Ryosuke Yasuda

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2001年に沖縄移住。那覇市、宜野湾市など中南部を転々と運まかせに生きています。 味の表現は主観的なので、あまりアテにならないかも知れませんよ。 2016.04.17 Retty開始。

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excellent

赤嶺駅

餃子

和樂場の焼餃子が安くて美味しい 南城市玉城にある「餃子酒場 和樂場(わらば)」に平日ランチで行ってきました。 結論から言うと、ここの焼餃子は美味しい!普段は近所の大阪王将で満足しているのですが、和樂場にもっと早く行くべきだったと強く反省しています。 広いスペースの座敷席があるので子連れでも利用できそうです。 http://okinawan.info/gyoza-lunch-waraba/ 焼餃子5個、えび餃子、餃子の皮揚げ、中央には沖縄そばの平麺を使ったソース焼きそばが乗っています。別途お味噌汁が付いてきました。 500円で量は少なめですが、内容は充実しています。 まず、焼餃子を何も味付けせずに半分だけ食べてみました。 皮は弾力が控えめで、しっかりとした噛みごたえがあります。特に焼き目の部分は固く、箸で切るときに力を入れる必要があるほど。しかしそのぶん食べるときに咀嚼回数が自然と増え、美味しい餃子の味を長く楽しめるという事ですね。 一方タネは結着がゆるく、口の中で自然に崩れ広がってゆきます。ジューシーさは控えめで油っこくありません。 ニンニクとニラの香りを感じるので、人に会う約束があるときは食べるのに躊躇するでしょう。 また、小粒でコリコリとした食感があったので、タネにレンコンなどの根菜が練り込まれているのでしょうか。楽しい噛みごたえです。 焼餃子と同じ固めの皮からえびの尾が飛び出していて、タレにはチリソースがかけられています。 食べてみるとタネは少なく、えびの身を主に楽しむ内容。えびとチリソースの組み合わせは東南アジアの料理を連想し、焼餃子を食べているのに生春巻きを食べているような感覚です。 これにパクチーが添えられていたら嬉しいなあ。 餃子プレートのシメは残ったタレにご飯を少し乗せて混ぜ合わせ、ひと口でかき込む。これが僕の流儀なのですが、妻にはキタナイといつも叱られます。 和樂場の餃子プレートは、餃子が2種類楽しめて大満足。しかし量が少ないので、満腹感を求めるなら餃子を単品でもう1皿注文しておいたほうが良いでしょう。 そして焼餃子は本当に美味しい。旨い。もっと食べたい。しかしニンニクの香りが残るので注意が必要です。 http://okinawan.info/gyoza-lunch-waraba/

Ryosuke Yasuda

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good

首里駅

ラーメン

百年本舗 沖縄西原店で肉汁中華ソバを食べてきた http://okinawan.info/100nen-honpo-nishihara/ 西原町に待望の中華ソバ店が新規開店したので食べに行ってきました。 2018年05月17日(水)に開店したようなので、僕が食べたのは営業開始から3日めです。 薄切りのチャーシューは薄ピンク色。見た目のあっさりとした印象とは違い、しっかりとタレの味を吸い込んでいます。 スープは僕が知っている中華そばよりも塩みが強め。最初のひと口で塩を強く感じ、そのあと徐々に鶏ガラと醤油の味わいが広がってゆきます。 麺はやや芯を感じる典型的な中華そばで、弾力はありません。プチプチとした食感とでも表現しましょうか。 全体的な味の印象として、和楽、魁力屋、天下一品のあっさり味に通じる物があるかもしれません。 僕の大好きな味なので、これは再訪確定だ!家から車で5分の好立地ですからね。 テーブルにある調味料は、すりおろし生にんにく、すりおろし生しょうが、ブラックペッパーの3種類。 にんにくを少しだけ入れてみたのですが、もともとスープが持つコクがさらに深まり、僕好みの中華ソバ感がさらにアップ。次に来たときは最初から入れようと思います。 この店舗は、もともと中華料理店の「麺や晃凛」があった場所。 しばらく空き店舗でシャッターが下りっぱなしだったのですが、3月下旬に前を通ると開店準備中のお知らせが出ていて、期待に胸を膨らませながら今か今かと待ちわびていました。 当初は4月中旬に開店予定だったところ、色々あって1ヶ月遅れてしまったようです。 待ち焦がれていた甲斐あって、とても美味しく食べることができました。 http://okinawan.info/100nen-honpo-nishihara/

