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k.matsumotoさんの My best 2023

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東京都

とんかつ

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【Overview】 定食全体のバランスが神。揚げ具合も攻めてる。でも、肉質はふわふわ、シャリシャリ。うまい肩ロースを出す店にハズレ無し! 【Review】 揚げ   ★★★ しっかり攻めてる 衣    ★★★ 抜群の一体感 肉質   ★★★ 旨味たっぷり 調味料  ★★☆ ソース、醤油、わさび、ピンクソルト 白米   ★★★ 気持ち硬め キャベツ ★★★ 舌触りとひと工夫 付け合せ ★★★ 漬物と豚汁が緻密 とんかつ網    有 空間   ★★★ とても心地よい 立地   ★★★ JR市ヶ谷駅から徒歩3分くらい コスパ  ★★☆ 肩ロース 2,000円(税込) 面白さ  ★★★ 奇をてらわないのに最後まで楽しい (酒)  ★☆☆ もっとできるはず 脂に頼らない、肉の旨さで勝負するところが潔い。 しっかり攻めて揚げるから油切れが良いし、水分がちゃんと抜けているから旨味が詰まってる。 最近よく見かける「低温でじっくり揚げた白いとんかつ」。低い温度での火入れにこだわりすぎて、とんかつとしての完成度や食べやすさが犠牲にされている。「揚げすぎない」だけのとんかつは柔らかいだけ。水分も抜けてないから味がボケてる。低い温度に突っ込むだけなら誰でもできる。ここはそんなとんかつとは一線を画す攻めたとんかつ。最高。 付け合せは漬物と豚汁。漬物は塩味少なめで酸っぱめ。とんかつを食べているときは、塩味より酸が欲しい。豚汁もコクはあるがスッキリしてる。他の店ではとんかつと同じくらいコッテリした豚汁を出すところがあるが、とんかつ定食の豚汁はあっさりがいいに決まっている。こういうとんかつを食べるときの細かいニーズを余すところなく拾い上げて解決している緻密な付け合せだった。ヤバい。 こんなにうまい #肩ロースとんかつ を出す店は「まさむね」以来。間違いなくトップテン。こんなに旨い店なのに、19時に店がガラガラ。市ヶ谷に失望した。店はちゃんと選んだほうがいい。 【サイドメニュー】 とんかつがあまりに旨いんで、頼んじゃいました。角煮と牡蠣フライ。 角煮は外カリ、中ジュワ。ただ柔らかくつくるのは、時間をかければ簡単にできるけど外のカリカリが珍しい食感。 牡蠣フライは絶品。とんかつと同じくらい、それ以上にぶっ飛ぶ旨さ。 「お待たたせしました…ちょっといいですか?これ何もつけないで食べてみてください」と食べ方指定が入った。 とんかつで店に心酔していたので、従順に指示に従いました。 正解でした。 一口ほおばった感想を控えめに表現すると「口の中が海」になります。 磯の香りが口の中を占拠します。 思わず「これ一年中置いてますか?」と確認してしまいました。 一年中置いているそうなので、これはリピ確定です。 お気づきだろうか…… 落ち着いて「だ・である」調で書いていたのに、テンション上がりすぎて途中から「です・ます」調になっちゃっていたことに……直しません! 読んでいただきありがとうございました。ぜひ行ってみてください #完成度高杉君  #海原雄山も涙する

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東京都

ステーキ

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【Overview】 肉ファーストの王道バーガー、客ファーストの細かな配慮 【Review】 バンズ  ★★★ パティ  ★★★ 一体感  ★★★ ポテト  ★★★ コスパ  ★★★ ドリンク ★★☆ 立地   ★★★ 空間   ★★☆ 面白さ  ★★☆ まず、バンズ。控えめだけど香りがいい!色も個人的に好み。 次にパティ。塩強め。スパイスも強すぎず、お肉の旨味をしっかり感じられました。脂に頼りすぎてないところも好感が持てます。グルメバーガーって食べながら肉汁が滝のように出てくるところが多いですがこのお店は違います。そこに控えめのバンズを合わせてくれば、「肉を食わせたいんだ」という作り手の意図がバチバチに伝わってきます。こういう情報が載ってる食べ物、大好きです。 「MUSHROOM 」のダブル(1,600円税込)。パティはシングルとダブルで選ぶことが可能です。ダブルはシングルに+400円という明瞭会計。しかも価格表示は税込!細かい配慮こそ大事。お店の方はダブル推奨とのことでダブルにしました。店としてはダブル推奨なのにシングルでリーズナブルな選択肢を用意している。こういうところに「色んな人に食べてほしい」というお店の姿勢を感じられて、目頭が熱くなります。 ポテト(セット料金250円)は、十分に揚がっていて食感はカリカリ、水分もしっかり抜けていてポテトの旨さが引き出されてました。油の香りもすごくいい。しかも、マヨネーズは自家製。もう泣いてもいいですよね?ただ、バーガーがちょい重めでポテトも細い(油を感じやすい)ので、マヨの酸がもう少し強くてもいい気がしましたが、そもそもポテト用に作ってないかもしれないので仕方ないっす。押忍。 ドリンクは強めのジンジャーエール(たしか400円くらい……)。緑の瓶で出てくるアイツと同じ味がしました。重めのバーガーには持ってこいですね。(※調べたところ、アイツの名前は「アサヒ ウィルキンソン ジンジャエール」だった。)棚に並んでる日本酒とかビールもいい感じでした。銘柄は忘れました、すません! 春日駅からすぐ近くで立地もかなりいいです。 空間はカウンターだけでやや狭い。でも、食器や備品もいい造形のものが多いし、調理場がフルオープンなのでバーテンダーと同じくらい作り手の手元が見えます。店主の自信と料理への安心感が感じられました。 店内にはドでかい塊肉がケースで保管されていたので、今度来たときは、あれをステーキで食べたい。 面白さでいうと変化球的な要素はないという意味で、星2にしましたが、期待を超えてこなかったというようなネガティブな意味ではないです。 #ハンバーガー #後楽園 #春日 #バーガー

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独自性抜群の天ぷら&コシ強うどん、ここでしか食べられない人生最高の一杯 コシ  ★★★★☆ 太さ  ★★★★☆ 風味  ★★★☆☆ 天ぷら ★★★★☆ 切り方 不均等 薬味  生姜とネギ 頼んだのは、「かけうどん(冷)」「とり天」「天ぷら盛り合わせ(えび、イカ、ちくわ、)」で約2,200円。ランチでこの価格はやりすぎた…… うどんはコシが最強クラスに強い。麺は基本太め。しかも、切り方が不均一なのが奏功して多様な食感を楽しめる。飽きない。これが均等に切られていたら、つゆも薄い味なのできっと飽きていたはず。周りには初っ端から醤油をぶっかける人もいた。作り手の緻密な方程式をぶち壊している。 うどんだけではない。天ぷらがすごかった。下味が付いていて、何もつけなくても旨い。そしてその下味がかなり濃い。つまり、薄味のうどんと一緒に食べることで完成するようになっている。旨すぎる。脱帽。衣は分厚いのだか、これもうどんと軽さで相殺されているから、重たく感じない。衣が独特で茶色を帯びた衣で、ザクザクした食感。天ぷらというよりフライに近い。しかし、どういうわけかこれが、うどんにバチッとハマる。 店内もフィギュアとか映画のポスターとかコレクションが所狭しと並んでいてユニークな空間。マニアックな性格がうどんにも出てるから面白い。うどんでビックリしたければ、ぜひ行ってみてください。 #天ぷら #うどん #渋谷