Tomoya Miyazaki
野町駅
中華料理
昼下がりの柿ノ木畠入口の北京である、 ちまたでは、価格・量・質のバランスのとれたハイパフォーマンスの中華屋として知られているようだが、、オリは看破したね! こちらの昼下がりは間違いなく金沢でも有数の中華昼酒処である!! ある日の13時48分⁉ オリはチャリを店の前に横付けし、ふらりと店内に入り沈黙を守ったままカウンターの左隅に陣取った、、 水がでて来たタイミングをみ図り、先ずは静かに餃子とビールを注文、 その瞬間! 大将の眼がキラリと光ったのをオリは見逃さなかったね、、、彼は間違いなくオリのような客を待っちいた。 ビールはもちろんギンギンに冷えている! 出てきた餃子は一見乱暴に盛られたように見えるが、実に独創的なランダムスタイル⁉ いわゆる、“ 美は乱調にあり ” を彼はとことん身につけている、、しかも250円⁉ やはりご縁があったのであろう、 して、さりげにメニューを眺むると(ランチ用のメニューである、ここが重要!)、炒め物一品料理にすべて小皿があるではないか⁉ ここに至ってオリは確信を超えた大将の強い志しと意志を受け取った、、 御意! 貴殿の志しにオリは誠心誠意応えてみしょう!!! で、さりげに次の注文は、レバニラ炒め小皿480円⁉とウーロン杯極めて濃いめ、 大将の母上と思しき姐さんは、グラスに焼酎を注いだ段階で “ これくらいの量でよろしいですか? ” としかと確認してきた! やはり気は抜けない、と自分に言い聞かせた、、、 実に酒菜を貫く必要十分の淡目ね味付けをウーロン杯とともにバランスに気を配りいただいている間、 オリは迷った、、 ウーロン杯は間違いなくお代わりだとして、 〆はどっちの方向へ行くべきだろうか………? 中華としての型を重視するのであれば確かに炒飯かシンプルな麺であろう、、、いや、ここは勿論 中華屋であるが大将の志しは間違いなくその本道を外すことのない昼酒の志士を希求している!! オリは迷ったあげく、強い意志を持って揚げものの道を選んだ、、中華酒菜の定番! 春巻き300円である。 これを点心とする考え方にオリは賛同しかねる、、 昼下がりでは断じてない、昼と夜の隙間の時間帯にワゴンにてサーブされる小皿料理をお茶と共にたしなむという考え方は確かに一部の(ここ大事です)中華民国に於いては有り!であろう、、 しかしそれは香港や上海のような田舎者の観光客が集まる地域、しかもほとんどがその観光区域とホテル内である、、、 はっきり言おう、点心スタイルはレストラン等を経営するほんの一握りの富裕層の極めて拝金主義に基づいたアイドルタイムを見逃がさないビジネスライクな戦略である! 長くなった……、 もう最初の頃のことは忘れてしまった(´・_・`) 要はコストパフォーマンスの高い見事な一品料理としての春巻きで〆て、シヤワセ感を胸いっぱいに千鳥チャリでジッカ昼寝に向かったオリであったのであ〜〜る ( ̄ー ̄) ( ̄ー ̄) ( ̄ー ̄) ( ̄▽ ̄) #女子会