Nakao Tohru
アンコールワットで有名なカンボジアのシェムリアップは、プノンペンに次ぐ第二の都市です。現在コロナ禍にあり、日本からの渡航もやや面倒くさいのですが、行って見るだけの価値はあります。 世界遺産をめぐりつつ、カンボジア料理(クメール料理)を堪能する旅が続くと、ちょっとヌーベル・クメール料理を食べてみたいという気持ちにさせられます。そこでググって探しあてていたのがこのお店です。 ここは現在月替わりのメニューで、11月のコースはメインが蛙の45US$と、メインが米のビーガン38US$でした。それぞれの一皿は、パブストリートや他のレストランで食べたアラカルトメニューを思い出させてくれるのですが、その味は二味も三味もグレードアップしているのです。 とは言えど、街中のレストランでは5人程度でアラカルトを4~5皿を頼みビールを飲んで楽しい時間を過ごしても30~40US$で済むのですから、とても毎日来るようなお店ではありません。 シェフのチャレンジャブルなその腕前が、続きますようにと願うとともに、それを支えられるだけの経済発展を願って。