1.特大地アジフライ。 契約の釣人に締め方から保存方法までを指定。それが守られていないものは仕入れないという大将のオススメ。こだわりの一品。本日の限定数は7。 パン粉まで丁寧に仕込まれた肉厚なアジフライに、そのまま齧りついて頬張ると…(えっ?おれっち今豚カツ食べてた?)と脳が錯覚、これほど幸福度の高いアジフライはいままでに食べたことがなく… 嗚呼、これっていま幸せってことなんだな。と駒岡の地で悟りをひらく。特製のタルタルソースにはピクルスでなくネギがイン!和風のアレンジ! 2.ボストン産と青森県八戸産天然生本マグロの食べ比べ。 マグロは街のお食事処というより、完全に高級な寿司屋のヤツ。ひとくち戴けば、そこには存在しないはずの檜のカウンターや酢飯の香りが漂ってくる様な。 マグロがウマけりゃ、さり気なくネギをちらした付け合わせのワカメまでウマイ。本当に細かいところまで手が込んでいる。 気づかずにお皿をさげられたら、きっともったいないもったいないと後悔後悔また後悔。やがてはもったいおばけとなり、危なく成仏できなくなるトコロ。我が悔いは喰いナシ。 3.特製から揚げ コレは見るからに絶妙な揚げ加減。大きな鷄からが5個! でっけぇ〜なぁ〜とキツネ色の巨大隕石を箸で摘んで様々な角度から鑑賞し倒した後、ガブリとやれば、サクッ!プリッ!ジュワッ!弾力のある食感のあとにやってくる肉汁シャワーが至高。 このままでも十分、いや、思い出しつつ二時間は歩けるほどウマイのに、味変を楽しめる様、別皿で2種類の特製だれまでついてくるとは。 4.牡蠣 ツルンとすすれば口中に拡がる海の味。嗚呼、これはどこの海?広島?北陸?それとも東北?まさかの北海道?日本の津々浦々の海に想いを馳せながら「お前はドコの牡蠣じゃ?」と懐かしの石立鉄男となり、日本の海よ 宇宙よ 神よ 命よ。いますべての命に感謝している自分がいた。 5.桜明日香VIVACE 「うちに置いてある芋焼酎はコレ」ということで薦めていただいたのは、桜明日香VIVACE。芋の味をイモイモと主張せずスッキリ。それでいてなんとな〜く、ズブロッカのバイソングラス的な薬味を感じるような、そして健康にもよろしい様な、飲みすぎても悪酔いしない様な。 こんな芋焼酎みたことない。調べてみると、紅乙女酒造より限定販売されている芋焼酎。大分県と宮崎県の農林43号・ベニオトメという芋を原料にもろみの発酵温度や蒸留に細心の注意をして造られたこだわりの芋焼酎なんだとか。 こんな限定品をさり気なく提供して来るのが、まさか駒岡のお食事処とは…恐るべし駒岡、駒岡恐るべし。 5.マグロのハーモニカ 女将「うちって、ご紹介で来られる方がほとんどなんですよ。お客さんもどなた様のご紹介で?」 やま「実は〇〇さん(お兄ちゃん師匠)の投稿で。ずっと来たかったので」 女将「こちらのお客様、○○さんのご紹介ですって」 そして数分後「○○さんのご紹介なら」と隠し球の一皿を携えた大将が登場〜 聞けばマグロの縁側。超希少部位と言われるハーモニカ。お好みでシークワァサーを絞って。ということで、過剰なサービスまでいただいてしまい、とにかくもう、めっちゃ楽しませていただいた。 日替わりのメニューも多く、その他に秘密の品もありそうな玄人好みな感じ。今回は大将の食に対する造詣の深さを体感。次回は大将に希望を伝え2〜3品お願いしますなどお任せするのも楽しそう。じゅるり。 #大将のインスタはmalou_ya