命名された7つの作品でした。 ・水 葉 樹 トリュフの香りとハーブのmixで森を感じ あっ水だ!とびっくりするフレッシュな ピューレの中になんと鱧 一瞬ウニって思ったけどフォアグラ カカオと塩でじんわり不思議味覚がぁ ・アオリイカ 四万十ぶしゅかん セロリの風味と柑橘が繊細 イカが甘い ・鰻 菊芋 桜チップの燻製に温かなうなぎ白焼にしそ 揚げ菊芋チップスとピューレの食感がすご発明 ・金目鯛 オマール海老 こぶみかんとオマールラグーソースがおいしく 超低温のポワレなのに皮パリ 断面が美しい ・ロイヤルポーク 白とうもろこし 山椒のソースとピンクのお肉がきれい ・桃のコンポート ハイビスカスと桃のソース ただただうまい ・苔 緑 茸 自然環境に擬態してる?楽しめるお菓子たち 苔はムースにほうじ茶と緑茶かなぁ いろいろ視覚と味覚のナゾ解きが仕掛けられています。 知的なエンターテイメント&アートといった感想でした。
神泉の最奥のスペイン料理ミネバル。やっぱり最強レベルでした。この前2月に行ったときに相当びっくりしたのですが、それは初めてだったから?と少し疑いもあったので再訪。二度目の訪問で、確信へと変わりました。 とにかく新しい知らない味覚を求める、飽くなき探究心が素晴らしいと思います。さらにランチ7200円税サ別の値段でこれだけのクオリティー。今回マイベスト更新します アミューズ ・とうもろこしアイスと毛蟹 キノコのジュレ え?毛蟹入れちゃうの?ていう驚きとか。アイスで甘いはずなのに、ジュレの塩味でどんどん変化するとか。さらにトリュフのソースも不思議さアップに貢献していました。毛蟹も塩加減も絶妙な一品 タパス4皿 どどんと出てくるけど、とても繊細な小品 ・カルダモン味付けクッキー フォアグラと干し葡萄がサンドイッチされて、 おいし〜 大人のクッキーの感想 ・揚げたじゃがいもとポロネギににしんの卵 いろいろな味覚が広がります ・豚の血ソーセージにトマトパプリカいわし スモーキーなスペイン料理っぽいパプリカ香り ・クラフトジン染み込ませた梨アンチェゴチーズ スゴいデザートっぽい 甘味と塩味 ・自家製ハムとパテ ビーツ セロリなど酢漬けも美味い スペシャリテ ・サーモンのプディング Toppingは豪華ホタテ・アワビ・ウニ・いくら 激うま 口の中でフレッシュな海が大爆発 肉料理 ・アイルランドの仔羊 リブロース 柔らかくうまい シンプルだけど今までの一番かもという満足感 ・パエリア 太刀魚 干しエビ ムール貝 あさり パプリカ アスパラ グリンピース 定番の味 ボリューム満点で視覚味覚も大満足 ・桃コンポート ディルのアイスシャンパンがけ ディルのアイスだけでも充分完結できるうまさ 桃のコンポート入れてシャンパンまで