Mariko Kondo

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あの人たちとの、食事の記憶 / ものを食べるとき、体の中に入ってくるのは食べ物だけではないような気がします。その時の雰囲気や感情も一緒に入ってきて血肉となり、わたしたちの身体以上の広がりを作り上げているような / 誰かと一緒に食事をするのは、その人を少し体の中に入れること。何を体に入れたかの、記録。

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三田(東京)駅

居酒屋

楽し気な活気とお店の人たちがかもしだす安心感の中で、日本酒をメインに楽しめるところ。 建物は、外観はさすがの重厚感があるが、中に入ればテーブルに小さな丸椅子の、気楽な雰囲気。 メニューはなく、壁に貼られた札を見ながら選ぶ。 日本酒を頼むと、どれも同じ青いガラスの徳利に入れられ、日本酒名が書かれた紙が添えられてくる。 ガラスの青さもあいまって水を供されたようなみずみずしさで、わたしはそれだけでなんだか楽しくなってしまう。 料理は、居酒屋然としたものが多いが、例えば「はんぺんのイカ肝タレ」のように、興味がそそられるひとひねりがある。 きっとみんなにとってもそうだったのだろう、最初に集まったときに注文していたが、あとから来た人にそうとは知らずにまた注文されたという料理が、いくつかあった。 編集会議として六人で。 〈わざわざでもまた来たい〉の、星みっつ。

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白楽駅

ビアバー

店内で醸造しているオリジナルのクラフトビールと馬肉料理を楽しめるお店。 ビールは8種類あり、柑橘系のさわやかなビールが多く、どれをとっても飲みやすくて楽しい。 黒ビールもあり、がっつり苦いというよりは、焙煎香が心地よくやはり飲みやすい。 馬肉料理が、馬刺し以外にもポトフなどあり、味や料も満足できる。 もちろん馬肉以外の料理も充実している。以外な食材を組み合わせたメニューもあり、楽しい。 ゆかちゃんとえとーさんと。 〈わざわざでもまた来たい〉の、星みっつ。

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静かなBGMと、木がメインの内装、落ち着いた照明のカフェ。 晴れた日で、路面に面した窓からの自然光をメインに、テーブルごとに柔らかい光のダウンライトが配され、木のテーブルや間仕切り代わりの棚に粉のような影がかかって、とても落ち着く雰囲気。 店内がほぼ満席になっても、他のお客さんの声があまり気にならない。 読書会のあと、書き物をする場所として入った。 読書や書き物をしにまた来たいので、〈わざわざでもまた来たい〉の星みっつ。 ...... スコーンは柔らかめで、バターが少ないと思われる生地はそのまま食べるとかなり淡白で、どこかの既製品を温め直しているのかと思うほど。 付け合わせのホイップクリームが美味しく、たっぷり乗せていただいた。 本日のコーヒーはブラジルのサントアントニオ。酸味が少ないので飲みやすい。 焙煎が浅いのか、苦味も重くなくすいすいと飲める。 12時頃に入ったときは、まだほとんどお客さんがいなかった。 好きな席に座ってよいとのことだったので、一人だったけれど四人席に就いた。 その後、すぐに店内は混んできて満席に近くなってきたので、二人席に移動すべきか店員さんに尋ねると「先にいらしているので、お気になさらなくて結構ですよ。もし気になるようであればもちろん移動も構いません」と答えていただいた。 人気店だろうに、お客さんが落ち着いて過ごせるのを優先しているのが印象的で、ありがたかった。

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青葉通一番町駅

フランス料理

ナチュラルワインのみを置くワイン屋さん。 小さなお店の奥のワインセラーで、お客さんの好みを聞きながらワインを選んでくれる。 赤と白だけでなく、オレンジワインやロゼも何種類も置いている。 今回はボトルで買ったけれど、グラスで飲むこともできるらしい。 抜栓料は2000円。 角打ちであり、店内で販売しているおつまみをその場で食べることはできるけれど、基本的に食事は出していない。 家族ランチの2件目で。 食事はできないので、神保町に来ることがあったら立ち寄りたいということで、 〈近くに来たらまた来たい〉の、星ふたつ。 ...... Marco de Bartoli 「Bianco INTEGER 2022」 シチリアのオレンジワイン。 お店の人の「透明な味わい」という表現と、ブランデーのようなボトルの形に惹かれて。 辛口に近いが、口に含んだときの刺激や酸味がなく、まろやかだがすっきりしている。 「透明な」という表現からは鋭さをイメージし得るが、むしろ湧き水のような、目に見える雑味は少なく、アルコールの角をやわらげるうまみが端正な、やわらかな透明感。 最初は澱がなく澄んでいたが、ボトルの下のほうに沈殿していて、最後の方は澱がらんだ。 澱が混じると、味にわずかに重みが加わり、土っぽさを連想するような味わいになる。 弟に言わせると、ナチュラルワインは澱がからんでこそであり、上澄みは白ワインと言ってしまってもいいそうだが、後半はナチュラルワインらしくなってきたとのこと。

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本場を思わせるようなベトナム料理を食べられるところ。 各料理に米粉の麺が付け合わせとしてついてくるので、お腹がふくれやすい。 Hania Raniのライブの終わりに、えとーさんと。 〈近くに行ったらまた行きたい〉の、星ふたつ。 ...... メニューの料理名が、ベトナム語のカタカナ表記ではなく料理を説明しているので、材料などは分かるのだけれど、それでも食べたことがないと思われる料理が多かった。 「豚肉の皮つき香五味焼き」(うろ覚え)は、かために焼かれて表面がカリカリした豚肉を、米粉麺とパクチーとなますと一緒に、甘辛いタレをつけて食べるとよい。 豚肉の塩味と香りがパクチーとよく合い、タレの甘さやなますの酸味も加わって、それらが淡泊な麺でまろやかに混ざり合い、それぞれを単体で食べるのはもったいないから。 フォーも、スープが美味しかった。