Mariko Kondo

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あの人たちとの、食事の記憶 / ものを食べるとき、体の中に入ってくるのは食べ物だけではないような気がします。その時の雰囲気や感情も一緒に入ってきて血肉となり、わたしたちの身体以上の広がりを作り上げているような / 誰かと一緒に食事をするのは、その人を少し体の中に入れること。何を体に入れたかの、記録。

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フローリングや古民家材のような、木がメインの室内に、 リコッタチーズと蜂蜜とナッツが乗ったパンは、コーヒーに負けないほど甘く濃厚で、コーヒーと合うように作られているところ。 ひとりで。 平日の日中に行ったけれど、テラス席も含めてほぼ満席だったのと、にぎやかなお客さんが多かった。 食事も雰囲気もよいけれど、 個人的に六本木という地域自体に足が向かないので、 〈近くに来たら寄りたい〉の星ふたつ。 クリスマス前に行ったので、付属のパン屋さんにあったシュトーレンを買って帰った。 シュトーレンは、ブランデーの香りと甘さが抑えられ、とても食べやすかった。

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excellent

横浜駅

ビアホール

個性が強いビールの種類が多いことは言わずもがな、お料理の食材が少し変わっていて興味をそそられるところ。 ワカサギのフィッシュ&チップス、グリーンピースとソラマメのフムス、ラム肉のハンバーグなど。 ビールはハーフパイントから注文できるし、90mlの飲み比べもあるので、安心して気になった種類に挑戦できる。 〈わざわざでもまた行きたい〉の星みっつ。 ゆかちゃんとえとーさんと。

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average

メニューの種類が多くて、秘密基地めいたお店。 お店ではゆっくり話して長居することが多いわたしには、店内は少し狭めで賑やかすぎて、ファーストフード店にいるような雰囲気だった。 週末に行ったときの印象なので、平日はもっと落ち着いたお店かもしれない。 悪いお店ではないのだけれど、わたしの目的には少し合わなかったので、 〈わざわざ再訪することはない〉の☆ひとつ。

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武蔵関駅

イタリア料理

ぱきっとした味付けのイタリアン。 サラダのドレッシングやカルパッチョが美味しかった。 雰囲気は落ち着いているけれど重々しくない。 この日はわたし自身の体調が良くなかったので、 元気なときに行くともっと美味しくいただけたと思う。 祖父母と母と。 〈近くに来たら行きたい〉の星ふたつ。

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新宿三丁目駅

おばんざい

全体的にどれも美味しく、雰囲気がしっぽりと良く、店員さんの対応が気持ちの良い、平均点の高いお店。 少し改まる席にもよく、どんな人を連れて行っても外さないところ。 冨谷さんと。 〈近くに来たらまた行きたい〉の、星ふたつ。 …… 一年ぶりの冨谷さんは、 こんどこそ無事に妊娠していた。 だから、わたしもこの日はお酒を 飲まないの決めて行ったのに、 お通しの湯葉と一皿目のカルパッチョで、 もうそんなもったいない決心は放り出した。 だって、クリーミーな湯葉は甘く、 柑橘類のソースがかかった真鯛は 臭みなどなく爽やかだっから。 実家を抜け出て、ルームシェアを経て 彼女は人生を自分の足で歩んでいた。 無用なおびえず、淡々と前に進む強さは、 天涯孤独な二人で身を寄せあう夫婦が、 そのことを不幸と考えず 生きぬいていけると疑わない強さだ。 簡単にうらやむことも、 甘いと言い切ることもできない、 根のある強さだった。 わたしの方が不安にまとわりつかれてしまい、 彼女の強さを、強がりに見間違えてしまったりしたけれど、 いくらの炊き込みごはんを一緒にほおばり、 「美味しい」という声が合わさったとき、 きっと大丈夫、と思った。