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真壁ちなーに来たら「皿そば」を食べてほしい http://okinawan.info/makabechina-sarasoba/ 糸満市の南端、ひめゆりの塔あたりでお腹が空けば、必ずと言って良いほど食事の候補に上がってくるのが沖縄そば店の「真壁ちなー」。でも真壁ちなーって観光客に大人気で、いつも混雑している印象。順番待ちしたりセカセカ食べたりすることは苦手なので数年間は足が遠のいていたのですが、久々に行ってみたら客足が落ち着いていましたよ。 お昼時なのに庭で順番待ちする人はおらず、すんなり入店することができました。以前だったら20分〜30分待たされることもザラにあったのに、この閑散とした状況は一体…。 夏の観光シーズンが過ぎたからという事も考えられますね。 ガランと空いた店内。沖縄古民家の木の質感を静かに楽しめます。なるほどね、この店に限らずいつも観光客でごった返している場所には観光シーズンを避けて行くと良いみたいです。 真壁ちなーといえば皿そば。メニューに「オリジナル海鮮あんかけそば」と説明文が添えられているとおり、塩焼きそばの餡掛け風といったところでしょうか。中サイズ(930円)を注文しましたが、なかなかの量でお腹は一杯です。違うテーブルで大サイズ(1,130円)を食べているスポーツマン風のニーニーは「すごい量!お腹一杯」と喜びの声をあげていたのが微笑ましかったと共に、僕は中サイズにしておいてヨカッタと心の隅っこで思っていました。 「海鮮」と書かれると塩辛い味ばかりを想像してしまうのですが、この皿そばは塩みが抑えられ、沖縄そばの麺が持つ風味を殺さないよう薄味の出汁風味に仕上げられています。 我が2歳児は沖縄そばをペロリ。沖縄そばの味付けもアッサリしているので、子にも安心して食べさせられることができます。子供用の椅子はちょっとオシャレで宜野湾市のナカマ木工商店が作った物。息子は椅子を気に入った様子で座っていました。 http://okinawan.info/makabechina-sarasoba/

