知り合いに教えてもらい、夏限定、電話予約必須の水羊羹(3,000円ちょい)を注文しました。非常に柔らかいため、包丁の自重で勝手に切れ、スプーンを差し込んでもなんの抵抗もなく、口に放り込んでも力を入れずに固体から液体へと勝手に崩れ落ちます。水羊羹はたねやのものが好きで、それが一番だろうと思っていましたが、ここのものは同等かそれ以上だと感じました。黒や茶というより、紫や桜色といった言葉の合う、薄い色彩をしており、角の部分は光を透かしてうっすらと白んでいるのがなんとも美しいです。ハガキ大の大きさで、厚みは2.5cm強ほど。