【Overview】 定食全体のバランスが神。揚げ具合も攻めてる。でも、肉質はふわふわ、シャリシャリ。うまい肩ロースを出す店にハズレ無し! 【Review】 揚げ ★★★ しっかり攻めてる 衣 ★★★ 抜群の一体感 肉質 ★★★ 旨味たっぷり 調味料 ★★☆ ソース、醤油、わさび、ピンクソルト 白米 ★★★ 気持ち硬め キャベツ ★★★ 舌触りとひと工夫 付け合せ ★★★ 漬物と豚汁が緻密 とんかつ網 有 空間 ★★★ とても心地よい 立地 ★★★ JR市ヶ谷駅から徒歩3分くらい コスパ ★★☆ 肩ロース 2,000円(税込) 面白さ ★★★ 奇をてらわないのに最後まで楽しい (酒) ★☆☆ もっとできるはず 脂に頼らない、肉の旨さで勝負するところが潔い。 しっかり攻めて揚げるから油切れが良いし、水分がちゃんと抜けているから旨味が詰まってる。 最近よく見かける「低温でじっくり揚げた白いとんかつ」。低い温度での火入れにこだわりすぎて、とんかつとしての完成度や食べやすさが犠牲にされている。「揚げすぎない」だけのとんかつは柔らかいだけ。水分も抜けてないから味がボケてる。低い温度に突っ込むだけなら誰でもできる。ここはそんなとんかつとは一線を画す攻めたとんかつ。最高。 付け合せは漬物と豚汁。漬物は塩味少なめで酸っぱめ。とんかつを食べているときは、塩味より酸が欲しい。豚汁もコクはあるがスッキリしてる。他の店ではとんかつと同じくらいコッテリした豚汁を出すところがあるが、とんかつ定食の豚汁はあっさりがいいに決まっている。こういうとんかつを食べるときの細かいニーズを余すところなく拾い上げて解決している緻密な付け合せだった。ヤバい。 こんなにうまい #肩ロースとんかつ を出す店は「まさむね」以来。間違いなくトップテン。こんなに旨い店なのに、19時に店がガラガラ。市ヶ谷に失望した。店はちゃんと選んだほうがいい。 【サイドメニュー】 とんかつがあまりに旨いんで、頼んじゃいました。角煮と牡蠣フライ。 角煮は外カリ、中ジュワ。ただ柔らかくつくるのは、時間をかければ簡単にできるけど外のカリカリが珍しい食感。 牡蠣フライは絶品。とんかつと同じくらい、それ以上にぶっ飛ぶ旨さ。 「お待たたせしました…ちょっといいですか?これ何もつけないで食べてみてください」と食べ方指定が入った。 とんかつで店に心酔していたので、従順に指示に従いました。 正解でした。 一口ほおばった感想を控えめに表現すると「口の中が海」になります。 磯の香りが口の中を占拠します。 思わず「これ一年中置いてますか?」と確認してしまいました。 一年中置いているそうなので、これはリピ確定です。 お気づきだろうか…… 落ち着いて「だ・である」調で書いていたのに、テンション上がりすぎて途中から「です・ます」調になっちゃっていたことに……直しません! 読んでいただきありがとうございました。ぜひ行ってみてください #完成度高杉君 #海原雄山も涙する