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average

首里駅

ラーメン

かでかるの担々麺、冬季限定メニューを子連れで 支那そばの美味しさ、盛り付けの美しさで名高い与那原町の「支那そば かでかる」。店の前を車で通過するときに「担々麺」と書かれた張り紙がチラリと見えて、思わずUターン。ちょうど昼ごはんの場所を探していたところなので、迷わず飛び込んじゃいましたよ。 冬限定の担々麺は12月8日(木)から始まったみたいです。 これは担々麺(850円)の大盛り。わんたん担々麺(1,050円)というメニューもあります。 白濁したスープに赤黒い油が浮いていて綺麗に折りたたまれた麺が浸かっている丼景は、見慣れた支那そばと似ているようで似てなくて、何故だかちょっと心拍数が上がっちゃいました。 具は味付けされた挽肉、メンマ、ザーサイ、そして頂上にはパクチーが乗せられています。担々麺にパクチーとは意外! 一般的な担々麺(かどうかは分かりませんが)だと、クタクタになったチンゲンサイが1本だらりと入っていることが多いのですが、かでかるではパクチー!嬉しい! 花椒の香りがピリリと効いて、その後ろにゴマの風味が感じられるスープ。辛味は控えめで僕の知っている担々麺の中では粘性は低め。サラサラとしています。ほんのり痺れるような辛味とシャープな刺激で身体がポカポカ。 この担々麺のスープとパクチーがよく合うこと。パクチー大盛りのメニューがあったりすると嬉しいですね。 今まで僕が食べてきた担々麺はゴマ香が強く、辣油の辛さで汗をタラタラ流しながら食べる物が普通で、「熱烈タンタン麺 一番亭(閉店)」や「担々亭」のソレをイメージしていましたが、全くの別物です。 ごめんなさい、乱暴に例えますね。サッポロ一番 大人の担々めんに少し似た香りです。しかしコレは辛味が強すぎて、酸味も強く、舌がビリビリ痺れてしまうので、コイツは上級者向き(謎)のインスタントラーメンといった所でしょうか。 担々麺のシメは、残ったスープにごはん(100円)を入れておじや風にしてみました。丼がキタナイので写真は載せません(笑) スープの底にはゴマのペーストや挽肉が沈んでいて、麺を食べている時よりも味が濃く感じられました。そうか、担々麺を食べるときは、よくかき混ぜながら食べると味ムラがなく食べられるかも! かでかるに入店すると、4名掛けのテーブル席になぜか椅子が3個しかない光景って見たことないですか?実はアレ、残り1席は子供用の椅子をすぐに設置できるようにしているみたいです。 今回は子連れで行ったのですが、店員さんがすぐに子供椅子を用意してくれて、しかも調味料や箸から離れた場所に設置してくれたので、親として大変助かりました。調味料等が2歳児の手の届く場所にあると、それをオモチャにしてテーブルの上がメチャメチャになってしまうのすが、その事情を店員さんが認識していて、ちゃんと対応してくれたのです。このような心配りはなかなか無いですよ。 まだまだ暑さが残る沖縄。次はもう少し寒くなってからかでかるに担々麺を食べに行きたいと思います。「パクチー大盛りで!」とお願いしてみようかしら。 http://okinawan.info/kadekaru-tantanmen/

Ryosuke Yasuda

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excellent

首里駅

ラーメン

つけそばが新メニューに追加されていたので、わんたんつけそばを注文。 この店は支那そばの盛り付けが美しいので給仕されてくる瞬間が毎回楽しみのひとつです。つけそばも丁寧に折りたたんで盛り付けられているのですが、やはり支那そばのアノ美しさには負けますね。 焼豚やメンマ、わんたんは別皿で出されるので、スープと味が混ざらず、それぞれの魅力を最大限に味わうことができます。その洗練された旨さは言わずもがな、他の方が評価されるとおりです。 前にも書きましたが、ここはわんたんが有名ですが僕としては焼豚がピカイチ。ぜひ別皿に盛られた焼豚をそのまま食べてほしいです。 つけだれのこと。 酢の酸味を感じるも、舌に刺さるような酸っぱさではなく、フルーツ酢のような角が取れた丸みのあるアタック。そして次第に甘みが口の中に広がります。恐らく支那そばの醤油味をベースに、酸味や甘味の味付けを調整して出されているものと思われますが、ほのかに香る柑橘が爽やかなあっさり感を出してくれます。 既存のつけ麺屋に無理矢理関連付けて表現すると、宜野湾市で同じく醤油系あっさりつけ麺を提供している「麺あがり」に少し通じるものがありますが、塩加減や甘味付け、そして具の味わいに大きな違いがあるので、ここで「あがり」を引き合いに出してしまうのはナンセンスかも知れません。でもあがりが大好きな人はここのつけそばも必ず気に入る事でしょう。 麺のこと。 支那そばと同じ麺が使われているのですが、茹でたあと冷水で締めから提供されるので、表面がキュッと締まったコシの強い状態で食べられます。そして一般的なつけ麺よりも麺が細いので、提供時間は支那そばとほぼ同じ。長く待たされることはありません。 この店は麺やスープ、具のひとつひとつが洗練されていて、毎度ウマイ!と頷きながら食べています。そのぶん値段設定はやや高め。でも美味しい物を作ってくれるお店には儲かってほしいですし、長く続けてほしいですね。