清流とグルメの都♪ 静岡県三島市特集〜♪
今回のテーマは「鰻」
三島といえば!鰻!! 当たり前過ぎるか〜
ところがそうでもない。
三島で鰻といえば、殆どの方々が食べログ上位3店舗くらいを目指して駆け込みますよね。
もちろん、それは間違えではありません。
僕はそれらの中でも《うなよし》さんの鰻好きですから。 三島の伏流水の中で泥を吐かせた清らかな鰻。
ですが、僕が今回紹介させて頂くのは!
三島の複数の和食系料理店関係者の方々から度々耳にしたお店《うなぎのむらかみ》
三島でNo.1!!との噂を聞き、やっと行くことができた。 ちなみに食べログでの評価は平凡。
《うなぎのむらかみ》さんで特筆すべきは、ブランド養殖鰻《共水うなぎ》を扱っていること。
ブランド養殖鰻といえば、坂東太郎等も有名だ。
さて《共水うなぎ》は、大井川の伏流水の中で育てられた養殖鰻だ。
ブランド鰻ゆえに、少々高額なのは覚悟の上で訪問。
お店は伊豆エリアに接する三島市のはじの方。
大場駅が最寄りだそうだけど、そこからも2kmほどあり、マイカーかタクシー等を利用しなければ、容易には行くことができない。
お店は、ひっそりとした住宅街の中にポツンとある。
お店前の道を挟んで、砂利敷きの駐車場が4区画ほどある。
お店に入ると・・・? え?こんな感じ?
まるで場末の食事処のような店内。
決してムードが漂っているわけでもなく、ここで美味しい鰻が食せるの?という不安さえ感じさせる。
年配のご夫婦で経営されている。
4人がけテーブル席が2セット、小上がり4人がけが1セット・・・
とても小さなお店だが、その分、店主夫妻の接客はあくまでもアットホーム。まさに場末の食事処感覚。
テーブル席に座りメニューを開くと至ってシンプル。
ブランドの共水うなぎは、上(¥9,500)、並(¥6,500)
国産うなぎは、梅(¥7,900)、竹(¥6,000)、松(¥4,000)という鰻重ラインナップ。
注文してから提供されるまでに40分かかるということなので、到着の30分ほど前に電話を入れて調理スタートしてもらうのも良いだろう。 *当たり前ですがキャンセルはできませんよ。
せっかく三島に来たのだから、注文したのは共水うなぎ並。 昼から贅沢すぎるけど、せっかく来たんだからね。
待ってる間に、ノンアルコールビールを注文すると、骨せんべいが提供された。
こんなに美味しい骨せんべいは、そうないな・・・
気分はマンモス ハッピー♪
店主夫妻との会話も楽しみ、気づけば、鰻重が完成。
といっても実際はお重ではなく、丸くて大きい丼だけど。
それにしても・・・「丼だけ〜〜〜♪」 by 言ってみたかったw
意外と大きい・・・ でも、どうせ上げ底で上品なもんだろう・・・
蓋に手を伸ばし開けてみた・・・
「わぉ! 丼だけ〜!!」
並なのに、厚みのある大きな鰻蒲焼が、多めのご飯の上にでんと鎮座・・・
この量は凄いな・・・
価格とのバランスがここで一致(自分に納得させる)
さて、口に運んでみると・・・
おーーー! 風味豊か♪ 流石に天然鰻とはいかないまでも、鰻の持つ清らから風味がふんわりと口の中に広がる。
タレは、甘みと辛味のバランスが良く、まさにコクうま。
不思議だったのは、こちらで食事した後、口の中に後味として残っていたのは、タレではなく鰻の風味。
なんか、良いもの食べちゃったー!という感覚が夜まで続いた。
共水うなぎの能書きにあった天然うなぎと養殖うなぎの良いとこどり!というのが理解できた。
これだけ感動したのは風祭の友栄の青うなぎ以来かな。
お世辞抜きに美味しかったです♪
ごちそうさまでした♪